見出し画像

神依春一とは何者か?〜天才のお仕事、ロココ×探偵事務所の作り手〜キャラクター紹介② 【間宮真の機能的ロココ探偵事務所】

稀代の天才?美しき奇人?
溢れる親愛と煌めく才能を容赦なく振るい、全力で探偵間宮を振り回す、最強モンスター!


キャラクター紹介 ② 神依春一 篇

ウィリアム・ブグローを彷彿とさせる筆致で幻想風景を描き、専門家による手直し不要の完璧な建築図面を製図する異才。機能的ロココ探偵事務所の仕掛け人、神依春一。


〇思想信条

・愛の証明は沈黙
・怒りも怨嗟もなく愛の記憶だけを胸に消える者こそ、最も自由な魂

〇プロフィール

職業:外資系ジュエラー社員(Maison Valberrys 所属)
肩書:L’Exception Conseiller(CEO直轄 準ファミリー待遇職/ VIP接客・デザイン企画設計監修・空間演出などを担当)  
職場: Maison Valberrys Écrin GINZA
通勤:自宅→徒歩15分→志村坂上駅 →(三田線直通25分)→ 日比谷駅 → 徒歩10分(地下通路)→ 銀座一丁目
年齢:28歳(1996年生まれ)
星座:山羊座(12月31日)
趣味:お料理、お絵かき
日課:お弁当を3つ作る、探偵事務所で電話番
休日:真と出掛ける、区立図書館で読書、買い出し→冷凍小分け・常備菜作り
習慣:週に一度は喫茶店Café Sereinでノマド
贅沢:ちょっといい食材を料理に使う、大切な人にプレゼントを贈る
弱点:強すぎる照明(頭痛がする)
特技:大量の難解な専門書から得た知識であっても、即時に誰にでも理解できるように、相手が聞いて楽しめるように話せる
特性:四色型色覚、メタ知性、直観像記憶、質感識別、感覚過敏、軽度ASD傾向
前職:喫茶店Café Sereinで週4アルバイト(月収約10万円)

〇外見的特徴

身長:180㎝
体重:60kg
体脂肪率:9%
パーソナルカラー:サマー(2ndウィンター)
骨格タイプ:ナチュラル
顔タイプ:エレガント
特記:青紫の虹彩。左右対称。手足が長め腰位置が高い。手指は繊細ながら節があり造形的。
印象:美貌、ジュエリー映え、異次元
動きの癖:より慎重に言葉を選ぶとき、ぱちぱちと瞬きをする


〇人間関係

間宮真(35):なんでも我儘を言っていい相手。
神依典彦(27):可愛い弟。同居4年目。
代崎すみれ(27):とても格好良い大親友。
榊原正嗣(33):仕事の出来る素敵なお友達。
真崎美緒(30):刑務所にお住みの大好きなお友達。時々差し入れに行く。
Augustin de Valberrys(45):本国フランスのボス。優しい。よくお電話する。いっぱい褒めてくれる。
Lucien Arthur de Valberrys(20):大切なお友達のルー。とても良い子。
七瀬鏡子(43):一昨年9月、春一を電撃独断スカウトした敏腕エリアマネージャー。半年ほど上司だった。
高梨信行(58):過去に約1年アルバイトした喫茶店Café Sereinの店長。とても大人。


〇最近のお悩み

最近とても暑いからと、真さんが事務所への道中と階段昇降の心配をする。徒歩15分と6階分くらい平気なのに。真さんからの贈り物の日傘もあるよ?


〇最近あった嬉しい出来事

行きつけの美容院ができた。
真さんの探偵事務所のある『グランパレ元町ビル』の5階。『おしゃれ処エレガンスCut & Color美容院』。美容師の雅子さんは、昔、浮気した旦那さんを光り物で刺しちゃったらしい。お魚?


