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万博フランス館は、いつもと違うロダンが見れるらしい!【大阪万博】【美術】

※見出し画像は国立西洋美術館の外にある、オーギュスト・ロダン《地獄の門》 一部。

大阪万博に結局は行ってみたい!ということで、以前、超話題のイタリア館に集まった超豪華美術品たちをまとめた。

今回はその続きで、フランスは?と思ったので調べてみると、こちらも何やら違うアプローチで面白いコラボが見れるみたい。

ルイ・ヴィトンの84個のトランクが囲むのはロダンの《カテドラル》。他にもフランス館内には、

《ふたつの左手(ハンズ No.2)》(1900-1910)
《ピエールとジャック・ド・ウィサン、左手》(1865-66)
《左手と右手のアッサンブラージュ》(1900頃)

と計4つのロダン作品がフランスロダン美術館から来ているらしく、全て「手」に関する作品。なぜロダンの手なのか、結構マッチしている部分がある。

○日本でのロダンの知名度

まず、国立西洋美術館をはじめ多くの代表作が日本に散らばっているロダンなので、日本とフランスの関係性を表すのにぴったりでしょう。ロダンも日本の美術を知っていたらしいし。こういうパビリオンの企画って完全にあっちの国の人がやっているのかな。フランスの日本大使館の人とかは関わっているんだろうか。

日本におけるロダンの受け入れがわかる記事↓

○日本とルイ・ヴィトンの関係

《カテドラル》を見ると分かる通り、二人の人物の手が絡み合っている。1878年のパリの万博あたりで最高潮のジャポニズムブームの時代。ルイ・ヴィトンのデザインもその時に流通した日本美術に影響を受けた、そのイメージをそのまま反映している。

○手作りの、手

「手は人間の最初の道具であり、職人技とノウハウの象徴。また、人間と自然との関係を通して人間同士をつなぐものでもあります。ロダンの作品はどれも、『創造する手』『形づくる手』といったコンセプトのもと、新しい「サヴォアフェール」を紹介する役割を担っており、リフレインのように様々な部屋に展示されているのです」。

↑美術手帖の記事より

サヴォアフェールっていうのは伝統的な匠の技という意味らしい。

○愛の、手

《カテドラル》は誰と誰の手なのか。色々な説がある中で、確定で良さそうなのが大きさ的に男と女の手じゃないのか、ということ。ロダンは自分と自分の愛した女性をこの作品に投影したかもしれない。そしてフランス館のテーマ↓

フランスパビリオンのテーマは「愛の讃歌」。
互いの小指が見えない魔法の糸で結ばれているという「赤い糸の伝説」。この赤い糸を通じて、「自分への愛」、「他者への愛」、「自然への愛」といった様々な「愛」に導かれる新しい未来のビジョンを提案します。

↓大阪万博公式サイト フランスパビリオンより

この愛のテーマ的にも《カテドラル》はピッタリということ。因みに「カテドラル」とは大聖堂のことで、ロダンは聖堂とかゴシック建築が大好きで著書も発表していたらしい。

改めて展示風景の写真を見ると、トランクの上に作品が鎮座しているのがめちゃくちゃかっこいい。この2つの絡み合う手の力によって、背景のトランクの壁と展示室、パビリオンが出現したと思ってもめっちゃかっこいい!伝わるでしょうか。

他にも真鍋大度が手がけたCG映像もとても気になる。さらに、もののけ姫とノートルダム大聖堂の「キマイラ像」のコラボ、同じ2019年に火災にあったノートルダム大聖堂と首里城の模型のコラボ、モン・サン・ミッシェルと厳島神社のコラボなど、、、ディレクションしたジャスティーヌ・エマールの日本愛が感じられる展示がいっぱいあるみたい。

手仕事特集ではディオールとセリーヌの展示もあるみたい。(セリーヌは5月11日まで。)やっぱり行くしかない!行きたい!

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なすにきび...勝手美術 偏った美術愛ですが、面白いなと思っていただけたら、いいねフォローなどよろしくお願いします。大変はしゃぎます。