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神社訪問記:箱根神社|決定版をめざした完全ガイド

箱根神社(はこねじんじゃ)/駐車場無料・トイレあり
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80−1公式ホームページ:https://hakonejinja.or.jp/

※以前「神社訪問記ーインバウンドの光と影」という記事を投稿しました。
そのときはテーマを絞っての記事でしたが、今回は箱根神社全体についての詳細な訪問記になります。異常に長いです。


■離れたところにある一の鳥居■

自家用車で行く場合でも、公共の交通機関で行く場合でも、ここを通らないことが多いのですが、今回はここからスタートします。

一の鳥居(第一鳥居)。すぐ右側に成川美術館。
一の鳥居の遠景。箱根神社の三の鳥居近くの湖畔から。

箱根神社とは関係ないのですが、一の鳥居をくぐる直前の右側(芦ノ湖と反対側)に「身代わり地蔵」があります。
拝んでおくと、自分にふりかかるはずの災難を身代わりに引き受けていただけるので、災難に遭いがちの方(転ぶ、物を落とすなども含めて)はぜひ拝んでください。

身代わり地蔵。お地蔵さまのイメージを覆す、クールな大人顔。

■無料駐車場と有料駐車場が混在する、二の鳥居付近■

歩いて行く場合は問題ないのですが、マイカーで行く場合、駐車場には注意してください。
このあたり、無料駐車場と有料駐車場が隣り合っていたりして、初めてドライブに来た人を大いに惑わすようになっています。
無料駐車場が空いているのに有料駐車場に停めてしまうと後悔します。

二の鳥居。右側に無料駐車場があるが、ここに停めると三の鳥居まで五分ほど歩く。
「神社前駐車場」と示されているが、神社とは関係ない民間の有料駐車場。

車で来た場合、ここでは二つの選択肢があります。
1.このあたりの駐車場に停めて、三の鳥居まで歩いて参拝する。
2.このあたりの駐車場には目もくれず、箱根神社の無料駐車場まで進む。

1を選んだ場合、歩いて数分で箱根神社の境内への入口「三の鳥居」に着きます。
せっかく一の鳥居、二の鳥居とくぐったんだから、三の鳥居もくぐって、ゆっくり境内を歩きたい場合はこちらを選んでください。

2を選んだ場合、三の鳥居はくぐれません。まあ、歩いて戻ってもいいのですが。
基本的には無料駐車場から歩いてすぐの四の鳥居から参拝スタートになります。

ただし、箱根神社の駐車場は土日・祝日は混んでいて入場までに時間がかかる場合があります。私の場合、正月に30分待ったのが最大です。
平日は余裕です。

■三の鳥居から境内を歩く■

三の鳥居が境内への入口です。鳥居の手前左側に「国幣小社箱根神社」と刻まれた石塔があります。

明治政府が定めた「近代社格制度」という、神社のランクづけです。
下の表が(だいたいの)ランク順です。

①官幣大社 ②国幣大社 ③官幣中社 ④国幣中社 ⑤官幣小社 ⑥国幣小社 ⑦別格官幣社 ⑧府県社 ⑨郷社 ⑩村社 ⑪無格社

明治政府による近代社格制度。国からの待遇の差による格付け。

たいへん伝統のある神社なのに、思いのほかランクが低いです。
これは、徳川家康が箱根神社を参拝して以来、江戸幕府が尊崇していたからでしょうか?
そのため、明治政府からの待遇が低かったのかもしれません。

江戸幕府が尊崇したからランク低いのか? 明治政府、なめるなよ。
「わしのせい?」by徳川家康

三の鳥居をくぐると空気が変わります。両側に木々が並び、神聖な場であることを肌で感じます。そしてゆっくり歩いて3分ほどで四の鳥居に到着します。
途中、右側に第六天神社(御祭神:淤母陀琉神/おもだるのかみ)があります。
商売繁盛やビジネス成功に御利益があるので、経営者や個人事業主の方々はぜひお参りしてください。

説明板には「生殖力の旺盛な神」と書かれているが勘違いしてはいけない。
早朝の参道。朝9時以降は外国人観光客だらけになる。

■四の鳥居が本殿への入口■

さて四の鳥居に到着です。
神社の第一駐車場の一番近いところに停められた場合は徒歩20秒です。

手水舎もここにあります。ここの手水舎は水が跳ねやすく、服に水がかかって慌てている人がよくいます。気をつけてくださいね。

手水舎。多くの人がお清めできるように、何ヶ所も水が出ている。

手水舎の後ろ側に矢立の杉(やたてのすぎ)があります。
801年に坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が、東北の蝦夷征伐に行く際に勝利を祈願して植えたと言われる杉です。
そうだとすれば樹齢1200年以上ですね。