〇日常のこだわり4選

万年筆のインクは、勤め先の顔料インク。
自宅照明は、電球色。
お弁当箱は、漆塗りの曲物(天然木)。
自宅での肌や髪の手入れは、椿油(外ではシアバター)。

Maison Valberrysの「Iris Saphir」を再現したメゾン独自配合の
顔料インク「L'eau Saphir」。
耐水性・耐光性に極めて優れ、目詰まりしにくい超微粒子。


〇ちょっとだけ偏屈な主義

運動靴は履かない、持たない。運動しないから。
一足大事に履き終えてから卒業した。
歩くことを厭わず、常に姿勢を正しく制御し続けていれば、運動の時間を設けなくとも必要な筋力はつく。
クッション性の高い運動靴は、路面からの情報を遮断して、身体の知覚とバランス能力を甘えさせる。
人間が最も鍛えるべきなのは深層外旋六筋や脊柱起立筋。
運動靴の常用は、運動習慣がないなら長期的健康には寄与しない。
※普段ハイヒールで酷使しているなら運動靴は大事。


〇最近あった嬉しい出来事2

真さんの寝室に、描いた絵を飾った。真さんの好きなアカデミック様式の海底宮殿を寓意とした絵。とても気に入ってくれたけど、ウィリアム・ブグローの如き筆致、はちょっと褒め過ぎじゃないかな。


〇最近の生活(仕事関係で時々ズレる)

5時:起床。シャワーを浴びて、身支度を済ませる。
5時20分:洗濯機を回しながらお弁当と朝ご飯を作る。
5時50分:洗濯物を、乾燥機に入れるor部屋干し。
5時55分:起床してきた典彦と朝食を食べる。
6時20分:典彦と手分けして軽く掃除(典彦トイレ&洗面所周辺、春一フローリングワイパー&キッチン周辺)。
6時30分:自室で仏蘭西からのメールを確認、仕事関係の各種データを纏める(典彦は自室で勉強、身支度)。
7時30分:身支度を済ませた典彦を見送る。乾燥機の洗濯物を回収。
7時35分:家を出る。
7時50分:真さんの事務所兼自宅にお弁当を持って訪ねて、朝食を終えた真さんに珈琲を淹れてあげる。
8時30分:探偵事務所で意匠製図しながら電話番。
11時:真さんと2人でお弁当を食べる。
12時:真さんの車で、春一の勤め先Maison Valberrys Écrin GINZA前まで送って貰う。

〜勤務〜

17時45分:直属上司Augustinとの電話や仏蘭西本社とのチャットで報連相。
18時20分:終業の挨拶を交わして退勤。
19時10分:帰宅。スーツ等の手入れ。部屋干しを回収。
19時20分:入浴。
19時40分:夕食を作る。典彦が帰宅したら一緒に晩ご飯。
20時30分:翌日以降の調理の仕込み。
20時50分:翌日の支度。
20時55分:就寝準備。
21時:就寝。


神依兄弟の自宅ダイニングキッチン

レンジボードは、冷蔵庫買い替えのタイミングで、お友達の正嗣くん(DIY趣味の現場監督)に材料費+αで作って貰った。冷蔵庫に、高さと奥行を合わせたくて。そして導入予定の調理家電の採寸まで、データを揃えて依頼。

最上段には、典彦でも使える自動メニューつき単機能電子レンジ。2段目には、春一用のスチームオーブンレンジ。3段目には、炊飯器と1台10役の自動調理器。下段の抽斗には、フードプロセッサーやハンドミキサー、真空パック機、ワッフル&ホットサンドベーカーなどを収納。
電子レンジが2台あると、オーブン使用中に平行してレンジ調理もできるから時短になる。

春一のキッチン

「機能美こそが最大の装飾」
料理はマルチタスク。シングルアクションこそ正義。その上で美意識を忘れずに乗せる。
稼働範囲を占有する無駄なモノは飾らない。
隠すより動作性を殺す要素をゼロにする。
色調を揃える美意識の保持。

神依春一の私室


脚付き4段抽斗の箪笥は、あとから買った。
持ち物が少なく、大きめクローゼットある部屋だから、収納力としては要らない。でも革製バッグを日光から遮る保護壁、デスクからワンアクションで取り出せる収納が欲しかったから。
勿論、家具を増やすのだから、空間に圧迫感やノイズが出ないようにデスクと奥行が面一になる、窓辺と高さが揃うようにした。
除菌空気清浄機は、真さんからの2024年クリスマスプレゼント。デスクマットとミノディエールは、サントノーレ24番地にてAugustinから贈られたもの。



