私がやっている資産運用。「セミリタイアしてみたら、こうだった」という話。|私自身の部屋
最初に断っておきます。
投資のノウハウを断言する記事ではありません。
「これが正解」とは言えない理由。
証券外務員資格を持っていて、MBAも取って、投資歴は20年近くあります。
でもSNSで「これが正解」と言える立場じゃないと思っています。
お金の話は、その人の人生観・生活観・リスク許容度・家族構成・タイミングで
全部変わるから。
だからこれは、「私の場合はこうでした」という実体験の話です。
月30万円で、豊かに生きている。
まず生活費の話から。
ダナン在住の我が家は、家族3人の月の予算が合計で30万円ほどです。
家賃・食費・幼稚園代・保険・旅行・年1回の一時帰国まで、全部込みで。
住居費と食費だけなら12〜13万円あればよく賄えます。
庭付きの一軒家とプール付きのコンドミニアムが選べる。
日本では考えられないような便利で豊かな生活が、この金額に収まっています。
予算管理はシンプルです。
どんな生活でどんな水準を保ちたいか、どんな将来を歩みたいか。
夫婦間で細かく目線合わせして、それに合ったざっくりの予算と計画を置く。
あとはお互いがその判断基準に沿って行動すれば、
自然と予算内に収まるようになっている。
家庭内で追加の予算が急に必要な場合のロジックは、
×節約 → ◯予算に見合う収入を1つ増やす。
余剰はすべて投資へ。これが基本の設計です。
「これで稼ぐ」と決めていない。
正直に言うと、投資戦略を一本に絞っているわけではありません。
得意なのは株式です。
自分で分析して、ある程度予測できるという感覚がある。
でも大きな会社の株式は、短期間で5倍10倍になる可能性が低い。
だから「早くお金が必要な時」は仮想通貨を使ったり、
「お金に意味を持たせたい時」は事業投資に入ったり、
実際に中に入って一緒に働いたりしています。
業務委託の収入は「生活費の安心感を担保するお守り」という位置づけです。
切り詰めなくていい、気にしなくていいという
心理的余裕のための収入源。
ビジネスや資産の軸には置いていません。
まなラボも、今は収入設計を先に考えずに動いています。
お金に振り回されると、本来やりたいことと相反するから。
でもいつか何かの形で収益化し、経済的にも健全に継続できるものに
育てていきたいと思っています。
ポートフォリオは、人生のフェーズで変わる。
結婚して子どもが生まれる前と後では、ポートフォリオが大きく変わりました。
以前は「この金額があれば、この運用で、この収入が出る」という
システマティックな設計をしていました。
でも子どもが生まれてから、お金の「意味」「形」を問い詰めるようになった。
次世代に残せるものは何か、何を残したいか。
だから、夫婦で話し合う投資が増えました。
不確定要素も増えました。
学校はインターに入れるのか、どちらかの国の公立にするのか。
両家の親が将来金銭的なサポートを必要とするかもしれない。
今は不動産投資を、こう考えています。
私は日本、夫はフランス、そして今住んでいるベトナム。
3拠点で家族として不動産をどう持つか。
投資として考えるのか居住として考えるのか。
子どもは将来どう使えるか。次世代にどう残せるか。
そこまで考えると、何年後にどんな資産を持ちたいかが見えてくる。
そこに向けて収入源と運用のスピードを調整しています。
失敗談もちゃんとあります。
産後、息子が生まれて3ヶ月ほど経った頃のことです。
夜寝れない、昼夜逆転する。
そんな状態でスマホ一つで仮想通貨のトレードにはまりました。
マーケットの動きは得意だったので、お金はどんどん増えていきました。
でも残ったのは、疲労感と、夫にぶつけてしまう険悪な空気と、
「お金は増えたけど何のためにやってたんだろう」という喪失感だけでした。
もう一つ。
昔、人が書いたブログを読んで、ちゃんと自分で調べもせずに買った
アメリカの大手株がありました。
買った3ヶ月後にダウ平均から排除されて、株価が10分の1になった。
塩漬けにして長く持ち続けたら、配当をもらいながら最終的にプラスで
回収できましたが、
「人が言っているから」という理由だけで買う怖さを身をもって学びました。
10年以上も放置して持ち続けた自分の鈍感さを、
今では褒めるようにしています(苦笑)。
失敗から学んだことを、自分の弱みとして理解して、
次のポートフォリオの仕組みに組み込む。
それが投資の勉強の基本だと思っています。
投資で絶対にやらないこと。
自分のモラルに反することや、関心や共感が持てないことには投資しない
と決めています。
関心と共感から始めて、勉強して、「これすごいな」と思ったものに投資する。
お金を置くと自然と気になるようになるから、
本を読むし、ニュースを追うし、
そういう話を口にするようになると、できる人が周りに集まってくる。
投資で得るお金よりも、そこで得た知識や人脈の方が
価値があることも多い。
だから「何に投資すれば儲かりますか」という質問には、
正直なところ答えられません。
まず自分の価値観・人生観に合ったお金の形・速さ・量を捉えて、
その上で自分が関心を持ってずっと続けられるものを選ぶことが先だと
思っているから。
セミリタイアって、どうすればいいですか。
この質問、よくいただきます。
答えも「個別に見ていかないとわかりません」です。
私自身も、今も日々調整しながらやっています。
ただ一つ言えるのは、
お金は不安の源じゃなくて、選択の自由を手に入れるための道具だということ。
押し入れで寝袋で眠っていたあの2月から、ここまで来られたのは、
お金との向き合い方を少しずつ変えてきたからだと思っています。
📚 お金シリーズをまとめて読む
▼ 【私自身の部屋|お金①】ベトナムで、お金が味方になった。 読む
▼ 【私自身の部屋|お金②】今読んでいる記事
▼ 【私自身の部屋|お金③】ダナンで家族3人、月30万円で暮らしながら資産を増やしている話。 読む
▼ 【私自身の部屋|お金④】お金は「置いておくもの」じゃない。私の資産運用の考え方。 読む
📚 合わせておすすめしたい記事
▼ 【私自身の部屋】自分に戻るために、仕事を始めた。 読む
▼ 【まなラボとは】産後うつで離婚寸前だった私が、ダナンの朝に決めたこと。 読む
▼ 【リタイアと仕事の話①】私がセミリタイアに失敗した理由。 読む
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お読みいただきありがとうございます。
「何者かにならなくていい。全部の自分のままでいい。」
そう信じながら、等身大のまま書いています。
諦める前に、もう一回だけ試してほしい。
そのための実験を、私自身が続けています。
どこかの誰かのエールになれたら、嬉しいです。
スキやコメント、とても励みになります。
フォローして、続きも一緒に見届けてもらえたら嬉しいです。
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【この記事を書いた人】まなラボ
音大中退、貯金ゼロ、高卒からスタートして、
気づいたら4言語・5カ国居住・約40カ国を旅していました。
ベトナムで会社を立ち上げて売って、産後うつになって、離婚の話も出て。
それでも今、ダナンで息子とフランス人の夫と、
日々の身の回りの幸せを大切にしながら、笑って生きています。
「こんな道もあるんだ」と思ってもらえたら十分です。
挑戦する前から、諦めないでほしい。
失敗を、恐れないでほしい。
諦めるまでは、失敗じゃないから。
※このシリーズに出てくるお金の話は、私自身の経験と考え方をもとにした記録です。投資・資産運用には必ずリスクが伴います。特定の金融商品の購入や投資行動を推奨するものではありません。判断はご自身の責任でお願いします。
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