資産形成の目的地 [第38回]
おかげさまで、私のNoteは5,000ビューという一つの節目を超えました。これを機に、私がたどり着いた「人生の最終目標からの逆算」という考え方について、改めて整理してみたいと思います。
1. 逆算のピラミッド:幸せの階層
資産形成を考えるとき、私はまず「自分の人生が幕を閉じる瞬間」を見据えます。そこから今何をすべきかを逆算すると、このような階層になります。
最終目標:家族に見守られて人生を終える
そのために:家族(妻・二人の息子)が皆、幸せである
そのために:家族がやりたいことを実現し、自分も仕事に充実感を持っている
そのために:妻と幸せな老後を送り、子供たちが志望した職業で活躍している
そのために:日々の生活が安定し、子供たちが行きたい大学(医学部など)で学んでいる
そのために:学費を理由に子供の夢を諦めさせず、自分のキャリアも継続する
このピラミッドの最下層に、土台として存在しているのが「資産形成」です。
2. FIREも「出世」も、それ自体がゴールではない
私の目的地は、早期リタイア(FIRE)ではありません。同時に、組織での「出世」そのものも、それ自体が最終目的ではないと考えています。
一般的には、出世すれば収入が増えて幸せになれると思われがちですが、そこには強いられる我慢や制約も存在します。私は肩書きよりも、「自分自身が納得できる仕事ができているか」を重視しています。
もちろん、出世によって人生が豊かになるなら目指すべきですが、重要なのはそれが「自分の納得感」に基づいているかどうかです。
私はかつて教授選に挑戦し、最終候補者の一人にまで選ばれましたが、その過程で考え抜いた「キャリアの差別化」は、今の私の確固たる指針となっています。
地位に固執せず、自分の納得感を優先できるのは、その土台に資産形成という支えがあるからこそです。
3. 「積立」だけでは超えられない壁と、見通しの力
資産形成の目的が鮮明になったのは、子供が私立医学部を志望した時でした。高額な学費という壁に対し、従来の積立投資だけでは到底太刀打ちできないことが分かってきました。
そこで私は、資産形成の戦略を一歩前に進めました。具体的な目標は、「資産収入によって、子供の学費を賄える状態を作ること」です。
ありがたいことに、私の仕事は資格がある限り働けるので、少なくとも70歳までは働くつもりでいます。その結果、今の仕事をこのまま続けていけば目標に近づけそうだという見通しが立つようになりました。
この考え方は、医学部受験を控える家庭に限らず、家族の夢と自分のキャリアの両立に悩むすべての人に広く応用が効くものだと確信しています。
4. 健康という、最も重要な前提条件
この長期的な計画を完遂するためには、自分自身の「健康」が絶対的な前提となります。
目標達成までの数十年という長い旅を楽しむために、日々の生活の中に運動を取り入れ、心身のメンテナンスを欠かさないようにしています。
最後に
資産形成は、単なる数字の積み上げではありません。 資産形成の土台があると、このように自由な考え方で自分の人生を設計できるようになります。
世間一般的な「成功」の形に惑わされる必要はありません。目的が明確になり、正しい見通しが立てば、焦ることなく今の仕事や生活に打ち込むことができます。皆様にとっての「逆算のピラミッド」の頂点には、どのような景色が広がっていますか?
(この『目的地』に到達するために、私が最も苦労した『教育資金』という難所。そこをどう乗り越えたかの具体策は、こちらの記事にまとめています。ぜひご覧ください。
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