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自分の予定を先に入れたら、夫婦の時間が戻ってきた。|家族の部屋

自分を後回しにすればするほど、夫婦の時間は減っていった。

息子との時間も、気づけばお世話と日常タスクに飲み込まれていた。

逆だと気づくのに、産後1年かかりました。


お世話の時間と、一緒に成長を楽しむ時間は、違う。

息子と一緒にいる時間には、2種類あると気づきました。

お世話をする時間と、純粋に成長を楽しみながら一緒に過ごす時間。

以前はその2つが混ざったままでした。

毎日3冊は絵本を読もう。公園に行こう。ビーチで一緒に遊ぼう。

そう思っていても、洗濯が終わってない、ご飯の支度をしなきゃ、

メッセージを返さなきゃ、お風呂を入れる時間だ、という日常のタスクに飲み込まれて、

できたりできなかったりが続いていた。

息子と同じ空間にいるのに、どちらもやりきれていない感覚が残る。

それがじわじわとしんどかった。

でも役割分担を先に決めて、予定を見える化するようになってから、

「この時間は息子と本を読む時間」と決められるようになった。

お世話はお世話として。一緒に楽しむ時間は、その時間として。

分けて考えるだけで、どちらも質が変わっていきました。


誰かに頼まれたわけでもないのに、自分を消していた。

家族のために全部使う。子どものために全部使う。

誰かに頼まれたわけでもないのに、そうしていました。

でも不思議なことに、自分を犠牲にしているはずなのに、

夫婦の時間も家族の時間も、質が上がっていかなかった。

むしろどんどん余裕がなくなって、ぶつかることが増えていった。

うちは新婚で、第一子で、海外で、フランス人との国際結婚で。

わからないことだらけの中で、

子どものためにも夫のためにもベストを尽くしたかった。

でもそのベストって、どこまで何をやるかという線がない。

だからできる限りのことをやる。手を抜かない。

それが結果として、自分を追い詰めていました。

「何を自分でやって、何を外注するか」

「どこまでやれば十分か」

その線引きが先に必要だったと気づいたのは、今月に入ってからでした。


ホワイトボードで、1週間を見える化した。

我が家で一番変わったのは、ホワイトボードを導入したことでした。

月曜日から日曜日まで、時間を区切ったブロックに片方が予定を入れたら、その下にもう片方が家事や育児の予定を書く。

1週間ごとに書き込むので、

1人だけどんどん予定を入れるというアンバランスも、

自然と目で見てわかるので、知らないうちに調整できるようになりました。

例えばこんな感じです。

月曜日の朝6時〜出勤まで → 夫:ジム

その下に → 私:息子の幼稚園送り出しまでの対応

夫の予定が先にわかっているから、

登園前に息子と2人でビーチに行こうとか、

今日はNHKで日本語の歌番組でダンスをしよう、という計画が立てられる。

以前はなんとなく家でだらだらしていた登園前の時間が、

息子とのクオリティタイムに変わりました。

週末も同じです。

夫婦で何かしようという予定を口頭だけで決めていると、

どちらかが「聞いてない」「忘れてた」になりやすかった。

ボードに書き込む時に、自然と会話が生まれる。

「今週は土曜日の午前だけ幼稚園に預けようか」

「土曜日に預けるなら、木曜日は早めに切り上げて息子とキッズカフェ行こうか」

「この日は2人とも忙しいから、ナニーさんにお願いしよう」

夫婦内の調整が、見える化によって自然にできるようになりました。


夫婦の時間が、戻り始めた。

以前は、子どもが起きている時間はその時の流れで過ごしていました。

何もしていないのに、好きなように時間を使えているわけでもない。

なんとなく一緒にいるけど、それぞれがいっぱいいっぱいのまま、

時間だけが過ぎていく。

子どもが寝た後も、それぞれがやりたいことをこなすだけで終わっていた。

でも予定をストラクチャー化してから、

それぞれが計画的に自分のやりたいことをやれるようになった。

すると不思議なことに、2人でいる時間の質も少しずつ変わり始めた。

最近は映画ナイトをしたり、2人でデートに出かけたり、

一緒に料理をしたり。

妊娠前みたいな時間が、少しずつ戻り始めています。

夫が夜に知人と外出する時も、

事前にボードに書いてくれているから、

私も「じゃあ子どもが寝た後は、読みたかった本をゆっくり読もう」

と自分の時間を設計できる。

夫の予定に振り回される感覚がなくなった分、

お互いの時間を気持ちよく応援できるようになりました。


息子との時間も、変わった。

夫の予定が見えるようになってから、もう一つ変わったことがあります。

以前だったら「夫だけ好きなことして…」とじわじわ思っていた時間が、

「チャンス!息子と2人タイム、何しよう?」

とポジティブに変わりました。

ビーチに行こう。日本語の絵本を読もう。

近くのカフェでおやつを食べよう。

夫の時間が先にわかっているから、

息子と2人の時間も前もって計画できる。

以前は毎日3冊は絵本を読もうと思っていても、

日常のタスクに飲み込まれてできなかった日が続いていた。

でも今は「この時間は息子と本を読む時間」と決めてあるから、

ちゃんとできる。

できた日の息子の顔が、また格別で。

土曜日の午前中は夫が息子タイム。

だから私はその間にマッサージに行こう。

夫も息子と何をするか前もって準備するようになって、

「土曜日はキッズカフェに2人で行くから、

日曜日は動物園に連れて行こう」

そんな感じで、息子との過ごし方が自然と豊かになっていきました。


まず、自分から。

自分の時間を取ることは、わがままじゃない。

それに気づくのに、産後1年かかりました。

何を自分でやって、何を外注するか。

どこまでやれば十分か。

その線引きをして、自分の時間を先にカレンダーに入れる。

相手の予定が入ったら、その裏側に

子どもとの計画や自分の予定を入れる。

それだけで、家の空気が変わる。

夫婦の時間が増える。

息子との時間が豊かになる。

「お母さんが幸せじゃないと、家庭は幸せに回らない」

ずっと頭でわかっていたけれど、

体で実感したのはつい最近のことです。

自分を整えることが、家族を整えることにつながる。

まだまだ試行錯誤の途中だけれど、

この家族なりのベストを、これからも探し続けていきたいと思っています。


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お読みいただきありがとうございます。

「何者かにならなくていい。全部の自分のままでいい。」

そう信じながら、等身大のまま書いています。

諦める前に、もう一回だけ試してほしい。

そのための実験を、私自身が続けています。

どこかの誰かのエールになれたら、嬉しいです。

スキやコメント、とても励みになります。

フォローして、続きも一緒に見届けてもらえたら嬉しいです。

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【この記事を書いた人】まなラボ

音楽フェスのステージを降りた瞬間に、フランス人の夫と出会いました。

自転車旅行の途中で家族になって、今はダナンで、3人で暮らしています。

国際結婚も、多文化の子育ても、うまくいく日ばかりじゃない。

産後には、家族がバラバラになりかけた時期もありました。

それでも、ぶつかって、話して、笑って。

何もない日常の中にある、小さな幸せを、ひとつずつ数えながら生きています。

完璧な妻でも、母でもないけれど。

この家族でよかったと、毎日思えるように。

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