【神社参拝のハナシ】久留米編③:赤い鳥居に導かれて参拝した日吉神社とちゃんうどん(福岡県久留米市)
「早く久留米駅に戻ろう」
筑後川を河川敷から見た後、私はそうつぶやいた。
この猛暑のなか、JR久留米駅から篠山神社までの道のりを歩き、そして足早とはいえ篠山神社の境内を散策。
これ以上外を歩き回るのは危険だと思った。
そしてこの段階で、JR久留米駅の西側にある水天宮を参拝するのを諦めた。
JR久留米駅に戻って一息入れたとしても、またこの猛暑の中を約1キロ歩いて行くのは正直しんどい。
水天宮はまた改めて涼しい時期に参拝することにした。
JR久留米駅までの戻り道は、スマホの案内通りに行くことにした。
やはりこちらの方が最短コースのようで、すぐブリヂストン通りにたどり着いた。
その途中、久留米城の二の丸・三の丸跡の石碑があった。
普段なら立ち止まって写真を撮るが、この時は写真を撮る余裕もなかった。
一刻も早くJR久留米駅に戻りたい!
その一心だけだった。
ブリヂストン通りを歩き、交番前の交差点にたどり着く。
JR久留米駅はもうすぐだ。
その時だった。
赤い鳥居がチラッと目に入った。
交番の横に公園がある。
その間に敷地があり、そこに赤い鳥居と社っぽいものがあった。
実は篠山神社に向かう時に、それらの存在は確認していた。
ここで私は思う。
「どうしよう。ちょっと行ってみたい」
久留米駅に一刻も早く戻りたい私。
でもあの赤い鳥居が何か気になる私。
2人の私が頭の中でぐるぐる回る。
結果、赤い鳥居が気になった私が勝った。
まぁJR久留米駅に近いし。
そんなやり取りを終え、交番の正面を通り過ぎると、左手にこんな案内板があった。

道路からは赤い鳥居と社しか見えなかったため、稲荷神社がポツンとある所かと思っていた。
しかし、案内板には数々の境内社の名前が。
また恵美須神社の漢字表記を初めて見た。
ここはどういう神社だ!?
よくわからないまま、境内へ。






この社の後ろ姿と赤い鳥居が私をここに導いた






何となく気になったため撮影した
境内はこじんまりとした広さ。
ただその広さにも関わらず、案内板通りの数の境内社が、境内の周りに沿うように鎮座している。
境内にいらっしゃる神様に順番にご挨拶。
この暑さで体力は限界に近い。
ただ不思議と落ち着いてご挨拶できた。
暑いのには変わりないが、ここだけ空間がちょっと違うような・・・。
そんな気がした。
おかげで少し体と心が落ち着いた。
赤い鳥居が気になって訪れたが、ご挨拶しに行って良かったかもしれない。
ここもまた涼しい時期に、もう一度ご挨拶させていただきたい。
ただ御由緒のようなものが見当たらず、この神社の詳しいことはわからなかった。
境内に向かって一礼し、再びJR久留米駅に向かう。
JR久留米駅に着くと、時刻は12時半。
いい加減何か食べないと身がもたない。
ちなみにJR久留米駅から篠山神社までの道中、飲食店はあった。
しかし私のセンサーが反応しなかった。
そのためこの段階で、私はこの日の1食目をまだ口にしていない。
何かないだろうか。
ロータリーを歩いていると、ふと目についた店があった。

この店が今回のオアシス
呑み処ではあるが、ランチ営業をしている。
暑いし目ぼしい店も無いし、この店で何か食べよう。
今日の1食目を求めて店の中へ。

お品書きを見る。
麺類が中心だが、ご飯ものもある。
ちょっとした食堂みたいな品揃え。
そしてこのお品書きで気になったのが「ちゃんうどん」の表記。
「ちゃんうどんって何だ?」
火照った頭の中で、ちゃんうどんを想像する。
うどんの上に野菜ドッサリ?
ちゃんぽんの麺がうどん?
考えていると訳がわからなくなった。
お腹が猛烈にすいていたため、お品書きの左上にあったちゃんうどんとカレー丼のセットを注文。
しばし待つことに。
待っている間、周囲を見渡す。
するとカウンターの端にいた客が、平日の昼間から瓶ビールを飲んでいる。
暑い中歩いて来た。
私も正直飲みたい。
でもここで飲んだら、たぶん久留米から出られない。
そして何かが壊れるような・・・、そんな気がする・・・。
自重。
待つこと10分。
謎のちゃんうどんとカレー丼が目の前に。

この写真を見てもわかる通り、湯気がもうもうとしていて熱々
あれ?
想像していたのと違う。
肉がのってるけど。
肉うどんと間違えた?
そしてさらに疑問が浮かぶ。
麺が細い。
まぁこういうタイプのうどんあるしなぁ。
暑さと空腹で、なんかどうでもよくなり、麺をひとすすり。
するとちゃんうどんの疑問が一瞬で解決した。
「麺がちゃんぽんやん!」
そう。
私の想像は大ハズレ。
でもこれが妙に美味い。
この出汁と合ってる!
そういえば兵庫県の姫路駅に、えきそばというものがある。
和風だしに中華そばの麺の組み合わせのもの。
私はえきそばを食べたことはないが、恐らくその感覚に近いと思われる。
いや、これ美味い!ハマる!
また肉がのっている理由もわかった。
お品書きをよく見ると、肉のちゃんうどんとカレー丼のセットの意味だった。
私は通常のちゃんぽんと同じように、ちゃんうどんは独立したメニューだと思っていた。
うどん・そばのコーナーを見て、「あぁ、そういうことね」と理解した。
セットのカレー丼は辛さ控えめで、美味しい。
家で食べるカレーっぽい感じだが、なんか隠し味でも入っているのだろうか?
今まで食べたことのない、味わいがした。
出汁かな?
15分後。
ちゃんうどんとカレー丼の美味さに感動し、完食。
店員にちゃんうどんが美味しかったことを告げ、店を後にした。
久留米ラーメンを食べ逃し、篠山神社までの道のりでもピーンとくるような店がなく、昼ご飯食べられないかと思っていた。
しかしそのおかげで、ちゃんうどんに出会うことができた。
ここまで我慢してよかった。
吞み処かげつ、ありがとう!
今度久留米に行った時は、飲みに行ってみようかな。
【オマケの写真】

無人かと思ったら管理の方がいた

ここのお稲荷さんに呼ばれた?

お昼でも頼めるのかは不明

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