〇愛用品

◆グリーニッシュブルーの山羊革ドラムバッグ
(H20×W27×D16cm)
↑典彦からの25歳の誕生日プレゼント。しなやかで美しい色合い、日常の相棒。
パールホワイトの350ml水筒(真空断熱ボトル)
↑すみれさんからの25歳の誕生日プレゼント。2,530円。
鹿革の親子がま口の小物入れ
↑高梨店長からの贈り物。とても手触りが良い。中には、高機能イヤープラグ、鹿革クロス、シアバター、アルコール70%手指用洗浄ジェル、ティッシュ、創傷被覆材1枚、絆創膏3枚、ブドウ糖100%タブレット2粒、ハイジュエリーを収納。
金無垢ナポレオンタイプの懐中時計(スモールセコンドつき手巻き式/スイス1869年製)
↑すみれさんと出掛けた蚤の市で出会い、自己修理。
藤色の長日傘(Birdcage型)
↑真さんからの贈り物。出逢って2ヶ月頃に貰った。強い陽射しから春一を守ってくれる。
◆グレーパープルのアーバンレインポンチョ
↑正嗣くんからの就職祝い。WORKMAN!
ネイビーのシュリンクレザー薄型長財布
↑すみれさんからの昇進祝いプレゼント、すみれさんと色違い。
イタリアンカーフの名刺入れ
↑真さんからの26歳の誕生日プレゼント。英国王室御用達のレザーグッズブランドらしい。内側の紫が格好いい。
10倍ルーペペンダント(レンズ径25mm/素材Arthur Argent/カランコエ模様/トップ1ctパパラチアサファイア)
↑Augustinからの贈り物。「その眼が見るものこそ、我々にとっての真実」という言葉と共に贈られた。
吸入式万年筆(ペン先Soft Fine Medium/ペン先素材ValberrysGold)
↑筆記用。メゾン12月の定番商品Couronne Perle。スーツのペンポケットに常駐させている。

真さんに色違いのBasiqueモデル(ペン先Soft Medium)を贈った。

◆吸入式万年筆(ペン先Soft Extra Fine/ペン先素材ValberrysGold)
↑お絵かき(製図)用。ペン先だけ工房で特注(一般展開はSF、SFM、SM、B)。柔らかくて描きやすい。

メゾンシグネチャーカラーモデル「Saphir」。
天冠にはValberrysカラーのティールサファイア。

ブルーグレーのメタルフレームサングラス
↑フランス独立系ハイブランドのもの。鏡子さんからのなんでもない日プレゼント。照り返しも怖くない。
網代編みの山葡萄かごバッグ
↑真さんからの28歳の誕生日プレゼント。

保冷仕様の巾着インナーバッグを自作し、お弁当バッグにした。



〇お財布の中身

  • 現金2万前後

  • 区立図書館利用カード

  • マイナンバーカード

  • WAON!なキャッシュ+JCBデビット

  • Augustin de Valberrysの個人口座に紐づくMasterCard Black Diamond Cardの追加カード

  • 銀行系Visaポイント特化型プラチナカード

  • 多通貨Visaデビット一体型キャッシュカード



〇神依春一の誓約

  • 知性を決して武器にしない

  • 人を責めない自由を手放さない

  • いつも美しく正しい言葉だけを使う

  • あらゆる痛みを理性の燃料に変え、常に他者に優しくある

  • 一瞬とて蹲って生きる愚を犯さない




〇Appendix: Maison Valberrys(メゾン・ヴァルベリィ)関連資料 


「美だけは守る」
激動のフランスを生き抜いた、独立独歩の宝飾芸術メゾン

​■ メゾンの定義

1857年創業。フランスの老舗独立系ハイジュエラー。
現代のブランドビジネスの主流であるLVMHやリシュモンといった巨大資本に属さず、創業以来「血族経営・非上場」を貫く。
他社の「石の巨大さ」や「総合的なラグジュアリー」とは一線を画し、「多彩な色石の調和」と「圧倒的な造形美」に命を懸ける「芸術工房・文化機関」としての側面を強く持つ。

