見出し画像

エッセイとは、人生だ。

いいエッセイとは、いい人生だ。

それはつまり、うまく書くことでも、読者を感動させることでもない。
“自分がどう生きたか”
その実感が、書いた文章にそのままにじみ出る。


いい人生には、その人なりの「基準」がある。
同じように、いいエッセイにも、その人なりの「基準」があるように思う。


たとえば、生き方がめちゃくちゃでも、
それでも“強く生きていこう”とする人生には、何かがある。


あるいは、どれだけ丁寧に整えられていても、
その中に何も感じられない、
心が空っぽな人生も、きっとある。


目指す“いい人生”が変わるように、
“いいエッセイ”も変わる。


今の気分が変わるように、目指したい自分の姿も変わっていく。
それなら、いいエッセイも“変わっていい”のだと思う。


身を削るように生きていくことが美しいと思えるときもあれば、
凪のように静かに生きていたいと願うときもある。


ああ、それでこそ人生だし、
それでこそ、エッセイが人生そのものだと思えるのだ。



自分の生きている意味を問う。
自分なりの“いいエッセイ(人生)”を目指しながら、
これからも書いて生きていく。




✍️

夏山りんごさん

いいエッセイが書きたいとわたしも思う。でもそれが何なのか、わたしはまだわかっていない。
できることならば、悲しくなくて、重くなくて、気分が晴れるようなものがいいなと思う。

『いいエッセイは身を削らないと書けないのだろうか』より

こちらをきっかけに、“いいエッセイ”について、考える方が増えています。


音羽しーなさん↓  

私にとっての「いいエッセイ」は、感動する話でも、スキが多いでもなく、重くても、軽くてもいい。その人の心の中身を覗けるもの。かな。

『わたしにとっての「いいエッセイ」とは?』より

神崎さやかさん

結局は答えがわからなかった。どなたか「答え」を知っている人がいれば教えてほしい。「いいエッセイ」とは何か。あなたの考えも知りたいな。「答え」を知らなくても、「こんなふうに考えてみたよ〜」も読みたい

『「うまい」「読みたい」「好き」なエッセイについて語ってみた。』より

ことばとさん書く部のお題にも。「わたしが思う、いいエッセイとは?」


小海いとさん

わたしはもう身を削らなくていい。
日常を豊かにして、血を熱く濃くして、命をとり分けるように文章をつむげばいい。

『身を削ることをやめ、血を流す』より

もすもとさん

いいエッセイとは、
「書いている人が、ちゃんとそこに“いる”こと」

『つたなくても、「わたし」がいること|いいエッセイとは?』より

これは、書いても、読んでも、考えるだけでも、たのしいお題。
りんごさんの記事から、たくさんの人につながっていく感じが、ほんとうにすてきです。

みなさん、やっぱり書くことについて、いつもいろいろ考えていらっしゃるんだろうなと、またさらに考えさせられています。

いつも脳内をのぞかせていただいて、ありがとうございます。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集