②『13歳からの地政学 カイゾクとの地球儀航海』田中孝幸(2022・東洋経済新報社)/ 2日目 日本のそばにひそむ海底核ミサイル
核ミサイルは海の中
原子力潜水艦!
そっか、こういうことか~~。
カイゾク先生によれば核兵器はただ持っているだけでは不十分。
①「いつまでももぐっているための原子力潜水艦」
②「海の中からミサイルを発射する力」
③「潜水艦を隠すための深く、自分の縄張りにできる安全な海」
の3つを確保でき初めて最強アイテムとして機能するのだそう(p.64)。
そして現在この3つを全て取り揃えているのはアメリカとロシアの2国だけ。ロシアの隠し場所はオホーツク海。
んじゃ中国は?? どの条件を満たしてないんだろう?
・・・・って思ってたらしっかり解説がありました。彼らに欠けているのは③の深い海。ゆえに中国は南シナ海を欲しがっているのだそう。
だがここはどんな国の船でも自由に出入りができる国際的な海。いったいどうやってここを手中に収めようとしているのか。
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埋立によって人工島を創り出し、軍事基地を建設。
ベトナムやフィリピンと揉めているが無視。少々トラブろうが、ここを手に入れる利益のほうが断然に大きいのだそう。
無茶苦茶するなと思うけど、大きい国ってだいたいこんなよな~。
そらこうなるかも。
部長の動画に面白いエピソードが紹介されてました。
第二次大戦時のイギリスとの外交交渉の話。日本とイギリスとではどこがズレるか。
日本人は自国が進んで誠意を見せれば、他国からもそれ相応の遠慮や気遣いが返ってくるのが「当然」って信じて疑わない文化。ジャパニーズお花畑の起源はこれか。
リアリスト群からはけちょけちょにバカにされがちですが、でもこれ、けして悪いことじゃあない気がするんですけどもネ。
「領土というものはぼーっとしていたら取られるというのが世界の常識だ」
「尖閣諸島だけでなく、沖縄も将来中国になってしまうかもしれない。中国の学者の中には、沖縄はもともと日本ではなくて中国のものだったという人もいる。100年後の沖縄が中国のものになっている可能性は、十分考えられる」
沖縄とられちゃったら海がだいぶ減りますね
日本、ますます貧乏になりそう
誰も助けてくれないし、裁かれもしなかった例。クリミア。
日本のどこかが中国に取られてしまったら、それを取り返すためにほかの国が何かしてくれるかというと、それを期待するほうが間違っている。
なんだかいかにも保守っぽい記事になってしまいましたが(私自身は保守でもリベラルでもないのですが)、保守だのリベラルだのって以前に、カイゾク先生のおっしゃることは普通に「事実と現実」だと思う。
遠交近攻
国の位置がその国の外交の立場を決める(p.84)
