プロジェクトX~再生への道
この文章は、母がまだ存命だった頃、私が最も苦しみの中にいた時に綴ったものです。
当時の張り裂けそうな心の乱れをそのまま感じていただくため、あえて一切の手直しをせず、当時の言葉のままにしてあります。
テレビをあまり見ない人でも、NHKの『プロジェクトX』という番組はご存知だろう。
4月25日までの私は、自分自身の「プロジェクトX」を成功させるために燃えていた。
ところが、4月26日の朝。思いもよらない事態が起き、私のプロジェクトXは、皮肉にも「プロジェクト×(バツ)」へと一変してしまった。
母が余命宣告を受けるほどの重病に倒れ、その対応に忙殺される日々が始まったのだ。
加えて、認知症の父からも目が離せない。
かつてパニック障害を患っていた私自身も、大きなショックとストレスから、持病の再発を予感させるうつ症状に襲われている。
正直なところ、もはや仕事どころではない。
だが、ここで私が倒れるわけにはいかないのだ。
私は独身で兄弟もいない。自分がしっかりしなければ、家庭までも「×(バツ)」にしてしまう。
いつか再び、日常を「プロジェクトX」へと戻すために。 今はただ、泥臭くとも踏ん張るしかない。
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認知症の父を介護しながら、再起をかけて執筆を続けています。
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この小説の主人公も子供の頃に母を亡くしています。彼も、その悲しみを乗り越えるために頑張っているので、ぜひ応援してやってください。
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