創業者は、オルレアン派貴族血統でナポレオン3世に見出されたArthur de Valberrys(アルチュール・ド・ヴァルベリィ)。

​■ 価値観:物語と芸術への投資

​「ジュエリーを貴石の塊(資産)としか見なさない人間は、Valberryの客ではない」
Maison Valberrysは、美を絶対とし、色石・造形・配色で世界観を作る。「石の値段」ではなく「意匠の必然性」で語る。貴石に依存しない価値観、多彩な色石、芸術的造形で勝負する。
たとえ四大貴石(ダイヤ、ルビー、サファイア、エメラルド)以外の石を使用していようとも、意匠の必然性と芸術性への自負から、強気の価格設定を崩さない。

​■ 意匠と制作体系(Design & Collections)

​【ロゴと芸術的展開】
ロゴ: ValberrysGoldで刻印されたValberrysの文字と『星の花冠』。
芸術的展開:ジュエリーの他、ジュエリー付きプラチナウォッチや​ValberrysGoldのペン先を持つ万年筆、限定生産のカトラリーなど、「美を愛する生活」を提供する。 

​【Maison Valberrysの『星の花冠』の紋章定義】

​1857年、皇后ウジェニーへ捧げられたティアラ『Couronne Stellaire』の意匠を現代的に抽象化したもの。
フランスの伝統である百合の紋章(フルール・ド・リス)から​左右対称に広がる花びらのような造形は、特定の植物を指すのではなく、百合とアイリスを融合させた、ヴァルベリィ独自の「芸術の花」である。多様な芸術的感性が調和する様を表している。
スターサファイアをセッティングしたベース。「芸術の花」の核となる伝説的サファイア『Iris Saphir』を支えるそれは、真夜中の静寂の中でこそ真価を発揮する、永遠に変わらぬ美の導き星である。

Maison Valberrysのロゴ


【コレクション・ヒエラルキー】

1. エントリーモデル(Daily Pieces)
価格帯:25万円 〜 80万円
​内容: 『ValberrysGold』のみのリングやネックレス。小粒のカラフルストーン(スピネル、トルマリン、ガーネット等)をあしらったペンダントやピアス、カフリンクス。​真珠やメゾンのアイコンとなる意匠(星の花冠)の小物。
​特徴: 他ブランドが「10万円代」でシルバーや細い18Kを出す中、Valberrysは「最低でもこの質量と意匠がなければ美しくない」という基準があるため、エントリーでも高め。


「星の花冠」のコインネックレスとグローブホルダー

​2. ファインジュエリー(Signature Collections)
​価格帯:80万円 〜 2000万円
​内容:非加熱サファイアを中心に展開。希少性を問わず非加熱で美しい発色をする石のみを厳選し精緻なカットで色彩を魅せる、天然宝石主役のジュエリー(les couleurs)。
特徴: Valberrysが最も得意とする領域。「石の大きさ」ではなく「配色の妙」「華やかな色彩とカットの美しさ」で勝負。
※自動巻腕時計Royale de Diamantシリーズ(自社開発の高精度ムーブメント搭載)は一定の購買実績のある忠誠的VIPにのみ案内。

​3. ハイジュエリー(Pièce Unique / Masterpieces)
​価格帯:2000万円 〜 数百億円(天井なし)
内容:非加熱無処理の貴石を中心に展開。質の高いマルチカラー・ジェムのセット(Eugèneシリーズ)。世界に一つだけの作品、数量限定デザイン(アートピースコレクション)、年一発表のシリーズものユニークピース数十点(ガラコレクション/通称: “The Gala”)。
特徴: 路面店では取り扱わずVIPサロン店舗でのみ販売。腕時計、美しく大粒な宝石、あるいはHaruによる「その石のためだけの意匠」。
※クォーツ式腕時計Dynastie de Saphirシリーズ(自社開発の高精度クォーツムーブメント搭載)は一定の購買実績のある忠誠的VIPにのみ案内。

​​■ ​​​象徴的素材と色彩(Identity Materials & Color Identity)

