「ザ・クロウ」(備忘録的感想)
アメコミが原作のダークヒーロー作品という事で期待をして観に行ったが、よくわからない雑な内容の作品だった。
子供の頃、飼っていた馬が鉄条網に絡まって死に、家も燃えてしまったと言うトラウマを持つエリックは、その後薬物中毒で矯正施設に入っていた。
シェリーは友人のゼディから、動画をアップしたと連絡を受ける。
ゼディはこれでヤツらから解放されるから、街から逃げ出そうとシェリーに持ち掛けた。
しかしその直後、ゼディは拉致されてしまう。
シェリーはすぐに仲間のドムに連絡し、ゼディの部屋で落ち合おうとするが、その途中薬物所持で警官に捕まってしまった。
ゼディは拉致された後、動画に映っていたヴィンセントから耳元で何かを囁かれると、自らナイフで首を切って死んでしまう。
シェリーは薬物矯正施設に入れられ、そこでエリックと出会う。
二人はすぐに仲良くなるが、シェリーを追う集団が矯正施設にまでやってくる。
二人は矯正施設から抜け出し、シェリーの部屋で過ごすことにした。
しかしそこに集団が現れ、二人は殺されてしまう。
殺された二人はイメージで、水中の深淵へと落ちていくが、そこからエリックだけが浮上する。
エリックが水から上がると、ターミナル駅のような場所に謎の男が立っていた。
謎の男は復讐の後で魂を永遠に捧げるのなら、復讐のために不死の力を授けると言った。
エリックはそれを受諾し、自分とシェリーを殺したヴィンセントたちに復讐するために復活した。
登場キャラの説明がほとんどないままストーリーが進行していくため、最後まで何が主題なのかわからない映画だった。
冒頭、主人公のエリックは愛馬が死んで悲しむが、建物が炎上したシーンが挟まったあと、いきなり薬物厚生施設にシーンに飛ぶ。
その間のエリックのバックグラウンドは、一切説明されない。
シェリーについても、そもそもヴィンセントが何者でシェリー、ゼディ、ドムがなぜ事件に巻き込まれたのかもわからない。
動画に映っていたのはヴィンセントとシェリーなのだが、シェリーにその記憶があったのかどうか、重要な部分の説明もなしだ。
ただ、エリックが復活した後、ヴィンセント一味に復讐するアクションシーンはなかなかの見ごたえだ。
レイティングがR15+なのも頷ける激しさだ。
矯正施設を抜け出した後の、エリックとシェリーの二人の愛の世界にかなりの時間が割かれているが、この映画を観るのはアクションを期待する観客層だと思われるので、この愛の世界は不要ではないかと思った。
アクションシーンは良かったが、それ以外はまったく意味のわからない残念な映画であった。
41.ザ・クロウ
よろしければこちらもお読みください
渋谷の墓参り|K2sato
房総高校書道部物語
いいなと思ったら応援しよう!
こんな辺境の文章を読んでいただきまして、本当にありがとうございます!