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子育てから始まった、対話の仕事── 私がコミュニケーションを伝える理由

こんにちは、桐生純子です。

今日は、私がコミュニケーショントレーニング
の仕事を始めることになった、
原点の話を書いてみたいと思います。

ちゃんとやっているはずなのに、
どうして、言葉が届かないんだろう。

その戸惑いから、私の仕事は始まりました。

卒業して、都市銀行に就職しました。
正直に言えば、「これがやりたい」と強く願ったわけではありません。
周囲に勧められるまま、自然な流れで選んだ道でした。

その後、結婚、出産。
生活は、思っていた以上に大きく変わりました。

子育ては、想像以上に濃密でした。

子どもは、思い通りにならない。
言葉を尽くしても、伝わらない。
受け止めきれない自分に、戸惑う日もありました。

だから毎日、考え続けることになりました。

どう伝えたらいいのか。
どう受け止めたらいいのか。

人と人とが、本気で向き合う場面が、
分刻みで訪れる日々。

そのとき、学生時代に学んだ心理学
とくにコミュニケーション学が、
はじめて「机上の知識」から
「生きた道具」に変わりました。

そして私は、気づきました。

言葉は、正しさではなく、
関係をつくる力
なのだと。


子どもは、私の最初の先生だった

私は、子どもたちを
「子ども」としてではなく、
一人の人間として向き合ってきました。

子どもたちも、子どもなりに、
ちゃんと考えていました。

「理由がなければ、お母さんは納得しない」

そう思って、
一生懸命に言葉を探しながら、
自分の気持ちを伝えようとする。

その姿に、私は何度も学ばされました。

言葉を投げる側が、覚悟を持つこと。
相手が受け取れる形で、伝えること。

それは、相手を尊重するということでした。

そして、不思議なことに、
尊重は、時間をかけて、必ず返ってくる。

この感覚は、いま、
会社を一緒に運営してくれている仲間との関係にも、そのまま息づいています。

対話は、技術の前に、姿勢なのだと、
子どもたちが教えてくれました。


家庭は、生き方の原点

子どもとの対話を通して、
私は、ひとつのことに気づきました。

人の育ちの土台は、
家庭で交わされる、日々の言葉の中にあるということ。

「どう育てるか」より、
「どう向き合うか」

その感覚は、やがて、
リーダー育成にもつながっていきました。

在学中に学んだファミリーコミュニケーションのプログラム。
もともとはビジネスパーソン向けの内容でしたが、根底にあったのは、
人がどのように関わられて育つのか、という視点でした。

心理学に基づいた、成長段階の体系。
その学びを深め、トレーナー資格を取得しました。

最初は、同じように子育てをする仲間と、
支え合いたいという思いからでした。

けれど少しずつ、
「職場でも学びたい」と声をいただくようになり、企業からの依頼が増え、活動は、会社組織へと広がっていきました。

ひとりではできないことを、
価値観を分かち合う仲間と実現したい。

それが、私が起業を選んだ理由です。


コミュニケーションは、生き方のスキル

20年以上続いている子育てセミナーも、
私自身の子育てと、同時に育ってきました。

不安を抱える親御さんに、いつもお伝えしているのは、
「親として完璧であること」ではなく、
「親としての姿勢を整えること」です。

子どもが5歳なら、親も5歳。
一緒に育っていく。

その先で、手渡したいのは、
「これでいいんだ」と思える安心感です。

この考え方は、企業向けの研修でも変わりません。

営業でも、リーダー育成でも、ホスピタリティでも、本質は同じ。

コミュニケーションは、
人との関係だけでなく、
自分の生き方を整える力です。

知っているかどうかで、
人生の質は、静かに、
でも大きく変わっていきます。


座右の銘

「美しく、しなやかに生きる」

努力は、水面下で。
水面上では、柔らかく。

育む力を忘れずに。


私のテーマカラーは、赤。

私のテーマカラーは、赤。

誠実さと、情熱。
そして、人に愛される力。

愛される力とは、
チャンスを“もらう”ことではなく、
人と人をつなぎ、
機会を運んでもらえる人であること。

成功は、自分ひとりでは完結しません。

人が人をつなぎ、
機会がめぐり、
信頼が静かに広がっていく。

そのすべてを、
感謝とともに受け取れる人でありたいと、
いつも思っています。


読んでくださったあなたへ。

『違いこそ、恵み。』

人は、違いを怖れます。
けれど、違いがあるからこそ、
支え合う力が生まれます。

あなたの中には、
必ず光るものがあります。

自分を愛すること。
それが、他者を愛する土台になる。

人が人をつないでくれる世界で、
どうか、自分の良さを見失わないでください。


最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

もし今、言葉が届かないと感じる場面があったら、その奥にある願いを、少しだけ見つめてみてください。

こうした「言葉と距離感」の話を、noteで少しずつ続けています。合う方は、フォローしていただけたら嬉しいです。

▶︎私が大切にしている考えた方は


Profile
桐生 純子|コミュニケーショントレーナー
管理職・リーダー層の対話や関わり方をテーマに、企業研修・講演を行っています。
現在は、ひとりで抱え込まずに自分の感覚に戻っていくための個人向けコーチングにも力を入れています。

※ 桐生純子について詳しくは、自己紹介noteへ。
▶︎ 自己紹介はこちらから

言葉が届かないとき、私はいつも、
その奥にある"願い"を見つめてきました。
子育ての中で覚えたこのまなざしは、
今も、私の対話の仕事のいちばん深いところで生きています。

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