見出し画像

感想短歌「よむよむ」〜創作大賞編〜その4

おはようございます。創作大賞の作品を読んで、感想を短歌で詠む試み、「よむよむ」をしております。

上記の記事にコメントいただいた方、本当にありがとうございます。お預けいただいた作品を並行して読んでいます。読了後、短歌を準備できた方から3人〜4人ずつ掲載します。(コメント順ではなくて申し訳ありません)

それでは皆様の作品と短歌を合わせて紹介いたします。

読者の方は、短歌を読んで「どんな話だろう?」と気になってもらったらこんな嬉しいことはありません。ぜひリンク先の素晴らしい作品をお楽しみください。


100日後にそろばん完全マスター! Abacus Japan Master in 100 Daysさん

どうしても、そろばんを100本のYouTubeで教え切りたかった

先生の指をなぞればマントルを貫くような雨だれの音

動画ではやさしい先生が細かく丁寧に教えてくれていて、この通りにそろばんを弾いたら、ステップアップできる気がしました。そろばんを弾く音は雨だれの音のようで、「雨垂れ石を穿つ」、こつこつとやっていけばやがて石を穿つような大きな力になる……という諺を思い出しました。石どころか、マントルを貫いて地球の裏側まで届くことを表現しました。

Meimei - 好きと模様のセカイ -さん

「女の衝動」

早鐘に逸る血潮がはりめぐり蛇の躰は筆先となる


安珍清姫伝説に演じた祭りを目にして生きる衝動を湧き上がらせる作品。この力強さを伝えたいと思いました。どうして衝動につながったのか、と考えたとき、鐘に向かう蛇は心臓に向かう血管のようだと思いつきました。私たちの体には血管という蛇が張り巡らされている。そしてこの蛇の躰があったから美しく情熱的な絵になったのだ、と感じました。

山本こと葉さん

書架の月 ―月窓館シリーズ①―

鍵穴が切り取る夜のディンプルとかみあう月が秘密をひらく

満月の夜にだけ動く「円形書架」を中心に据えた不思議な作品。どの場面も詩のようで、秘密がこの作品をより美しくしていると思いました。鍵穴の中はいつも暗く、それは夜空であり、月光そのものが鍵になっていることをイメージしました。ディンプルというのは鍵のくぼみのことで、月の凹凸(クレーター)と噛み合って開くのではないか、と想像しています。


今回は以上です。

「よむよむ」もその4まで来ました。いつも皆様の作品を読んでいると、うわ〜こんな作品、短歌の入る余地あるだろうか……と思うのですが、読み終わった頃には、だからこそ短歌にしたい気持ちが沸き起こります。素敵な経験をさせていただいて本当にありがとうございます。

「よむよむ」はまだ受け付けております。
ご希望の方は、下記のリンクのコメント欄に書いてください。

ここまで読んでいただいてありがとうございました!
引き続きよろしくお願いします。

(参考)亜麻布の最近の短歌



いいなと思ったら応援しよう!

亜麻布みゆ📕言の葉みゆフィーユ チップのご検討、ありがとうございます。 3歳児を育てつつ、スキマ時間に創作を続けています。 いただいたチップは、家事の時短や創作時間の確保に使わせていただき、より楽しい文章をお届けする力に変えていきます。応援が本当に励みになります。