平等だから、不幸ではない
私は今、どん底にいます。
そんな状況ですが、テレビで「笑点」を見ながら焼酎を飲み、魚をつまんでいます。
お酒と娯楽番組のおかげで、一瞬だけ心が軽くなるのを感じました。
どんな状態であっても、笑って過ごしたほうが断然「得」です。
精神科医・斎藤茂太氏の言葉を借りれば、「にもかかわらず」笑うこと。それが今の私にとって、何より大事なのだと感じています。
考えてみれば、死は誰にでも平等に訪れるものです。
父はよく、「(お迎えが来るのは)早いか、遅いかの違いだけだ」と言っていました。
その通りだと思います。どれほど医学が発達しても、人は必ず死ぬという事実だけは克服できません。
世間では「認知症にならず、ピンピンコロリ」で逝くのが理想とされています。
しかし、死の瞬間まで聡明であるということは、迫りくる死の恐怖と真っ向から向き合い続けることでもあるのではないでしょうか。
今、認知症の父は大病で入院していますが、その表情はとても穏やかです。
そんな父の姿を見て、私は心から「すごい」と尊敬しています。
命が尽きるその時まで、どうかこのまま穏やかに過ごしてほしいと、切に願っています。
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