矢立の杉。坂上田村麻呂が植えたらしい。

私はこの後、矢立の杉を拝むことにしています。
個人的な、「古い大木には霊力が宿り、気を与えてくれる」という信仰によるものです。
まず、手のひらを開いて両手を木にかざし、「気を与えてください」と心の中で祈ってから合掌します。
すると気力が充実したような気持ちになれます。

なお、この横の階段を下っていくと、平和の鳥居です。

平和の鳥居。現在はこのような写真を撮るのに一苦労。

この鳥居については、以下の記事で問題提起をしたことがありますので、もし良かったらご覧ください。

さて、四の鳥居をくぐって階段を登ります。登り切れば本殿があります。

四の鳥居。階段がきつい場合は、写真右隣にある遥拝所で参拝。

階段を登る途中、左手に曽我神社があります。
まずは、本殿などにお参りをして、帰りに階段を降る時に必ずお参りすることにしています。
この神社については、思い入れが強いので、後で熱く語らせていただきます。今は先に進みましょう。

曽我神社。お参りせずに、通りがかりに写真だけ撮る人が多い。

階段の最後に五の鳥居があります。
一の鳥居からここまで、脇目も振らずに歩けば15分くらいですが、それでは味気ないので、いろいろと寄り道をしながら来ましょう。
なんか今回、鳥居の写真だらけですね。

五の鳥居。ここをくぐれば拝殿や本殿。

■本殿の拝殿と九頭竜神社新宮■

五の鳥居をくぐると平地が広がります。学校の体育館くらいの広さでしょうか。
拝殿はいつも混み合っています。外国からの旅行者もかなり参拝しています。宗教を超えて参拝する方と、宗教の関係で参拝はパスという方に分かれるようですが。

曇って霧が出ているときは幽玄な雰囲気の社殿。
快晴のとき。年末に撮影。6月と12月には茅の輪が設置される。
拝殿。初詣で夜になり、人がいなくなってから撮影。明るく修正。

2025年11月までは本殿の修復工事中であり、今だけ御神体の鏡が拝殿の外に出ています。

御神体の鏡。ここに神が宿る。

「鏡(かみ)を見て、我()を無くすと神(かみ)が見えてくる」などとも言いますので、たまには無我の状態で鏡を見つめるのもいいかと。

お札所(御守り、お札、絵馬、おみくじなどを買える場所。御朱印も。)もここにあります。

そして、ほとんどの方が気付きもしないのですが、拝殿の向かって右側に小さな社殿があります。
左が駒形神社、右が高根神社です。

社殿は一つだが、左が駒形神社、右が高根神社と分かれている。

歴史の中で多くの神々が合祀(一緒にお祀りされること)されてきました。

駒形神社は源頼朝も崇敬した神社で、もともとは駒ヶ岳などの神様です。
開運や交通安全に御利益があります。

高根神社は商売繁盛、学業成就、芸能上達に御利益があります。

そのまま九頭竜神社新宮(くずりゅうじんじゃしんぐう)に移動できます。
九頭竜神社本宮(くずりゅうじんじゃほんぐう)は箱根神社から離れた芦ノ湖畔の神社にあります。
歩いて行くと時間がかかるし、モーターボートで行くとお金がかかる上に時間の制約があります。
そのような背景もあり、ここでもお参りできるように創設されました。

九頭竜神社新宮。
九頭竜神社本宮。入場料やモーターボート代がかかる。

創建の際には多くの寄付が集まり、一定額以上寄付した人は石柱に名前が刻まれます。
アルファベット3文字系や坂道系のアイドルグループのプロデューサーの秋元康氏、先日逝去された巨人軍名誉監督の長嶋茂雄氏も目立つ場所に名前が刻まれています。