​【Saphir de Valberrys(サフィール・ド・ヴァルベリィ)】ショッパーおよび外箱に使用されるシグネチャーカラー。19世紀、まだ「ブルーではない」と評価の低かったティールサファイアの、深く静かなグリーニッシュブルーに美を見出した創業者が定義。現在では「Valberryの美学」そのものを象徴する色として知られる。
宝石業界において、上質なティールサファイアは「ヴァルベリィ・サファイア」の通称で取引される。鑑別書上の表記が「Teal Blue」であっても、商取引の現場では「ヴァルベリィ・カラー」の一言ですべての価値が証明される。

Maison Valberrysのダストバッグとショッパー

​【Iris Saphir(イリス・サフィール)】
吸い込まれるような深い青紫。ジュエリーボックスのベルベット、独自配合の万年筆インク、ハイジュエリー時計の文字盤等に使用される最高位のロイヤルカラー。
1857年、皇后ウジェニーへ捧げられた『星の花冠(Couronne Stellaire)』の主石である伝説的なサファイアの色。Maison Valberrysの成長と共に、青みが強く多色性の発光を伴う紫のサファイアの価値を世界的に押し上げた。今日、「アイリス・カラー」は最高級・至高の青紫を示す専門用語として定着している。

Maison Valberrysのジュエリーボックス


【Valberrys Gold(ヴァルベリィ・ゴールド)】
20世紀初頭(アール・デコ期)3代目当主Henri de Valberrysに開発された独自配合の18K。銅とパラジウムの配合比を極限まで調整した、赤みを抑えた気品あるシャンパンゴールド。「​肌を最も美しく見せる18K」として、地金、台座、ロゴ刻印、ペン先、店舗ショーケースの縁、カップ&ソーサーの金彩などに幅広く使用される。
それまで主流だった「イエローゴールド」は華やかすぎ、「プラチナ」は冷たすぎると考えた3代目が、独自の配合を研究。 第一次世界大戦後の「狂騒の20年代」、夜のパーティーでシャンパンの泡のように煌めく金として、瞬く間に「Valberrysの代名詞」となった。

【Arthur Argent(アルチュール・アルジャン)】
3代目当主Henri de Valberrysに開発された、創業者の名を冠した特殊銀合金。カトラリー、メンズジュエリー、万年筆のクリップ、ハイジュエリーの特定の構造材、店舗のドアノブなどに使用される。
「美しさは、美は常に凛としてそこにあるべきだ」という信念のもと、当時の最新化学を駆使して開発。独自配合の​​ゲルマニウム等の添加により、通常のスターリングシルバー(Silver 925)に比べ極めて変色しにくく、白金のようになめらかな光沢を維持し続ける。

​【Sérénissime de Minuit(セレニシム・ド・ミニュイ)】「真夜中の最上の静寂」を意味する、Valberrys家の紋章の背景色。紫を含んだ最も濃く深い青色。紺色、和名での勝色に近い。ブランドではなくValberry家の、一族の「血と矜持」を象徴するハウス・カラー。
創業家オーナーの使う万年筆の軸とインク、ファミリーのセミフォーマルスーツ、VIPサロンのインテリア、重要文化財級の作品を保護する布、メゾン発行のハイジュエリーの「出生証明書(原産地証明)」を収める革張りのフォルダなどに限定して使用される。1416年に先祖Bertrandが定めた紋章に由来する。

​■ 銀座での展開

日本における拠点は、世界のValberrysの中でも特別な地位を占める。
​銀座旗艦店:Maison Valberrys Écrin(エクラン)GINZA
所在地: 銀座一丁目駅 徒歩1分
​特徴: 完全予約制の「美術館型」サロン。一見さんお断り。本国の紹介、VIPからの紹介、2号店からの選別された誘導でのみ入店を許される聖域。
銀座2号店:Maison Valberrys Jardin(ジャルダン)GINZA
​所在地: 銀座六丁目・中央通り沿い
特徴: Valberryの世界観を広く伝える「庭園」のような店舗。

■Maison Valberrysの国際展開

大規模路面店:パリ本店(ヴァンドーム広場/最上階にVIPサロン)、ロンドン(最上階に小規模VIPサロン)、銀座2号店、ドバイ(最上階に大規模VIPサロン)
小規模VIPサロン:ニース、リヨン、ニューヨーク、ロサンゼルス、シンガポール
VIP完全予約制サロン:銀座旗艦店、モナコ、ジュネーブ

