【第11話】コロナ後遺症|慎重に過ごした2月、少しずつ食べられるものが増えてきた
1月の旅行を終えたあと、
私はしばらく慎重に過ごしていました。
嬉しさが続く一方で、
少し興奮しやすくなっている自分にも気づき、
「ここで無理をしたらまずいかもしれない」
と、気持ちを落ち着かせながら過ごした2月でした。
そんな中で少しずつ変わってきたのが、食べることへの感覚でした。
前は不安だったものも少しずつ口にできるようになり、
「食べられること」のありがたさを改めて感じた1か月でもありました。
旅行の後、少し興奮しながらも慎重に過ごした日々

旅行のあともしばらく、嬉しさが続いていました。
もう旅行は終わったはずなのに、なぜか遠足の前みたいにワクワクしていたのです。
一見すると、体調が良くなって元気が出てきたようにも思えます。
でも、過去の経験から、
こういう時こそ気をつけた方がいいと少しずつわかるようになってきました。
コロナ感染の頃も、
寝る前に気持ちが高ぶると、睡眠不足になりやすい時期がありました。
早朝や深夜に目が覚めてしまって、
家事をしたり、スマホを触ってしまったりしていたことを思い出しました。
さらに今回は、
寝る直前に首がぴくつく感じもありました。
「これはまずいかもしれない」と思い、
なるべく安静を心がけました。
以前より、
自分の体が出している小さな合図に少しずつ気づけるようになってきて、
無理をしないように自分なりにコントロールする感覚も出てきたように思います。
クラッシュせずに2月を過ごせたことが嬉しかった

2月中旬までは、できるだけゆっくり過ごしました。
旅行のあとに大きく崩れなかったことが、何よりも嬉しかったです。
旅行に行けたこと自体ももちろん嬉しかったのですが、それ以上に、
そのあとクラッシュせずに過ごせたこと に、ほっとしました。
※7月に体調を大きく崩した時のことは、こちらの記事に書いています。
▶︎ 7月のクラッシュの記事はこちら
「楽しかった」で終わるのではなく、
体もちゃんとついてきてくれた。
そんな感覚がありました。
以前なら、少し動けたあとに体調を崩すことも多かったので、
今回はそれがなかったことが、自分にとって大きな安心材料になりました。
食べられるものが少しずつ増えてきた

1月末から2月初めにかけて、
食べられるものに少しずつ変化が出てきました。
旅行がきっかけの一つだったように思います。
※1月の旅行については、こちらの記事に書いています。
▶︎ 1月の旅行記録はこちら
少し前までは不安があったものでも、
少しずつ口にできるようになってきました。
たとえば、
刺激になりそうで避けていたカレーライスや、少し味の濃い調味料なども食べられるようになってきました。
旅行先のホテルで食べられた食材を中心に、家でも少しずつ取り入れるようになりました。
主人もいろいろ工夫して作ってくれて、そのことがとてもありがたかったです。
「これも食べられた」
「前は無理だったのに、今日は大丈夫だった」
そんな小さな変化が、本当に嬉しかったです。
ミキサーで作ったジュースやポタージュが嬉しかった

食べられることへの喜びが戻ってきて、ミキサーを買いました。
果物のジュースや、野菜のポタージュを作って飲めることが、何より嬉しかったです。
以前の私にとっては当たり前のように好きなものを食べていた食事。
一時期食べられなくなって当たり前がどれだけありがたいものだったかを改めて感じました。
少しずつ食べられるものが増えていったことで、体重も旅行から2kg増えました。
体重が増えたことよりも、
食べることを前向きに感じられるようになったこと が嬉しかったです。
「食べること」が怖さではなく、
少しずつ楽しみに戻ってきた。
2月は、そんな変化を感じた月でもありました。
食べることに不安があった頃を振り返って

私はもともと好き嫌いがほとんどなく、何でも食べる方でした。
だからこそ、食べ物に制限がかかってしまったことは、本当につらかったです。
今振り返ると、
コロナ後遺症になる前から、少しずつ体が弱っていたのかもしれないと感じます。
ちょうど40歳になる頃から、
体の変化を感じることが増えていました。
コロナ後遺症をきっかけに、
ゆっくり体を休めるようになったことで、
感染前からあった不調も少しずつ改善してきたように感じています。
もちろん、つらいことはたくさんありました。
でも振り返ってみると、悪いことばかりではなかったのかもしれません。
自分の体調を見つめ直すこと。
生活習慣を整えること。
そんなことを考えるきっかけにもなりました。
2月は安静を意識しながらも、
好きなものを少しずつ食べられるようになり、
生活の質が少しずつ上がってきたと感じています。
1月の旅行をきっかけに、
精神的にも体調的にも、もう一段階上がれたように思いました。
同じように悩むあなたへ
コロナ後遺症になると、
「前は当たり前にできていたこと」が、急に難しくなってしまうことがあります。
私にとってそれは、外出だけではなく、
食べることもそうでした。
好きなものを気にせず食べられることが、
どれだけありがたいことだったのか、体調を崩して初めて気づきました。
少し前までは、
「もう元のようには戻れないのかもしれない」
と不安になることもありました。
でも回復は、ある日急に大きく変わるというより、
“前は無理だったことが、今日は少しできた”
そんな小さな変化の積み重ねなのかもしれません。
2月の私は、旅行のあとも大きく崩れずに過ごせたこと、
そして食べられるものが少しずつ増えてきたことに、静かな希望を感じていました。
同じように悩んでいるあなたにも、
小さな変化が少しずつ積み重なっていきますように。
焦らず、でも自分の変化を見逃さずに過ごしていけたらいいのかもしれません。
まとめ

2月は、旅行のあとも慎重に過ごしながら、少しずつ体の変化に気づけた1か月でした。
大きく崩れずに過ごせたこと。
食べられるものが増えてきたこと。
ミキサーで作ったジュースやポタージュをおいしく感じられたこと。
どれも小さなことかもしれません。
でも、その小さな変化が、
私にとってはとても大きな意味を持っていました。
前は不安ばかりだった食べることが、少しずつ喜びに変わってきた。
それだけでも、2月は確かに前に進めた月だったと思います。
まだ完全によくなったわけではありません。
それでも、少しずつ生活の質が戻ってきていることを感じられたことが、何より嬉しかったです。
次回は、2月に見送った実家の愛犬ミント君のことを書こうと思います。
16年10か月の命と、4年間の介護を通して感じたことを記録として残します。
