LINEヤフー広告が突然停止した|配信停止・アカウント停止の原因と、自分で解決するための手順
「昨日まで配信できていたのに、今日突然止まった」
「アカウントが停止されたが、何が原因かわからない」
「異議申し立てをしたが、また却下された」
配信停止・アカウント停止は、サポート窓口への問い合わせの中でも特に深刻なものが多いテーマです。売上に直結するため、早急に対応が必要な一方、焦って間違った対処をするとさらに状況が悪化するケースがあります。
この記事では、LINEヤフー広告の停止の種類・よくある原因・自分で解決するための手順を解説します。全文無料です。
■ 目次
停止の種類を正しく理解する(広告停止 vs アカウント停止)
広告停止の主な原因と対処法
アカウント停止の主な原因と対処法
異議申し立て(不服申し立て)の正しい進め方
やってはいけない対処法
確認チェックリスト
停止の種類を正しく理解する
まず「何が止まっているのか」を正確に把握することが、正しい対処への第一歩です。LINEヤフー広告の停止には大きく2種類あり、対処法がまったく異なります。
▼ 広告停止(クリエイティブ単位)
対象:特定の広告(バナー・テキスト・LP)
原因:広告審査での否認、または配信中のモニタリング審査での否認
影響範囲:該当の広告のみ停止。他の広告・キャンペーンは継続して配信される
対処法:否認された広告を修正して再入稿する
▼ アカウント停止
対象:広告アカウント全体
原因:重大なガイドライン違反、支払い問題、不正行為の疑いなど
影響範囲:アカウント内のすべての広告配信が停止する
対処法:原因を特定して異議申し立てを行う
▼ キャンペーン・広告グループ単位の停止
これは上記2つとは異なり、自分で意図して一時停止している場合や、予算上限・配信期間の終了によるものがほとんどです。管理画面でステータスを確認してください。
▼ 確認方法
管理画面の「広告」タブでステータスを確認します。
・「掲載不可」→ 広告停止(審査否認)
・「アカウント停止」の通知メール → アカウント停止
・「一時停止」→ 自分または管理者による手動停止
広告停止の主な原因と対処法
広告停止には2つのタイミングがあります。入稿後の初回審査での否認と、配信中のモニタリング審査での否認です。
【配信中に突然停止するケース(モニタリング審査)】
審査を通過して配信中だった広告が突然止まる場合、モニタリング審査で問題が検出されたことが多いです。
よくある原因:
① LPの内容を変更して審査基準を外れた
広告は通過していても、LP(遷移先)を変更して問題のある表現が加わった場合、モニタリングで検出されます。特にキャンペーン内容の変更(価格・特典・期間)を広告文には反映せずLPだけ変えた場合に発生しやすい。
② キャンペーン終了後の表記をLPに残したまま
「期間限定〇〇円」という表記がキャンペーン終了後もLPに残っている場合、広告文との不一致として否認されます。
③ クリエイティブを差し替えた際に新基準に抵触した
バナーを入れ替えた際に、LINEトーク風デザイン・通知バッジなどの禁止表現が含まれていた。
④ 業種規制の強化による遡及的否認
審査基準が更新された際に、それまで通っていた表現が新基準でNGになるケースがあります。
対処法:
否認通知メールの「否認理由」を確認する
審査チェックリストで該当箇所を特定する(有料記事参照)
修正して再入稿する
アカウント停止の主な原因と対処法
アカウント停止は広告停止より深刻です。原因によっては復旧できない場合もあります。まず「復旧可能な停止か」を判断することが重要です。
▼ アカウント停止の種類
① 復旧可能な停止
支払い問題・軽度のガイドライン違反・審査基準違反が原因のケース。原因を解消して異議申し立てを行うことで復旧できる場合があります。
② 復旧困難な停止
重大なガイドライン違反・不正行為・回避行為(停止後の別アカウント作成など)が原因のケース。繰り返し停止になった場合も復旧が困難になります。
▼ よくある停止原因
原因①:支払い問題
クレジットカードの期限切れ・請求失敗・残高不足が原因。停止通知メールに支払いエラーの記載がある場合はこのケース。
対処法:管理画面の「請求・支払い」から支払い情報を更新する。更新後、自動的に配信が再開される場合がある。
原因②:ガイドライン違反(広告・LP)
広告またはLPの表現が重大な基準違反と判断された場合。健康食品・金融・美容などの規制業種で発生しやすい。
対処法:
停止通知メールの違反理由を確認
該当の広告・LPを修正する
異議申し立てを行う
原因③:過去の違反実績の累積
