「殺手#4(キラー・ナンバー4)」(備忘録的感想)
「万事快調〈オール・グリーンズ〉」や「禍禍女」で、次々と新ジャンルを開拓している南沙良がW主演と言う事で観に行った。
正直かなり荒っぽいストーリーで、なぜ今、香港との合作でこの映画が製作されたのかよくわからないが、想像していたよりはまとまった作品になっていた。
世界的暗殺組織の香港チームに所属するNo.4(ジェフリー・ガイ)は、日本での仕事の指令を受けた。
来日して標的である暴力団組織の幹部熊谷を始末するが、その現場に雲(南沙良)が現れる。
雲は自分はこの仕事の依頼主で、さらに3人を始末して欲しい、報酬は2億円支払うと言った。
No.4は、仕事なら日本のエージェントのラーメン屋を通すように言うが、雲は最初の仕事もまだ代金1億円の半分しか払っていなかった。
一方、熊谷を殺された組織はNo.4を探していた。
No.4はラーメン屋に報酬を受け取りに行くが、店主は雲から依頼金を受け取っていないと拒否する。
そして72時間以内に依頼金を支払わなければ始末すると、雲に言った。
No.4と雲は暗殺の代金支払いのために、組織から残りのカネを奪う事にする。
冒頭にも書いたが、ストーリーはかなり強引だ。
雲には、父親同士が仕事仲間だった小学生のボスという仲間がいる。
よくある設定で、ボスは小学生だがITに詳しく、組織の事をいろいろと調べてくれるのだがバックグラウンドは何も説明がない。
ストーリー展開に必要なキャラを、強引に組み込んだ感がハンパなかった。
ただ、アクションはかなり作りこまれている。
「ベイビーわるきゅーれ」シリーズや「俺たちバッドバーバーズ」の阪元裕吾が制作陣に参加しており、アクション監督の坂本浩一という人も「パワーレンジャー」シリーズなどを手がけているらしい。
予算が少ないため、舞台を人が少ない閑散とした地方都市にしていたのだと思うが、逆に殺し合いに一般人が巻き込まれないと言う部分では違和感がなくなっており、アクションに集中できた。
言葉の通じない二人の交流も、作品全体のアクセントになっていた。
B級にも届かないC級アクションかもしれないが、想像していたよりは悪くない作品だった。
61.殺手#4(キラー・ナンバー4)
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こんな辺境の文章を読んでいただきまして、本当にありがとうございます!