【トラウマ】を抱えたまま進むなら、何を失うか分かってる?
ご機嫌よう。鈴蘭よ。
前回までで、あなたはすでに気づいているはずよね。
『トラウマだから仕方ない』
で済ませてきたものが、何を生んでいるのかを。
ここで一つ、はっきりさせておくわ。
この先は、誰にでも必要な内容ではないの。
今のままでいたいなら、ここで閉じても構わないわ。
それでも読み進めるなら──
それは「変わること」を選ぶということよ。
楽な道ではないわ。
失うものもあるし、見たくないものも見ることになる。
それでも進む?
選ぶのは、あなたよ。
■トラウマシリーズ■
【フェーズ1:侵入と油断(Clown)】
1. Clown①(軽度)
『出来ない』と言っただけで、守られる世界
2. Clown②(中度)
その『出来ない』、要求に変わってない?
3. Clown③(重度)
『トラウマがあるから仕方ない』は、どこまで通るのかしら
【フェーズ2:破壊(Catalyst)】
4. Catalyst(既存)
【トラウマ】という免罪符で、あなたは大切な人を傷つけていないと言い切れるか
■第1章|ここから先に進むかを決める
ここ先は、読み進めるための場所ではないわ。
進むか、離れるかを決める場所なの。
この先に進むなら、負荷がかかるわ。
見たくない前提に触れることもあるの。
だから、その前に確認するわよ。
【今のあなたは、それに耐えられる状態なのか】
もしそうでないなら、ここで離れる方がいいわ。
無理に進むことは、悪化につながるの。
トラウマに向き合う人のタイプは、
状態によって、取るべき行動が異なるのよ。
① 今は向き合うべきではない人
強い不安やパニック反応が出るタイプの人のことよ。
この段階で進むと、状況は悪化するわ。
この章であなたがやるべきことはひとつね。
【進まない】と決めることよ。
② 「出来ない」で止まっている人
「無理」「出来ない」で止まるタイプの人のことね。
ただしそれは、単に止まっているのではないのよ。
別の形で負担を移動させている状態でもあるのよ。
ここから先は、その【前提を崩す】内容になるわ。
③ どうにかしたいと思っている人
変わりたい意思はあるけど、抱え込みやすいタイプね。
進むことはできるわ。
ただし、【無理を前提にしない】ことが条件になるわよ。
【あなたに選択してもらうこと】
ここで選んでほしいの。
・今は進まない。
・進むけど、ペースを守る。
・そのまま進む。
あなたは、どれを選んでもいいのよ。
ただし、ひとつだけはっきりさせるね。
この先に進むなら、【前提が変わる】わ。
もう一度、言うわね。
ここは【あなたが選択のための場所】よ。
・無理なら離れる
・進むなら受け入れる
・判断は自分で行う
ここから先に進むか、離れるかは、あなたで決めてほしいの。
■第1.5章 |立ち位置
ここから先で扱うのは、
【トラウマ】そのものではないわ。
その状態を、どう使っているか。
人は無意識のうちに、
自分を守るための立ち位置を選ぶもの。
それは必要なものでもあるのよ。
ただし、固定されたときに別の【影響】が出るわ。
ここからは、その構造を見ていくわね。
■2章 | 被害者ポジションのメリット
ここからは、1つの立ち位置について見ていくわ。
タイプ②のあなたたちを中心に、
タイプ③の人たちにも、
多少は響く内容になると思うわ。
わたしも過去にあった、
今はない【トラウマ】と、
今もなお苦しみを抱える【トラウマ】が存在するわ。
わたしの場合『食事』が、【トラウマ】にあたるわね。
それを語ると長くなるから割愛するわね。
さて、【トラウマ】って、苦手や出来ないことに直面すると発動するもの。
緊張、不安、恐怖、痛み、苦しみ、悲しみ…………。
色んな感情が出ると思うわ。
多くの場合、それは『無意識』に選ばれているものよ。
それを回避するために、【トラウマ】持ちのわたしたちは、『出来ない』『苦手』を発動してしまう。
そして、それを受け入れてくれる人を求めてしまうわ。
そんな優しい人たちに、わたしたちは無意識に『依存』してしまうこともあるわ。
この立ち位置は
【被害者のポジション】
と言えるわね。
【トラウマ】になるような傷を負ったまま、【守られる存在】で居続けられるポジションね。
人からの優しさは、『心の痛み止め』よ。
その優しさを【トラウマ】で、もらい続けられる立ち位置なの。
『出来ない』や『苦手』をそのままに、
『心の痛み止め』と一緒に
【やらなくていい】をもらい続けられる。
【やらない】ことに、責任も取らなくていい。
心が弱ってるから『甘え』続けることもできるし、『依存』し続けることも出来るわ。
わたしたち【トラウマ】持ちには、とても都合がいいポジションであることは間違いないわ。
そうよ、頑張らなくて良いのだから…………。
ただし、この状態は、
【短期的にしか機能しない】
ことを忘れてはいけないわ。
【依存】先が潰れたり、『甘え』が常套化すれば、優しい人たちも離れていくのよ。
■第2.5章 | 無意識の選択
被害者ポジションには、確かにメリットがあるわ。
だからこそ、人はそこに留まろうとするの。
問題は、その状態が続いたときよ。
【選んでいないようで、同じ選択を繰り返す状態】
になるのよ。
ここから先は、その選択の先に『何がある』のかを見ていくわよ。
■3章:このまま進んだ場合の現実
【トラウマ】を抱えたまま、
それを受け入れてくれる人との【関係性】って、
『いつまで続く』と思う?
