インド占星術サンプル2 & レッスン
今朝。西洋占星術とインド占星術のちがいをLINEで聞かれたので、noteにまとめておきました。
その記事を見た別の方から、
Whole Sign House(全サイン1ハウス制)は、1つの星座まるごとが1ハウス。~~~略~~~
それで、重要なのは「その支配星がどこにいるか」・・・って読みます。
これの支配星を使った読み方を教えてください。
とLINEが来たので、サンプルを使ってやってみますね。
あと、今まで有料部分を個別記事に価格付けていましたが、今回はメンバーシップにのみ公開しています。

ラグナ
蠍座ラグナ(1室)
→ 支配星:火星
→ 共同支配(ヴェーダでは副次的に):ケートゥ的性質も出る
これについて少し説明します。
西洋占星術では古典占星術(トラディショナル)時代、
蠍座=火星
水瓶座=土星
・・・という支配星で、外惑星はまだ発見されていなかったのですが。
その後
天王星(1781)
海王星(1846)
冥王星(1930)
が発見されて、
「この星、蠍座っぽくない?」
「水瓶座っぽくない?」
・・・となって。
蠍座=冥王星
水瓶座=天王星
になりました。
火星や土星は旧支配星扱いする派と、共同支配していると考える派があり、今日支配派が一番多いのです。
しかし、ヴェーダに共同支配星の考え方はありません。
なぜなら、新しく発見された惑星は採用されていないから。
ただ、蠍座の支配星は 火星のみなのですが、一部の占星術家が
「蠍座はケートゥと親和性がある」
と言うことがあるんです。
蠍ラグナの支配星は火星だけ。
ただし
蠍座の性質がケートゥと似ているため
ケートゥが強い人は
蠍っぽさが増幅することがある。
という話。
あと・・・
西洋占星術で支配星はRuler(ルーラー)って呼びます。
やや象徴的な支配のイメージ。
ヴェーダではLord(ロード)って呼びます。
〇〇ハウスの主・・・というイメージで、支配というより「所有者」っぽいです。
では、本線に戻ります。
蠍ラグナの基本
・深い
・極端
・探求型
・簡単に信用しない
・内面強い
ラグナは基本的な性質です。
極端とは、静かな側面と、激しい側面を持っている・・・
好き嫌いがはっきりしている・・・
などと読めます。
蠍座の性質は、西洋占星術にも共通しているので対人関係では1対1の深い関係を好み、運命共同体のような魂の付き合いを望む傾向にあります。
ただし独占欲が強いとか、夢中になると周りが見えなくなるというのも西洋占星術と共通しています。
ラグナロード(火星)
火星は 蟹座9室・減衰(品位の減衰については後述しています)
ラグナロードが減衰というのは、
「自我の出し方がストレートじゃない」
ということ。
蟹座9室
・思想
・哲学
・精神性
・先生
・探究
に感情が絡み、信念が情緒的。理屈より「感じた正しさ」を優先します。
1室と9室がつながる
きらら舎チャートではハウスの数字を書いていませんが(次から書くようにしますね)、ラグナを1として(ここは西洋占星術と同じ)、時計回りに2、3、4・・・って順番です。
自分を表す1室は蠍座。
蠍座の支配星は火星。
火星がいるのは思想の9室。
→ 「思想で生きる人」
でも火星減衰だから、戦うより守る方向。
8室太陽(双子)
8室に太陽。これは
・深掘り
・秘密
・心理
・変容
・研究
太陽が8室・・・ううう・・・しかもロードは双子。
→ 言語で深掘るって感じでしょうか。
太陽(人生の中心)が双子座(言語・情報・思考)にあって
しかもそれが8室(深掘り・秘密・裏側)。
さらに双子座のロードは水星で、それが9室(思想・哲学)にいる。
だからこういう流れです。
ううう・・・って言ったのは、
太陽の基本は
・自我
・中心
・存在感
・人生の方向性
・父性原理
・・・といった表に出る光です。
8室のテーマ(ヴェーダ)は、
・変容
・危機
・隠れたもの
・深層心理
・研究
・他人の資産
・カルマ
・秘密
・・・といった裏側なんですね。
光×裏側になると・・・光が地下にある・・・だから、うううって(笑)
難しい読みになるんですが、
・表立って自己主張しない
・人の裏側を読む
・危機で覚醒する
・普通の成功路線より、変容型人生
になる傾向でしょうか。
ヴェーダでは8室はダストハウス(6・8・12)扱いにくい部屋とされているんです。
だから
太陽が楽に輝く場所ではない。
だけど
研究者、心理系、占い師、医療系、相続、不動産、保険
こういう分野は強い。
今回は、ラグナと太陽を、ざっくりですが、こんな風に読んでいきます。
読む天体・それが象徴するもの。
それがどの部屋にいるか。
部屋が意味するもの。
天体のロードは何か。
その天体はどの部屋にいるか。
その部屋の象徴するもの。
・・・こうやってみ~~んな関連させながら読んでいきます。
以下の記事も参考にしてみてください。
「インド占星術」
インド占星術を読み解こう/ラグナ
インド占星術を読み解こう/ハウス
インド占星術/アシュタカヴァルガ
品位
ヴェーダの「品位(ディグニティ)」は、西洋よりシンプルだけど、ちゃんと段階があります。
高揚
↓
ムーラトリコーナ
↓
本来
↓
友好
↓
中立
↓
敵対
↓
減衰
基本の品位(大きく5つ)
① 本来(Own Sign / スワクシェートラ)
その星のホーム。
例:
火星 in 牡羊・蠍
水星 in 双子・乙女
自然体で力を出せる。
② 高揚(Exaltation / ウッチャ)
一番パワーが出る場所。
例:
太陽 in 牡羊
月 in 牡牛
火星 in 山羊
水星 in 乙女
木星 in 蟹
金星 in 魚
土星 in 天秤
スーパーモード。
③ 減衰(Debilitation / ニーチャ)
高揚の反対側。
例:
火星 in 蟹
水星 in 魚
力が出にくい。
④ ムーラトリコーナ
本来と高揚の間みたいな特別ポジション。
「本拠地にかなり近い安定領域」。
例:
太陽 獅子 0°〜20°
木星 射手 0°〜10°
など(惑星ごとに度数指定あり)
かなり強い。
⑤ 敵対・中立・友好サイン
惑星同士には「相性」があります。
例えば:
火星と太陽は友達
水星と月は微妙
・・・その友好関係によっても
強さが微妙に変わります。
でも重要なのは「減衰=ダメ」じゃなくって。
減衰でも
支配星が強ければ回復する
高揚星と絡めば補われる
ニーチャバンガ(減衰打破)もある
だからヴェーダは単純な吉凶じゃなくて構造バランスなのです。
ムーラトリコーナの度数など・・・深堀すると今日中に終わりそうもないので、今日はここまで。
一覧はメンバー限定にて書いておきます。
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