見出し画像

ダナンで家族3人、月30万円で暮らしながら資産を増やしている話。|私自身の部屋

お金シリーズ、3本目です。

1本目で「押し入れで寝袋で眠っていたあの2月」から

「お金との向き合い方が変わるまで」を書いて、

2本目で「セミリタイアしてみたらこうだった」という

資産運用の実態を書きました。

今回は、もっと具体的な話です。

ダナンで実際にいくら使って、どう暮らしているか。

数字で書きます。


月30万円の内訳、正直に書く。

最初に一つ断っておきます。

30万円という数字はざっくりした目安で、

「この中で回ってたらOK」というどんぶり勘定です。

実際には円の為替レートで変わるので、

あくまでもイメージとして受け取ってください。

我が家では家庭内の予算管理はドルで話しています。

家族3人、月の予算は合計30万円ほどです。

旅行・年1回の一時帰国まで、全部込みで。

内訳はこんな感じです。

家の固定費(家賃・光熱費・通信費など):約10万円

5部屋ある郊外の一軒家で、庭付き、駐車場あり。

川と山とマーブルマウンテンのお寺が見える環境です。

東京の1Kより広くて安い。

幼稚園代:約3.5万円

朝7時から夕方5時半まで預かってくれて、ご飯も全部ついています。

インターナショナルプログラムとSTEM教育込みでこの金額。

土曜日も1,500円ほどで預かってもらえます。

保険:約3万円

海外在住なので日本の国民健康保険はなし。

海外保険に加入しています。

交通費:約1万円

車は持っていません。

バイクと、移動はグラブ(東南アジアのUber的なサービス)を使っています。

市内移動しても1回100〜300円ほど。

旅行・一時帰国の積み立て:約5万円

年1回の日本一時帰国や、近隣国への旅行分を月割りで積み立てています。

ここまでの合計が約22.5万円。

残り7.5万円が食費・外食・日用品・息子のもの・

夫婦のお出かけ・予備費に使える計算です。

食費については、結婚するまでは3食外食でもこの範囲に収まっていました。

ローカルの食堂なら1食200〜300円。

でも今は夫が市場に毎週買い物に行って、

現地でとれた新鮮な素材を使って自炊するスタイルになりました。

夫が自然な食べ物が大好きで、加工食品が苦手な人なので。

おかげで食費はぐっと下がって、でも食べるもののクオリティは上がりました。

マンゴー、季節の魚、生まれたての卵、とれたてのライチ。

そういうものに囲まれた食卓になっています。


日本だと同じ生活がいくらかかるか。

ざっくり比較してみます。

同じ広さの家を東京近郊で借りると、

最低でも月20〜25万円はかかります。

子どもを保育園に入れれば待機児童の問題があって、

認可外なら月5〜8万円。

外食は1食1,000円〜。

移動は電車か車で月3〜5万円。

同じ生活水準を東京で実現しようとすると、

おそらく月60〜80万円はかかる。

夫婦2人で月30〜40万円ずつ稼がないと成り立たない計算です。

ダナンなら、夫婦それぞれが月15万円ずつ入れれば回る。

そして余剰がそのまま投資に回せる。

「稼ぐより支出を減らす方が、資産形成は早い」

これは私が20代から信じてきた考え方です。

収入を2倍にするのは難しい。

でも支出を半分にすれば、投資に回せる金額は一気に増える。

ベトナムに来る前の東京時代、

給料が上がっても可処分所得はほとんど増えなかった。

住居費・交通費・外食費が全部上がっていくから。

でもベトナムに来てから、収入が増えた分が全部そのまま手元に残るようになりました。

生活コストが低い場所に住むというのは、

単に安く暮らすということじゃない。

投資に回せる原資を作るための設計だと思っています。


海外在住だからできる、通貨分散。

ダナンにいると、自然と複数通貨で考えるようになります。

日本円・ドル・ユーロ、ベトナムドンが混ざっている。

これが意外と資産防衛になっています。

円安が進んでいる今、円だけで資産を持っている人は

実質的に資産が目減りしている。

でも複数通貨で分散していると、

どこかが下がっても別のところで補える。

海外在住が強制的に通貨分散を促してくれるという、

思わぬメリットがあります。


