ひとり人事が本当にしんどいのは「相談相手がいない」こと|判断を一人で背負う孤独の話
「このスカウト文面、このターゲットで本当に合っているのかな……」
PCの前で、送信ボタンを押す指がほんの一瞬止まる━━。
社内に聞ける相手はいない、もし間違っていたとしても誰も教えてくれません。
その結果が出るのは数ヶ月後の採用成果として現れるだけ。
そんなヒリヒリとした日々を送っている「ひとり人事」の方は、実は非常に多いのではないでしょうか。
はじめまして。
株式会社PeakHub代表のチェ・ホジンです。
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私は日立製作所のエンジニア、リクルートでの7年間の採用支援を経て、現在はIT・製造業を中心とした採用代行(RPO)を展開しています。
日々多くの企業様と向き合う中で私が感じることが、ひとり人事の本当のつらさは、決して「業務量」だけではないということです。
「実務」はこなせても、「判断」が孤独を加速させる

「ひとり人事」が抱える最も大変な悩みは「判断を一人で背負う孤独」です。
確かに、世の中には社労士の先生がいます。
しかし、彼らに相談できるのは労務や法律の話であり、採用現場で本当に知りたい
「今の市場でこの年収提示は妥当か?」
「競合他社はどう動いているのか?」
といった生きた情報ではありません。
一方で、経営層に相談しても返ってくるのは
「で、いつ採れるの?」
という進捗確認ばかり。
採用がうまくいかなければ自分の責任。
うまくいっても「媒体やエージェントが良かった」で片付けられてしまう。
特に、人事未経験で配属され、教科書もないまま用語も自己流で覚えてきた方にとって、この「正解がわからない中での意思決定」の連続は、精神的ダメージを加速させます。
「他社はどうしている?」が見えない不安

従業員50〜1,000名規模の企業では、人事部門が1〜3名というケースがほとんどです。
この規模感特有の悩みとして「自社の採用プロセスが属人化・ブラックボックス化しており、他社と比較してどうなのかを客観視できない」という点があります。
スカウトの返信率が落ちたとき、それは自分の文面のせいなのか、市場全体のトレンドなのか?
エージェントからの推薦が止まったとき、要件が高すぎるのか、運用に問題があるのか?
こうした「他社の当たり前」を確認できない状態では、不安が止まらなくなるのは当然のことです。
判断を「声に出す」だけで、孤独の半分は整理がつく

私は、採用は「運」ではなく「設計」であるべきだと考えています。
もし今、あなたが一人で悩んでいらっしゃれば、伝えたいことがあります。
それは━━
壁打ち相手は社内にいなくてもいい
ということです。
「これ、他社でも普通ですか?」
と聞ける相手がいるだけで、これまでの「なんとなく」の不安は「次にやるべき具体的なアクション」へと変わります。
例えば、私たちが伴走している現場では、AIを活用して膨大な作業を圧縮しつつ、浮いた時間で「判断」の基準を言語化することに重きを置いています。
判断を一度声に出して整理する。
それだけで、これまで「属人的な感」に頼らざるを得なかった採用が、データと論理に基づいた「設計」へと進化し始めます。
一人で抱えなくていい採用を

「ひとり人事」の孤独を解消するために、まずは自分を責めるのをやめましょう。
採用が決まらないのは、あなたの能力不足ではなく「設計と判断の基準」が共有されていないという構造的な問題であるケースがほとんどだからです。
このnoteでは、これからもエンジニア出身でリクルートを経てきた私の視点からこれからも様々な人事に関する情報を発信していきます。
「今の自分の判断が普通かどうか、ちょっと誰かに聞いてみたい」
そんなふうに感じたときは、ぜひコメントやDMをください。
現場の肌感ベースで、あなたの壁打ち相手になります。
本日もお読みいただきありがとうございました。
株式会社PeakHub
代表取締役チェ・ホジン
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