それは、永遠に続くことはないわ。
無意識に【トラウマ】持ちは、
相手に『甘え』を受け入れさせることと、
相手に何かを『我慢』させてしまっていることがあるの。
それを、【相手に押し付けてしまっていることがある】と、知っておいた方がいいわね。
そして、その関係性はいつの間にか固定化してしまう。
相手の【信頼】や【期待】を無意識に裏切り続けることで、関係性は崩れ始めるわ。
彼らは【トラウマ】を抱えていることを『理解』はしてくれても、
『想像』や『共感』することは、とても難しいのだと思うの。
同じ【トラウマ】持ち同士でも、人それぞれ『辛さのレベル』は違うものでしょう?
【トラウマ】持ちも、そうじゃない人も、
完全な『理解』と全てを『受け入れる』ことは、
【不可能】なのよ。
だからこそ、少しずつ、知らない間に、関係性が崩れていってしまい、終わりを迎えてしまう。
『甘え』の常習化。
『我慢』の限界。
『信頼』と『期待』の裏切り。
それが【トラウマ】をそのままにして、人に『甘え続ける』ことで起きる【現実】と【結果】なのよね。
■4章:「降りる」という選択
ここまで辿り着いたあなたたちの中には、【トラウマ】は消すものだと思っている方もいるのじゃないかしら?
【トラウマ】と向き合うとは、
【トラウマ】を失くすことではないの。
残念ながら、
【トラウマ】を消すことは出来ない。
ただね、
【トラウマ】を失くすことも、
消すことも出来ないけれど、
【向き合うこと】で得る大きなメリット
があるのは事実よ。
今まで人に頼ってきたことを、
『出来なかった』ことを、
自分1人で出来るようになるわ。
人に頼り切った『依存関係』から、
お互いに自立した上での『共存関係』に変わることもあるわ。
そして、何より自分の中に【安心】と【安全】を作り出すことが出来るようになれるわ。
その前提での関係性は、今までのものとは全く違うものになる。
ただ、そこに辿り着く道は、決して楽ではないの。
辛い思いをして、苦しい気持ちを抱えて、泣きながら向き合うことも、きっとあるわ。
不安で、怖くて、やめたくなることもある。
だからね、
忘れないで【トラウマ】と向き合うことから、あなたは『降りてもいい』の。
ムリをして、向き合わなくても構わないわ。
決めるのは、【あなた自身】なのだから。
人に支えてもらい続けることを選んでもいいの。
人の好意に甘えて、『依存』し続けることも、あなたは選べるわ。
今の状態を変えずに、『依存先』を変え続ける人生もいいんじゃないかしら。
…………あなたがそれを選ぶのならばね。
でも、少しでも【変わりたい】と願うのなら、わたしはあなたにわたしの知恵を差し上げたいと思うの。
全てを引き受けることを求めているわけじゃないのよ?
一部を自分で【引き受ける】程度でいいのよ。
ナビゲートはするわ。
ただし、進むかどうかは【あなたが決めること】よ。
もう一度聞くわね、あなたはどうしたい?
人に【支えてもらい続ける】人生を選ぶ?
一部を自分で【引き受ける】人生を選ぶ?
選択権は【あなた】にあるわ。
もし、あなたが一部を【引き受ける】ことに決めたのなら、あなたが何の一部を【引き受ける】のか気になると思うの。
これは、人によって変わってくることなのね。
だから、全員に『当てはまること』だけをお伝えするわ。
・甘え続ける構造
・他者に負担を預ける形
・無意識の依存するループ
・出来ないと自分にレッテルを貼る行為
これらは、無意識に行ってることもあるけれど、あなたの『行動』を振り返ってみると分かることもあるわ。
特に【トラウマ】に直結することに直面したときに、条件反射のように『出来ない』と言ってしまう方は、まずは
【出来ないと自分にレッテルを貼っている】
ケースが多いわ。
人に、特に『依存先』に【甘え続ける】ことをやめられなかったり、
『出来ない』あなたの代わりにしてくれる人に掛かる【負担】であったり、
あなたの『出来ない』で消耗し切った結果、『依存先』と終わりを迎え、
無意識に新たな【依存先を求めるループ】だったりするわね。
それらの【使い方】を変えること。
それが大切なのよ。
でも、間違えないでちょうだい。
全てを変えるわけじゃないのよ。
『一部』を変えるのよ。
では、『一部』とは何かと言うと………
あなたが人に預けている『出来ない』の中の一部を引き受けることよ。
いい?