32歳までにインフィニティプール付きマンションに住むと決めていた。

証券会社で働いていた頃、

六本木のプールとジムがついた高層マンションに住みたいと思っていました。

昔から、目標には期限と規模と具体的な条件を

ノートに書いて整理する習慣があって、

そのマンションも「xx歳までに」と書いていた。

でも実際は、東京でそれを実現しようとしたら

何年かかるか、できるかどうかもわからない。

家賃ギリギリ払えるような生活を続けて

埋もれていくのは嫌でした。

ベトナムに来て2ヶ月後、

インフィニティプールとジムと公園がついたコンドミニアムに住めました。

その時のアパートはこちら。

しかも予算を無理せず。

目標は叶えられた。

ただ、叶えた場所が想定と違っただけでした。


海外移住は「逃げ」じゃなく「設計」だった。

日本を出ることを「逃げ」と思う人もいると思います。

でも私の場合、海外移住は完全に「設計」でした。

どこに住めば、自分が目指す生活と資産形成が

一番効率よくできるか。

その答えがベトナムだっただけです。

押し入れで寝袋で眠っていたあの2月から、

今ここにいるまでの間で、

一番大きな意思決定は「ベトナムに飛ぶ」ことだったかもしれない。

あの決断がなければ、今の資産も生活も家族も、

全部違う形になっていたと思います。

どこに住むかは、人生最大のコスト設計の一つです。


「私にもできるかも」と思ってもらえたら。

海外移住なんて自分には無理、と思う人に伝えたいのは、

最初から完璧に設計しなくていいということです。

私も19歳でパスポート一枚で飛び出した時、

何も計画していなかった。

でも動いた先で少しずつ設計できるようになりました。

月30万円で家族3人、豊かに暮らしながら資産を増やす。

これが私の今の実験の結果です。

同じことを誰かに強要するつもりはないけれど、

「こういう生き方もある」を知っておくだけで、

選択肢は確実に広がります。


📚 お金シリーズをまとめて読む

▼ 【私自身の部屋|お金①】ベトナムで、お金が味方になった。 読む

▼ 【私自身の部屋|お金②】私がやっている資産運用。セミリタイアしてみたら、こうだった。 読む

▼ 【私自身の部屋|お金③】今読んでいる記事

▼ 【私自身の部屋|お金④】お金は「置いておくもの」じゃない。私の資産運用の考え方。 読む


📚 合わせておすすめしたい記事

▼ 【まなラボとは】産後うつで離婚寸前だった私が、ダナンの朝に決めたこと。 読む

▼ 【仕事の部屋】パスポート一枚、19歳。 読む

▼ 【リタイアと仕事の話①】私がセミリタイアに失敗した理由。 読む


===========

お読みいただきありがとうございます。

「何者かにならなくていい。全部の自分のままでいい。」

そう信じながら、等身大のまま書いています。

諦める前に、もう一回だけ試してほしい。

そのための実験を、私自身が続けています。

どこかの誰かのエールになれたら、嬉しいです。

スキやコメント、とても励みになります。

フォローして、続きも一緒に見届けてもらえたら嬉しいです。

===========


【この記事を書いた人】まなラボ

音大中退、貯金ゼロ、高卒からスタートして、

気づいたら4言語・5カ国居住・約40カ国を旅していました。

ベトナムで会社を立ち上げて売って、産後うつになって、消えそうになって。

それでも今、ダナンで息子とフランス人の夫と、

日々の身の回りの幸せを大切にしながら、笑って生きています。

「こんな道もあるんだ」と思ってもらえたら十分です。

挑戦する前から、諦めないでほしい。

失敗を、恐れないでほしい。

諦めるまでは、失敗じゃないから。


※このシリーズに出てくるお金の話は、私自身の経験と考え方をもとにした記録です。投資・資産運用には必ずリスクが伴います。特定の金融商品の購入や投資行動を推奨するものではありません。判断はご自身の責任でお願いします。

いいなと思ったら応援しよう!

まなラボ | 何者かにならなくていい。全部の自分のままでいい。 もし気が向いたら、チップでそっと応援してもらえたらうれしいです。 いただいたチップは、書く時間と心の余白に使わせていただきます。