■Maison Valberrysの工房

オルレアンに4拠点
宝飾時計部門(2シリーズの生産と改良)
ブライダル部門(100点満点が当然の若手修行場、ショッパーなどの包装材の工場も併設)
詩学宝飾部門(サファイアアート、メゾンの花形)
詩学生活部門(エントリー用の地金アクセサリー、万年筆、カトラリー、ティーセット、企画用アートなど)


ナポレオン・ウジェーヌ・ルイ・ボナパルト(皇帝名:ナポレオン3世)の《選ばれし非公式職人/Artisan non-officiel choisi》Arthur de Valberrysが1857年に創業。
王政崩壊・第三共和政突入、時代の荒波に翻弄されたことで、「不変なる美」への執着がメゾンのDNAとして刻まれ、「美だけは守る」という理念を掲げるに至る。

若きArthurは、オルレアン派寄り旧家の貴族階級ながら「宝飾芸術」に異常な情熱を持ち、美術収集・宝石鑑定で宮廷周辺に出入り、ナポレオン3世の文化サロンに顔を出すようになる。1855年パリ万博でジュエリー部門を見て感銘を受け、独自メゾン創業を決意。
 1857年、ナポレオン3世はウジェニー皇后への誕生日贈答品として「星の花冠(Couronne Stellaire/クロンヌ・ステレール)」を所望。王室御用達ではない若きArthurに、側近の推薦で「特例発注」する。Arthurはこの機会に自ら宝石の選定から製図・意匠の監修まで担当。以後、彼の名は皇帝の“寵愛を受けた逸材”として社交界に知られることに。

Maison Valberrys(メゾン ヴァルベリィ)の歴史


■春一の肩書(役職・権限) : L’Exception Conseiller(レクセプスィオン・コンセイエ)

フランス語で「特例助言者」。
Results-oriented(リザルツ オリエンティッド/成果重視)。制度外・自由裁量職・全方位免責。CEO直轄で、部署や通常制度に縛られない。VIP接客・空間演出・特例案件・VIP向けコレクション監修・ハイジュエリー意匠設計を担当。Augustinが就任以来初の強権発動で用意した 、メゾンの眼/心臓/詩学。〝メゾンの哲学を護る〟ための〝特別扱いの正当化〟と〝制度上の盾〟を目的とする象徴的役職。

特例契約書 〈L’Exception Conseiller 神依春一 殿〉
Maison Valberrys
発効日:2023年2月1日
文書番号:EXC-HA-01
発行者:Augustin de Valberrys(代表取締役CEO)
第一章 契約の趣旨
第1条(契約の理念)

本契約は、Maison Valberrys(以下「甲」)と、神依春一(以下「乙」)との間において、乙の比類なき才能の保護・尊重・活用を目的とし、従来の制度外における自由かつ特別な関係性を明文化するものである。
第2条(例外の正当化)
乙は甲において制度上の“例外”とされ、例外であること自体が正当化され、称揚される地位に置かれる。
第二章 勤務・業務に関する特例
第3条(業務選択の自由)
乙は、甲の定めるいかなる業務にも従事する義務を持たず、参加・助言・制作の意思表示は完全に乙の裁量によるものとする。
第4条(勤務形態の自由)
乙の労働時間、出勤義務、業務報告義務は一切定めない。乙が望むときに望む場所で、望む形での創作・接客・助言を行うことを妨げない。
第5条(L’Exception Conseillerの定義)
乙に付与される「L’Exception Conseiller(特例助言者)」の称号は、以下の地位を保証する:
制度外的存在としての不可侵性
CEO直轄、部署横断の横断的権限
業務上必要な裁量の全面委任
「美の使徒」としての象徴的立場
第三章 創作物と知的財産
第6条(知的財産の共同保有)

乙が創出するデザイン、構想、図面、文章その他創作物(以下「知財」)は、乙および甲において共同保有される。甲は、当該知財を乙の人格権・創作意図を尊重しつつ使用する義務を負う。
第7条(商用使用の優先権)
甲は、乙の創作物に関する商業的使用について第一優先権を持つが、乙の承諾なしに第三者への貸与・売却・譲渡等はできない。
第8条(展示・発信の自由)
乙は、自らの知財を展示・研究・教育目的において自由に発信・共有・公開することができる。甲はこれを妨げない。
第四章 報酬および収益配分
第9条(特例報酬)