左の方に「秋元康」、右の方に「長嶋茂雄」と刻まれている。

御祭神が九頭竜大神(くずりゅうおおかみ)なので、天井には竜の絵も描かれています。

九頭竜神社の天井に描かれた竜。

九頭竜神社は箱根の竜の伝説にちなんだ神社です。それについては次の記事をご参照ください。

九頭竜神社の鳥居を出ると、9匹の龍が水を吐く龍神水があります。
御神水ということで持ち帰ることもできます。

龍神水。

以前は神社でペットボトルを売っていたのですが、問題が発生したため現在は販売中止。持ち帰り希望の方は、容器をご持参ください。
何があったのか詳細はわかりませんが、「心無き悪用を確認致しましたので、授与を取止めと致します。」と箱根神社のホームページで怒りに満ちたお知らせがありました。高額転売でもやらかしたのでしょうか?
マナーは守りましょう。https://hakonejinja.or.jp/common/pdf/07.07.07ryuujinsui-toriyame.pdf

これまた個人的に、この龍神水で各吐水口から出る水を順番に手で受けてお清めすることにしているのですが(混雑時はやらない)、いつか観光客のみなさんが私の真似をし出して、行列になってしまったときには驚きました。
別に正式な参拝の作法ではありませんので。

■安産杉と稲荷神社■

安産とは関係ない私ですが、安産杉にもお参りします。
矢立の杉のところで書いた、個人的な古い大木への信仰によるものです。

安産杉。妊娠中の女性だけでなく老若男女問わずに気力をいただける(はず)。

この杉の横を抜けると、裏手に古い稲荷神社があります。
Googleマップには載っていますが、箱根神社のホームページの境内図には載っていません。
私は稲荷神社を大切にしているので、ここにもお参りします。

古い稲荷神社。たまに参拝者が訪れる。

箱根神社の関係者の方にうかがったところ、昔から存在する神社で、箱根神社とは直接関係ないそうです。
ただ、壊すわけにもいかず、勝手に改修もできないので、最低限の管理だけ箱根神社でしているとのこと。
どこかの大富豪が改修を引き受けてくれればいいのですが。

箱根神社の境内に戻り、社務所の近くの「清めの湯」で手を清めます。
大涌谷(おおわくだに)の方で温めた、硫黄の香りのするお湯が二筋、上から流れ出ています。
ぬるいお湯なので火傷の心配はありません。
寒い冬にはじわっと心まで温まるような気分になります。

清めの湯。左の岩の上に「洗心」と彫られている。

階段上でのお参りやお清めをすべて終えて、五の鳥居を再びくぐり、階段を下ります。

■曽我兄弟を祀る曽我神社■

さて、先ほど「熱く語る」と予告しておいた曽我神社です。
さあ、語るぞ〜!

曽我神社。御祭神は曽我兄弟。

一般的にあまり知られていない曽我兄弟を祀った神社です。
この兄弟を簡単に説明すると、暗殺された父の敵を打つために短い生涯を捧げた武士の兄弟です。
兄・曽我十郎祐成(そがじゅうろうすけなり)は22歳で、弟・曽我五郎時致(そがごろうときむね)は20歳で散りました。

なぜ、そのような神社が箱根神社内にあるかというと、弟の曽我五郎が幼児期から青年期まで、箱根神社(当時は「箱根権現」と呼ばれて、寺と一緒だった)に預けられて修行をしていたからです。

そのまま僧侶にさせられるところだったのですが、仇討ちのために17歳のときに箱根権現を出ました。

兄弟に仇として討たれたのは源頼朝の部下・工藤祐経(くどうすけつね)。
しかし、頼朝さんは兄弟の心意気に感動してしまいます。
なお、源頼朝も旗揚げのときから箱根神社に戦勝祈願に来ており、以来鎌倉幕府将軍や執権北条氏は箱根神社を篤く尊崇しています。

著作権の関係で下手に画像を使えないので、曽我兄弟を描いた子供向け絵本のリンクを貼っておきます。
表紙からイメージを汲み取っていただければ幸いです。
あるいは興味を持ったら読んでみてください。

私は曽我兄弟が好きなので、必ずお参りします。
いずれ、この兄弟の物語やゆかりの地について、noteでも紹介していきたいと目論んでいます。

曽我兄弟が仇討ちを成就した5月28日には例祭がおこなわれます。
居合の奉納や、兄弟の仇討ちにちなんだ傘焼き(夜、仇討ちをした際に傘に火をつけて灯りにした)などがおこなわれます。
私も2023年には参列させていただきました。

