寒くても気持ちはあたたか。エルクマウンテンでローカルな雰囲気を楽しむ【🇺🇸スキー場探訪記④】
大雪前の1月中旬、マンハッタンからは車で約3時間の場所にあるエルクマウンテンスキーリゾート(ペンシルベニア州、Elk Mountain Ski Resort)に訪れた。少し遠いが、雪質が良く、コースバリエーションも豊富でとても良いスキー場だった。
エルクマウンテンを滑る
スキー場の概要
マンハッタンからは1時間半から2時間程度で行けるスキー場の選択肢が複数あるため、都市部からはやや遠めの距離感である。リフトは6本あるが、高速リフトはない。大半がペアリフトで、クワッドリフトは1本のみ。並走路線が2つあることから、実質的には4本と言う方が正しいかもしれない。
コースは27本。初級者から上級者までバランスよく多彩なコースがそろっている。初級者専用リフト・コースがあるほか、未圧雪のコブ斜面もあった。
人工降雪だが、日本の雪に近い雪質
特筆するのは雪質の良さである。気温がベースで-18℃、頂上で-19℃と極寒だったことも要因だろうが、人工降雪ながら天然雪に近い質感と感じた。
下地は人工降雪のアイスバーンだが、表面は柔らかい雪を圧雪車でパックしており、いわゆる自分のスキー技術が上達したと思ってしまう「勘違いバーン」に仕上げられていた。HPを見ると、人工降雪や圧雪作業にこだわっているようなので、それが良コンディションを支えているのかもしれない。
日本の天然雪に慣れているスキーヤーやスノーボーダーだと、こちらの人工降雪のスキー場の雪はかなり硬く感じはずだ。このスキー場はそれをできるだけ抑える努力をしているのだろう。
ローカル感が魅力
都市部からやや遠いからか、非常に空いていた(訪問は平日)。中には人がほとんど乗っていないリフトもあり、ひと昔前の日本のローカルスキー場に似ていると感じた。リフトのスタッフもすごく親切で、アットホームな雰囲気があった。
高速リフトがないこともローカル感を増幅させている。高速リフトがあれば短時間にたくさん滑れるが、その分疲れる。個人的にはゆっくりなリフトも好き。
ただ、この日は前述の通りかなり寒かった。リフトのいすがプラスチックのような素材でとても冷たかったのは気になった。クッションがあれば、いいのだが。
マニアックだが、リフトに乗り合わせた常連客とアルペンスキーの話をした。アメリカ代表のミカエラ・シフリンがワールドカップで100勝以上していてすごいということを伝えたら、「107勝な」と具体的な勝利数を言われた。このような話ができるなんて、さすがアメリカのスキーヤーだと感心した。ちなみに今はさらに勝利数を増やし、108勝になっている。
動画と写真🎥📸












まとめ
距離を考えると、他にもスキー場の選択肢はたくさんあるが、落ち着いて過ごしたい人や混雑を避けたい人にはおすすめのスキー場だと思った。雪質の良さも大きな魅力である。
コース的にも初級者から上級者まで楽しめる懐の深いスキー場だ。こういう雰囲気を持ったスキー場は日本でもアメリカでも貴重だと思う。私は2回目の訪問予定を立てている。また楽しみたい。
加えて、既に別のスキー場1カ所に訪問済みのため、落ち着いたタイミングでレポートを書くことにしたい。
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