乙には定額の報酬が支払われるほか、乙の関与・創出により収益が発生した際には、契約別紙に定めるロイヤリティを上限なく支払う。
第10条(匿名性と尊厳の確保)
乙の名義や手掛けた業務の公開については、常に乙の承諾を必要とする。匿名・非公開を希望する場合、甲はこれを最大限尊重する。
第五章 人間関係・接触に関する特例
第11条(接触制限)
甲に所属するいかなる者も、乙に対し不必要な業務外接触・詮索・私的関与を行ってはならない。違反者は業務妨害とみなされ、相応の処置を受ける。
第12条(支援と守秘の義務)
乙の創作活動および生活の安全のため、甲は必要な支援と絶対的な守秘義務を負う。
第六章 象徴と継承
第13条(象徴的存在としての定義)

乙は、甲において“メゾンの眼/心臓/詩学”と位置づけられ、単なる従業者ではなく、文化的・哲学的象徴として扱われる。
第14条(称号の不可侵性)
L’Exception Conseiller の称号は、一度授与されたのち、乙が辞退しない限り、いかなる事情によっても剥奪されることはない。経営者の交代は、本契約の有効性に影響を与えない。
第七章 その他
第15条(契約の非公開性)

本契約の内容は原則として非公開とし、乙の意向があれば、契約の存在自体も秘匿とする。
第16条(詩的附則)
この契約は、紙と文字を借りた願いであり、記録された信頼であり、そして“美しい例外”に対する最大限の敬意である。

以上、本契約の成立を証するため、本書二通を作成し、甲乙記名捺印のうえ各自保管する。

L’Exception Conseiller 特例契約書

第1条(基本報酬)
乙(神依春一)には、Maison Valberrys幹部職に準じた年俸とは別に、以下を支給する:
L’Exception報酬:年額 5000万円(非課税扱い/詩的業務対価)
※フランス本国との連携により、日仏間で非課税文化振興報酬として特例承認済
(設計内訳:詩的存在であることの報酬2000万円/知的余剰手当2000万円/文化的防衛予算1000万円)
VIP指名手当:1名対応ごとに特別手当発生(上限なし・事後報告不要)
技能貢献報奨:業務外で提出された創作物・技術資料に対して、1点あたり最大100万円の評価報酬
第2条(知財ロイヤリティ)
乙の知的創作物を使用した商品・空間・企画・技術が収益化された場合、以下の取り決めとする:
最低保証ロイヤリティ:対象売上の8%を支払い
特例実績加算:乙が一切関与しなくとも、既存知財が活用された場合、加算発生(事前承諾不要)
第3条(支出補助)
乙の活動に必要と認められる物品(文具・機材・工具・史料等)の購入や諸費用は、Augustin de Valberrysが全額負担する(上限なし・事前事後報告不要)。

別紙:特例契約に付随する詳細規定


Haru専用・超高精細電子画板:
『L’Artiste 0/1(ラルティスト・ゼロアン)』

春一の要求仕様を全肯定したAugustinの作らせた完全特注筐体に、春一がOSを流し込んで完成。

画面:8K、有機EL、12bit(36bitカラー/約687億色)

​【外観デザイン】​
サイズ:12インチ、W25.36 × H16.91 × D0.5cm​
航空宇宙グレードのチタン合金モノコック筐体に、マットな「カシミヤホワイト」のセラミックコーティング。剛性は極めて高い。ベゼル幅1cm、表面は継ぎ目のない人工サファイアガラス、 電源を切ると「黒曜石の板」に見える。
ベゼル発電:1cmのベゼル部分にナノ単位の微細なプリズム構造をエッチング(宝石のファセットカットを応用したナノ単位の溝を刻印)。
Haru言語で最適化した集光アルゴリズムを搭載し、あらゆる角度から入る環境光が全反射を繰り返しながら一点の受光素子に収束。衛星通信に必要な微弱電力を自己発電。