曽我神社の例祭に参集された、関係者の方々。
傘を何本も焼く。最終的には大火事なみに煙が出る。

ついでにいうと、曽我神社の横の灯籠の屋根にも注目してください。
屋根が檜皮葺(ひわだぶき)となっています。
これは神社などの屋根の葺き方のひとつです。
檜(ひのき)の樹皮を何枚も重ねて、竹の釘で固定していく屋根葺きの技法です。屋根に使われているのでなかなか間近では見られません。

檜皮葺が間近で見られる貴重な灯籠。

また、神社建築や古建築の本などを読むと、この言葉が出てきたりします。
関心の無い人にはどうでもいいことなのですが、神社建築好きにとっては、少しテンションが上がります。
曽我神社については、この辺で切り上げます。

■ほとんどの人が見ない「けけら木」■

階段を下り、四の鳥居をくぐったら第一駐車場の方向へ。
神輿庫があり、ガラス越しに神輿が見えます。

神輿庫。ガラスで反射してよくわからない写真。

その向こう側に、御神木の「けけら木」があります。
なんの木かわかりませんが、化石状態です。

ひっそりとたたずむ御神木「けけら木」。

この木がちゃんと立っていたときには、相模国、伊豆国、駿河国の境目にあったらしいです。

ところが、大地震で地滑りが起きて、芦ノ湖の底に沈んでしまいました。
その後、万巻上人(まんがんしょうにん)が、箱根で暴れる九頭竜を懲らしめたときに、湖底のこの木に縛りつけたとか。
で、そのために縁結びの御利益があるとされているらしいのですが、なんかその縁、束縛が強くなりそうですね。

その後、鎌倉幕府3代将軍・源実朝が箱根神社に参拝に来たときに、この木について次のような和歌を詠んだと伝えられています。

【和歌】
たまくしげ 箱根のみうみ けけれあれや
ふた国かけて なかにたゆたふ

【現代語訳】
玉櫛笥のように美しい箱根の湖(芦ノ湖)よ。
二つの国の境にかかって、真ん中でたゆたっているのだなあ。

「玉櫛笥(たまくしげ)」は「美しい櫛箱」のことで、美しいものにかかる枕詞。

木はどうした?
と思ったら、「けけら」と「けけれ」がかかっているそうです。
「けけれあれや」は「ああ、〜であることだなあ」という感嘆句らしいです。和歌って難しいなぁ。

そして、近年(いつとは明記されていない)になって、台風の影響で湖底から化石状態となって浮かび上がり、ここに御神木として安置しました。

■弁財天社と恵比寿社■

弁財天社でもお参りします。御祭神は市杵島姫神(イチキシマヒメノカミ)。
宗像三神(むなかたさんしん)のひとりで弁財天と同一視されています。
芸能や音楽の向上、金運の女神ですね。
滝の流れる音を聞きながら、隣の池の鯉を眺めて心和ませます。

弁財天社。池の向こう側に小さな滝が流れ落ちる。
黒い鯉だらけの中で、紅白の鯉がアクセント。

次は恵比寿社。お参りするところ多いです。
御祭神は事代主神(コトシロヌシノカミ)。
もともとは航海や豊漁の神。その後は商売繁盛、福徳円満などの御利益も加わります。

恵比寿社。木々の中に目立たずに鎮座。

箱根七福神のひとつでもあります。
「○○七福神」って神社とお寺が混じっていることが多いです。
箱根七福神もそう。気になる人のために、一応すべて記しておきます。

1.守源寺(しゅげんじ):大黒天。日蓮宗の寺。
2.箱根神社:恵比寿神。
3.興福院(こうふくいん):布袋尊。曹洞宗の寺。
4.本還寺(ほんげんじ):寿老人。浄土宗の寺。
5.駒形神社:毘沙門天。箱根神社の摂社とは別の神社です。
6.阿字ケ池弁財天(あじがいけべんざいてん):弁財天。神社。
7.山王神社:福禄寿。神社。

■すごいのに来訪者が少ない宝物殿■

恵比寿社の近くに綺麗な宝物殿があります。
入場料500円(2025年10月現在)を払って入場する人はほとんどいません。
神社の宝物殿って、あまり興味ある人いないですよね。
外国人観光客は入場しても何が何だかわからないし。
神社が大混雑しているときでも、ガラガラのことが多いです。