間違えてはいけないわ。
1つの『出来ない』ことの中の1つを、
あなたは【引き受ける】だけでいいのよ。
あなたが『これくらいなら出来るかもしれない』と思うものを、
一段落とす、時には二段落として
【あなた自身でやる】と決めること。
もし、ここで強い抵抗やしんどさが出るなら、
それは『間違っている』のではなく、
【今はまだ触れなくていい場所】のサインかもしれないわ。
そのときは、この先に進むのをオススメしないわ。
ここまで来れたあなたに
【選ぶ】
と言う、『選択肢』を問うことにするわ。
どちらを選んでも、『間違い』ではないわ。
それがあなたの『選択』と言うだけよ。
あなたは、【降りる】ことを選ぶ?
それとも、先に【進む】ことを選ぶ?
選ぶのは、あなたよ。
■5章:進む条件(フィルター)
この先に進むと【決めた】あなたに、いくつかの条件や前提があるわ。
それを『理解』した上で、先に進むことにしてちょうだいね。
特別なことをする必要はないわ。
ただ、避けることが出来ないことが、きっとあなたの前に、いくつも現れることになるわ。
それが、あなたがこれから向かう先に待ち受けているものよ。
1つ、
これまでの『行動』が、
周りにどんな『影響』を与えていたのかを見ること。
自分では【これくらい】と思っていたものが、実際にはどうだったのかを知ることになる。
2つ、
起きていることの原因を、外側だけに置かないこと。
これまでのように、『仕方ない』で止めるのではなく、
その中で自分がどう関わっているのかを、
少しずつ見ていくこと。
そして、【トラウマ】に伴う
『拒絶感』『不快感』『恐怖』
そういった反応が出たときに、
すぐに避けるだけで終わらせず、どう扱うかを考えること。
この前提を持てない状態なら、同じことを繰り返す可能性が高いわ。
【トラウマ】と向き合うことは、簡単なことじゃないの。
だからこそ、ここで一度『立ち止まって』、
あなたの今の【状態】を確認してちょうだい。
【今のあなた】は、この前提条件を持てる状態かしら?
もし、今のあなたに難しいなら、
ここで止まる選択肢も、あなたにはあるのよ。
進むことだけが、正解ではないの。
それでも進むなら──
ここから先は、
「変える側」に立つことになるわ。
■まとめ
ここまで読んだあなたは、もう分かっているはずよ。
このまま続けることもできる。
被害者でいることには、それなりの安定もあるからね。
でも同時に、何を失い続けるかも、見えているはずよ。
ここから先は、覚悟が必要になるわ。
■自分の中にあるものから目を逸らさないこと。
■誰かのせいにし続けないこと。
それができるなら、進みなさい。
まだ迷うなら、ここで止まってもいいわ。
ただし──
どちらを選んだのかだけは、自分で引き受けなさい。
次に進むかどうか、決めるのはあなたよ。
■トラウマシリーズ■
【フェーズ1:侵入と油断(Clown)】
1. Clown①(軽度)
『出来ない』と言っただけで、守られる世界
2. Clown②(中度)
その『出来ない』、要求に変わってない?
3. Clown③(重度)
『トラウマがあるから仕方ない』は、どこまで通るのかしら
【フェーズ2:破壊(Catalyst)】
4. Catalyst
【トラウマ】という免罪符で、あなたは大切な人を傷つけていないと言い切れるか
【フェーズ3:選別と入口(Poison)】
5. Poison①(導入と選別)
【トラウマ】を抱えたまま進むなら、何を失うか分かってる?←この記事よ。
【フェーズ4:外科手術(Poison:本編)】
6. Poison②(本編①)
トラウマの中で、何が起きているのか説明できる?
7. Poison③(本編②)
トラウマの連鎖、どこで止めるか分かってる?
8. Poison④(本編③)
トラウマに振り回されない状態って、どこまで行けると思う?
【フェーズ5:緩和と再統合】
9. Antidote
それでも、生き延びてきたことは事実だから10. from mars(日常コミカル)
「トラウマ持ちの【女王】、普通にやらかす」
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