見出し画像

15年間演劇をやっているけど果たして自分にファンはいるのか

8月17日をもって36歳になる。36歳になりました。才よりも歳が似合う年齢となってきました。ありがとう。
35歳からアラフォーだった訳だけど、36歳になって40歳が目前なことが現実味を帯びてきた。なのに未だに未来に不安を感じると大学生の卒業間際の頃の夢を見る。周りは就活をしていたのに全く何もやらなかったあの頃の自分は漠然とした不安への象徴なんだろう。将来の先の見えなさに対しての。そういう夢を見て起きてから、しばらくドキドキして、そうか自分はもう大学生じゃないんだった、とじんわり落ち着いていくんだけど、そのたびにメンタルと状況が大学生の頃とあまり変わっていないことに憮然としてしまう。後悔のある生き方はしてないけど、もっと自由自在だぞ俺は!、と夢の中で途方に暮れてる大学生の自分に言えるぐらい、もっとやりたい放題に生きたい所存であります。

36歳になって生きてることの次に長く続けてることが演劇となってきた。もう15年はやってることになる。色んな人のお世話になりつつ、何とかかんとかやり続けて気づけば15年も経っていた。劇団や事務所に所属していたこともあったけど、昨年から完全にフリーとなって1年以上経過した。その状態で最近思うのは果たして自分にファンというものは存在するのだろうかということだ。
もちろん15年も続けられているので、色んな人の助けを得ながらここまできた。それはもう、ひしひしと実感しているのだが、純粋に山川恭平という役者・表現者のファンという人が存在するのかと言われると、そんな人いるのかしらと思ってしまうのが現状だ。

こういうことを考えてしまうのは、演劇には集客力が必要だからだ。自分は演劇を主戦場としているし、これからも演劇を続けていく上では絶対的に集客力は必要だ。演劇は収入源が公演のチケット代がほとんどを占めている。ギャラがチケットバックの公演に出演する時は露骨に収入に影響するし、たとえギャラが決まっていたとしても集客でも作品に貢献したいし自分が出演する作品であれば沢山の人に見て貰いたいのは当然だ。
自分はこの集客力がびっくりするぐらい安定しない。呼べる時は6~70人呼べるが、全然の時は10人もいかない。

ファンがいる人というのは、その人が何某かのイベントに出るという情報を出すだけで、予約が埋まっていく人のことをいう。そういう意味では自分にファンはほぼいない。何人か思い浮かぶ顔もいるし、SNS上では別名義のために自分が把握し切れていない方もいるかも知れない。ただ僕の発信すること全てに反応するファンというものはいない気がする。
これは僕の活動の仕方に問題がある。

色んなことをやり過ぎているのだ。
ここ1年ぐらいの演劇だけでも下ネタ童貞演劇、こどもミュージカル、LGBT二人芝居、即興&短編公演、コント、パンクロックな会話劇。色んなジャンルをやっている。その合間に歌のライブ活動をソロライブ2回、役者の歌ライブ、別の方のライブにゲストで歌ったりしている。
ジャンルの近いところでやればお客さんの層も近いので、何度も観てもらうことが出来て団体やジャンルのファンから個人のファンになってもらいやすい。これが小劇場での王道なファンの増やし方だと思う。
ただ、自分は自分が面白いと思うものなら何にでも出る、むしろ違うジャンルに色々出た方が面白いじゃんとすら思っているので、それはそれで当然楽しいのだけど、そのせいで如何せん一般の人に同じ役者だと認識されづらい。バカみたいな奇声をあげる童貞の男の子・寡黙な仏像職人の青年・高圧的に子供達を圧倒しつつ美声で歌い上げる教頭先生、をジャンルも界隈も全然違う作品でやるので当然である。認識できないうちに色んなことをやり過ぎると人はそんなに追っかけてくれないものらしい。困ったもんである。
またジャンルレスに何でも出ると、一口に面白いと言っても、その面白の種類は毎回変わってくるので、自分が発信する範囲では面白の趣味が合わない・もしくは面白がリーチしにくい場合が往々にして多い。自分が上手い宣伝の方法が思い浮かばない時は残念ながら全然お客さんを呼べないことも結構ある。面白いはずなんだけど、こんなに伝わらないかと悔しく思うこともしばしばだ。

Peachboysのメンバーとして活動していた時はそれでも良かった。個人的な集客が弱くても、最終的にPeachboysに還元できれば問題なかったからだ。元はと言えば色んなジャンルに出ていたのも、経験豊富なピーチの他メンバーに負けないように自分も経験を重ねて幅を広げようとしていたからで。その経験は確実にピーチに活きていたと思う。また、どんな作品に出る時でも面白いと思って出ていたけれども、どんなジャンルのものと比べても結局Peachboysが一番面白いと思っていた。だから、僕個人の名前だけでは集客が弱かろうが、他の団体の面白を届ける宣伝力が無かろうが、Peachboysに客が呼べてピーチを一番面白く出来るならそれで良いかと思えた。
実際、自分を応援してくれている人もpeachboysを一番楽しみにしてくれる人が多かった。個人で100人以上呼んだことがあるのもPeachboysだけである。自分の数少ないファンも、Peachboysからなってくれて、終わった今も応援してくれている印象だ。ピーチを軸にしながら演劇活動をずっとしていたが、それは間違っていなかったと胸を張って言える。

ただ、完全にフリーになった今、このままではいかんよなーと思っている。
応援してくれる人はそれこそ沢山いて、それは本当にありがたいのだけど、本当にありがたいからこそ、もっと強固な発信力を持たなきゃなと思う。
ジャンルを絞るのは一つのファンの増やし方として絶対に正解なんだけど、自分の性分として飽きちゃうので絶対にやらない。というか出来ません。これからもジャンルレスに色んなものに出たい。で、出るからにはどんなジャンルであろうが最高に面白い作品にするし、その面白を全然興味ない人にもリーチさせることが出来るようになりたい。というかならなきゃいかん。
演劇を軸に役者活動をしていくことは変わらないけど、それと同時並行で、歌(ミュージカルetc)、アクロバット(パルクールetc)、イラスト(デザインetc)も力を入れていきたい。ピーチの時と同様、ジャンルに拘らないで自分が面白いと思うものに取り組むことで自分の表現の幅を広げてきた自負があるので、それぞれの表現活動を形にしつつ、それらを最終的に役者・山川恭平に集約していくような、そんなことをしていきたい。
そんで山川恭平という名前だけで、なんか面白いことが起こりそうだと思ってもらえて、いっぱいお客さんを呼べるような存在になりたい次第です。

36歳の抱負としてはこんな感じ。

かおやさいのLINEスタンプが出来たのでバースデープレゼントとしてみんな買ってください。

かおやさいって何なの?って言われるけど、フォトショのAI画像生成で遊んでたらこんなん出来ましたっていうやつで、それ以上でもそれ以下でもありません。
野菜は作り切った気がするので次は顔面を木か岩にしようかと思ってます。

あと今月、大喜利に出ます。
初めての試みでどうなるか分かりませんが是非観に来てください。

この前までLIVEのゲストで歌って、恐竜の身体に似顔絵がついてるイラスト描いて、こどもミュージカルに出てて、
今度はかおやさいのLINEスタンプ作って、大喜利大会に出るって。
意味わかんねえだろ!!
これからもこんか感じで活動していくからな!!!!!


最近書いた記事

いいなと思ったら応援しよう!