新しくて立派できれいな宝物殿。

2階は常設展示で、万巻上人の木像や、曽我兄弟の木像、曽我兄弟の使った日本刀などが展示されています。あまり広くはないです。
豊臣秀吉の直筆の「箱根神社には手を出すな」という、武士たちに向けた命令書なども展示されています。秀吉も尊重していたのですね。

3階は特別展のフロアなのですが、画像に文字の説明を加えた展示が多いので、もうひと工夫が必要な気がします。
なんとなく、中学校の文化祭などでよくある、模造紙に写真や表を貼って説明を加えた展示みたいです。

写真撮影禁止という表示がどこにもありません。
監視カメラがあるのですが、写真をバンバン撮っても注意されません。
たぶん撮影オーケーなのだと思います。
ただ、撮った写真を載せると、権利の問題が絡んできそうなのでやめときます。撮影したものは個人で楽しみましょう。

■食事とおみやげ■

食堂もあって、「俺のうどん赤」が名物です。
スープにコクがあって美味いです。マイルドで辛くないです。
「うどん祭り2014」で開催された「うどん日本一決定戦」で3位になっています。21万人が投票した結果ですから、かなりすごくないですか?
近年リニューアルして、具がもやしから水菜に変わりました。
シャキシャキしています。

旧・俺のうどん赤。
新・俺のうどん赤。

以前は「権現からめ餅(ごんげんからめもち)」も名物だったのですが、朝3時から餅をついていてくれていたお婆さんが体調不良で提供できなくなりました。めちゃくちゃ人気があって、昼までに売り切れることも多かったです。

長期間、美味しいお餅をついてくださって、お婆さんには感謝です。どうか体調が早く回復しますように。
現在、なんとか復活させられないか、関係者で思案中とのことです。

左から、大根おろし、海苔醤油、胡麻、きなこ、粒あん。

食堂でも外国人の従業員が増え、客だけでなく働く側の国際化も進んでいます。

食堂の隣には売店があります。
おすすめは「神社声援(ジンジャーエール)」
御神水を使った、思い切りオヤジ的なダジャレのネーミング。

声援で「エール」と読ませるセンスに思い切りの良さを感じる。

おすすめはしましたが、けっこう好き嫌い分かれます。
生姜がそうとう効いていて、かなり辛口でクセがあります。

最近は「ちょこっとわらび餅」も人気です。
「もしかしてダジャレでチョコをかけて食べるの?」
と思ったら、普通の黒蜜です。
量が少ないので「ちょこっと」です。

右側の「幸せのかしわ餅」も定番。他に究極の甘酒(持ち帰り不可)など。

■最後に…駐車場が混んでいる時の裏技■

さすがにこれだけ記事を書いていると疲れました。
というより、箱根神社の写真が千枚以上あり、文章作成より写真を選ぶのに疲れました。一部は明るさとか修正しないと見づらかったし。
今までの記事で、作成に一番時間がかかりました。

で、駐車場が混んでいるときは、ほとんど知られていない北参道駐車場に停めて、下り坂の北参道で参拝しましょう。

北参道駐車場。存在自体が知られていない。
北参道の鳥居。ここから約10分下ると箱根神社裏に到着。

北参道の鳥居をくぐってすぐ、右側に「万巻上人奥津城(まんがんしょうにんおくつき)」があります。万巻上人のお墓です。
伝記では万巻上人は箱根神社創設者から第四世の祖とされています。
「箱根大神のお告げを受けた」とぼかした表現で記録されていますが、おそらく事実上の創建者でしょう。
そう考えると、現在箱根神社があるのは万巻上人のおかげなので、墓参しておくのも良いかと思います。

万巻上人の墓「万巻上人奥津城」。隣に歴代別当などの墓。

どうでもいいですが、「まんがんしょうにん」と打つと「マンガン商人」と変換されやすいです。確かにそちらの方が一般的に意味を理解してもらえそうですね。
今後、万巻上人の名前が広まることを祈りつつ、今回の訪問記を終わります。
ここまでおつきあいいただいた方々、本当にありがとうございました。

■御祭神■

・瓊瓊杵命(ニニギノミコト)
・木花咲耶姫命(コノハナサクヤビメ)
・彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)

各御祭神についての説明は下の記事をご参照ください。

■御朱印■

箱根神社。
九頭竜神社。

■動画:「三の鳥居から参道を歩く」、「手水舎」、「清めの水」■

■箱根神社紹介マップ(写真入り)■

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