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産後鬱で離婚寸前だった私が、ダナンの朝に決めたこと

初めて離婚の話が出たのは、息子がまだ生後半年のころだった。

喧嘩したとか、仲が悪かったとか、そういう話じゃない。

一番大切な人を幸せにできないなら、

一緒にいない方がいいんじゃないか。

それくらい、自分自身が消えそうになっていた。

自分で自分を幸せにできていなかったから、

夫のことも幸せにできなかった。

慣れない生活リズムと、すれ違う言葉と、消えていく自分。

それでも今朝、私はここにいる。


ダナンの朝は、静かに始まる。

窓の外で鳥が鳴いて、海風がカーテンを揺らす。

フランス人の夫と、ベトナムで生まれたハーフの息子と暮らすこの部屋で、

コーヒーを一杯淹れながら、私は決めた。

今日から、毎日書く。


自己紹介を少しだけさせてほしい。

19歳のとき、父が突然死んだ。

音楽大学を辞めた。

学位も、貯金も、計画も何もなかった。

あったのはパスポート一枚だけで、気づいたら海外にいた。

それから20年。

5カ国以上に住んで、40カ国以上を旅した。

4つの言語を覚えた。

社会人をしながら慶應の経済学部を9年かけて卒業して、産後にMBAを取った。

証券外務員の資格を取って、中小企業の海外進出を支援する仕事をしている。

ジェトロや中小企業基盤機構の現地アドバイザーとして、

日系企業2,000社超の支援に関わってきた。

傍から見れば、順調に見えるかもしれない。

でも2025年の春、私は本当にギリギリのところにいた。


産後うつというのは、じわじわくる。

ある日突然倒れるんじゃなくて、

少しずつ、自分が自分じゃなくなっていく感覚だった。

夫との言葉がすれ違い続けて、

一番大切な人を幸せにできていない自分にハッとした夜があった。

息子を抱きながら、「私はいったい何をしているんだろう」と何度も思った。

肩書きも、実績も、全部剥がれたところに残ったのは、

ただ途方に暮れている自分だった。


40歳を目の前にして、決めたこと。

何かを変えなきゃいけない。

でも何から始めればいいかわからない。

そのとき頭に浮かんだのは、「誰かの役に立つ」ということだった。

海外でたくさんの経験をさせてもらって、

多くの企業や人と関わってきた。

その中で蓄積してきた知識や経験を、今度は日本社会に還元していきたい。

息子はベトナムで生まれた。

複数の国籍と言語を持って生きていく。

その子が大人になったとき、「日本っていい国だな」と思えるような社会を、

少しでも作りたい。

日本の次の世代が、夢と希望を持って、

子どもを安心して産んでみたいと思える社会づくり。

それにつながることなら、やり方はなんだっていい。

そして、書くという作業。

感情が言葉になると、少し息ができた。

だから書こうと思った。

きれいな文章じゃなくていい。正解を書かなくていい。

ただ今の自分が感じていることを、正直に。


まなラボは、こんな場所です。

産後一度バラバラになって解散した自分自身を、

一つずつ拾い集めながら書いています。

夫婦のこと。子育てのこと。海外で生きることのリアル。

お金のこと。仕事のこと。

そして、私の根っこにある想いのこと。

全部、書く。

消えそうになった自分が、ここで少しずつ戻ってきている。

そのプロセスごと、全部見せていこうと思っています。

4つの部屋に分けて発信しています。

家族の部屋

国際結婚のリアル、夫婦喧嘩、産後うつ、フランスの家族のこと。

仕事の部屋

海外進出、コンサル、キャリア。「外貨を稼げる人と会社を増やす」をテーマに。

私自身の部屋

お金、投資、セミリタイア、体と心のこと。

毎日、夫に恋する生活を。

夫への日記。365日、毎日更新中。


もし今、何かに行き詰まっているなら。

産後でも、キャリアでも、人間関係でも、

「このままでいいのか」という漠然とした焦りでも。

私の文章が、「私もやってみようかな」と思うきっかけに、

少しでもなれたら嬉しい。

完璧じゃなくていい。整っていなくていい。

前に進もうとしている人間が、ここで毎日書いている。

それだけで、誰かの背中を少し押せるかもしれないから。

何者かにならなくていい。全部の自分でいい。

私がその証明になる。


📚 まなラボ、ここから読んでみてください。

▼ 家族の部屋

夫との出会い。ステージを降りたら、そこに夫がいた。 読む

産後うつだと気づいたのは、5月のことだった。 読む

私たちが夫婦喧嘩を爆発させるまでの話。そして今。 読む

▼ 仕事の部屋

パスポート一枚、19歳。 読む

音大中退→慶應→産後MBA。目標はあった。でも計画通りには進まなかった。 読む

今、海外進出をやるかどうかじゃない。 読む

▼ 私自身の部屋

ベトナムで、お金が味方になった。 読む

ダナンで家族3人、月30万円で暮らしながら資産を増やしている話。 読む

自分に戻るために、仕事を始めた。 読む

▼ 毎日、夫に恋する生活を。

夫日記の入口はこちら。 読む


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お読みいただきありがとうございます。

「何者かにならなくていい。全部の自分のままでいい。」

そう信じながら、等身大のまま書いています。

諦める前に、もう一回だけ試してほしい。

そのための実験を、私自身が続けています。

どこかの誰かのエールになれたら、嬉しいです。

スキやコメント、とても励みになります。

フォローして、続きも一緒に見届けてもらえたら嬉しいです。

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【この記事を書いた人】まなラボ

音大中退、貯金ゼロ、高卒からスタートして、

気づいたら4言語・5カ国居住・約40カ国を旅していました。

ベトナムで会社を立ち上げて売って、産後うつになって、消えそうになって。

それでも今、ダナンで息子とフランス人の夫と、

日々の身の回りの幸せを大切にしながら、笑って生きています。

「こんな道もあるんだ」と思ってもらえたら十分です。

挑戦する前から、諦めないでほしい。

失敗を、恐れないでほしい。

諦めるまでは、失敗じゃないから。

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