旧LINE広告・旧Yahoo!広告での違反実績が累積しているケース。2026年の統合以降、過去の違反が新アカウントの停止に影響するケースが報告されています。
異議申し立て(不服申し立て)の正しい進め方
異議申し立ては、「修正が完了した状態」で行うことが重要です。修正前に申し立てを行っても却下されるだけでなく、再申立ての機会が減る可能性があります。
▼ 異議申し立ての手順
ステップ1:停止通知メールの内容を確認する
・違反の具体的な理由が記載されている
・対象が「広告単位」か「アカウント単位」かを確認する
・同じ理由で複数回停止されている場合は、根本原因を特定する
ステップ2:原因を完全に解消する
・LP・広告テキスト・クリエイティブの該当箇所を修正する
・支払い問題の場合は支払い情報を更新する
・修正箇所と修正内容をメモしておく(申し立て時に必要)
ステップ3:異議申し立てを行う
・管理画面またはサポートフォームから申し立てを行う
ステップ4:結果を待つ
・審査には数営業日〜1週間程度かかる場合がある
・待機中に設定の変更や再度の申し立ては行わない
▼ 異議申し立てで書くべき内容
サポート窓口では停止理由を把握しているため、
「該当箇所を修正したためアカウント再開を希望する」を伝える
▼ 申し立てが却下され続ける場合
同じ理由で3回以上却下される場合は、根本的な原因が解消されていない可能性があります。LPや広告表現を抜本的に見直すか、サポート窓口に直接抵触箇所の確認を依頼してください。
やってはいけない対処法
停止の通知を受けたとき、焦りからやってしまいがちな「やってはいけない対処法」をまとめます。これらは状況を悪化させる原因になります。
NG①:停止中に新しいアカウントを作成して配信を続ける
最も重大なNG行為です。LINEヤフー広告では、停止中のアカウントと同一の広告主・ドメイン・支払い情報で別アカウントを作成することは「回避行為」として検知されます。
検知された場合:
・新しいアカウントも即停止される
・元のアカウントが「復旧不可」の状態になる可能性がある
・最終的にすべてのアカウントが永久停止になるリスクがある
NG②:修正せずに異議申し立てを繰り返す
原因が解消されていない状態での申し立ては、却下されるだけでなく「対応の誠実さ」の評価にも影響します。申し立て回数には実質的な限界があると考えて、確実に修正してから申し立てを行ってください。
NG③:停止中に広告設定を大量に変更する
停止中でも管理画面は操作できますが、根拠のない設定変更を繰り返すと、どの変更が審査に影響したかわからなくなります。修正は「停止通知に記載された原因」に絞って行ってください。
NG④:サポートへの問い合わせを感情的な内容で行う
サポートへの問い合わせは記録されます。「なぜ止めたのか」という抗議より、「どこを修正すれば再開できるか」を確認する姿勢で問い合わせる方が、具体的な回答を得やすくなります。
確認チェックリスト
配信が止まったと気づいたら、まず以下を順番に確認してください。
【ステップ1】何が止まっているかを確認する
□ 管理画面で広告ステータスを確認した(掲載不可 / アカウント停止 / 一時停止)
□ 停止通知メールが届いているか確認した
□ 停止の対象範囲(広告単位 / アカウント単位)を把握した
【ステップ2】原因を特定する
□ 停止通知メールの「違反理由」を確認した
□ 最近LPや広告を変更していないか確認した
□ キャンペーン終了後の表記がLPに残っていないか確認した
□ 支払い情報(クレジットカードの有効期限・請求状況)を確認した
【ステップ3】修正する
□ 違反箇所を特定し、修正した
□ 修正内容をメモした
□ 審査チェックリストで他の問題がないか確認した
→ 入稿前18項目チェックリストはこちら(有料)
【ステップ4】異議申し立てを行う
□ 修正が完全に完了していることを確認した
□ 申し立て文に「修正箇所・修正内容・今後の対策」を記載した
□ 修正後のLP URLを確認した(修正が反映されているか)
▼ あわせて読みたい
・審査落ちの詳細な原因と業種別NG表現・チェックリスト(有料)
→ LINEヤフー広告の審査で落ちる本当の理由と、一発で通すための完全チェックリスト
・復旧できないアカウント停止のケース詳細
→ Yahooビジネスアカウント停止から復旧できない理由|実務で多いケース
・CV計測タグの設置・確認方法
→ LINEヤフー広告 計測タグの設置方法
・管理画面の基本操作
→ LINEヤフー広告 管理画面の使い方
広告サポートでの経験をもとに
広告審査や広告運用でよくあるトラブルをまとめています。
・広告が配信されない原因
・広告初心者向け解説 なども発信しているので
よければフォローしてもらえると嬉しいで