【内部構造:計算しない「鏡」】​
CPU/GPU: 最小限。​複雑な計算は春一の脳がやるため、この板の仕事は「入力された座標に、指定された色のピクセルを置く」という描画に特化したASIC(専用回路)のみ。
インターフェース:『Saphir de Liaison(サファイア・リエゾン)』。春一専用の「0と1」のパルスを直接受け取るための独自規格。

​【7つの物理ボタン:カボションカットのファンシーカラーサファイア・キー】​
Augustin de Valberrysが自ら選定した7石の宝石が「物理ボタン」として埋め込まれている。
「機械語確認・保存/電源」:ブラックサファイア
(長押しでオンオフ)​
「1(生成・肯定)」:ベリィピンクサファイア
(信号の立ち上がり)
​「0」(消去・否定):ホワイトサファイア
(信号の立ち下がり)
​「戻る/モードセレクト変更」:パパラチアサファイア
(「今の線は違った」と思った瞬間に取消。ティールと組み合わせて、設計・構造計算モード、宝石意匠モード、生産管理モード、お絵描きモード、OS開発モード、WEBページ制作モード、新レイヤー制作モードなど上位階層を変更)
「レイヤー切替」:ティールサファイア
(選択中のモード内の専用レイヤーを瞬時に行き来する)​
「送信」:ブルーサファイア
(衛星通信でHaruの作ったValberrys専用クラウド『Ciel infini』に、Haru専用ソフト『La Constellation de Saphir』によりフォルダ分けされて保存される)


□宝石意匠モードのレイヤー​
① 【Atomic / Lattice Layer】(原子・格子階層)​
役割:サファイアの結晶構造(Al₂O₃)を1と0で記述する層。​ここで「加熱の有無」を決定づける結晶の歪みを定義。宝石の「健康状態」を司る最も深い層。​
② 【Inclusion / Landscape Layer】(内包物・景色階層)
役割:石の内部にあるシルク、液体包、微細な割れ(フェザー)を配置する層。「質感識別」をフル活用し、石の個性を描く層。
③ 【Optics / Ray-Tracing Layer】(光学・屈折階層)
​役割:12bitカラー(687億色)を制御し、光の屈折、干渉、多色性を計算する層。四色型色覚でしか捉えられない「色の揺らぎ」を0と1のパルスで固定。
④ 【Design / Blueprint Layer】(意匠製図階層)
​役割:石を支える地金のライン、爪の位置、ヴァルベリィ特有のクラシックかつ前衛的な枠を設計する層。「宝石商」から「デザイナー」へスイッチ。石の個性を殺さない「必然の形」を製図。​
⑤ 【Production / Logistics Layer】(生産・管理階層)​
役割:最終的な製品の重量、コスト、本社への指示書、シリアルナンバーを1と0でパッキングする層。「送信」ボタンを押す直前の最終チェック。

1. モードセレクト(長押しコンボ)
​左手のパパラチア(オレンジ)を長押し。右手のティール(青緑)をポチポチと叩き、宝石意匠モードのグリッドに沈み、「宝石意匠レイヤー」を選択。
​2. 意匠製図層内の高速切替
指を離すと、ティールボタンは「意匠レイヤー専用」の切替スイッチに変化。​
ティールを1ポチ:「地金の外輪郭」を描画。​
ティールを2ポチ:「石を留める爪の角度」を微調整。ティールを3ポチ:「裏側の光取り」の構造を確認。

物理ボタンがファンシーカラーサファイアなのはAugustinの意向。








〇神依春一とは何者か?

我儘な人魚のお姫さま。
愛する人と共に生きる日々のために、
脚と引き換えに、自ら声を差し出した。

愛する人のいる世界を歩くために、
〝何も語れぬこと〟を自ら受け入れた。
それが人の世の理(ことわり)だから。

人の世界で歩くたび、
燃えるように痛むとしても。
愛の記憶を胸に、
破滅へと歩むその日まで。

最期まで、自由に。
全てを自分で選び、歩く。






[Makoto Mamiya's Functional Rococo Detective Agency]

いいなと思ったら応援しよう!

桜子 いつもありがとうございます。読んでいただけて、とても嬉しいです。