突然アイスランド語サバイバル 4日目─急がないで味わって
突然アイスランド語を学ぼうと思い立って4日目、日曜日(Sunnudagur)。
3日目はこちら。
「5月30日に開かれる映画業界と音楽業界の関係者向けイベント『アイスランドの映画と音楽の夕べ』に行くことになったので、アイスランド語で挨拶くらいできるようになりたい」
というのが突然アイスランド語を学ぼうと思い立った動機で、学び始めて16日目がイベント当日だった。このnoteを書いている6月28日、すでにイベントは終わり、アイスランド語を学び始めてひと月半になろうとしている。
アイスランド語は一旦休憩しているが、「アイスランド語に一番近い言語」としてDuolingoで始めたノルウェー語は続けていて、unit1のsection14「Talk about hobbies」まで来た。
Hva liker du?
What do you like?
Liker du jogge?
Do you like jogging?
ノルウェー語は、英語から意味を想像できる単語が多い。アイスランド語と共通の単語や似ている単語もちょくちょく出てくるので、アイスランド語の単語の復習になっている。まだ出会っていない単語の予習にもなっているかもしれない。
じんわり地熱方式
noteの下書きに残した「突然アイスランド語サバイバル4日目」のサブタイトルは「急がないで味わって」。
amazon audibleのアイスランド語教材で言われた言葉だ。
「急いで話そうとしないで。わからなくていいから、まずは聴いて」
「今はわからなくても大丈夫」
「学習しようと思ってくれるだけでアイスランドの人々はうれしい」
学習者を励ますフレーズが度々顔を出すのは、それだけ脱落者が多いのかもしれない。「とっつきにくい異端」であることを自覚した上で、「慣れ親しんでもらう」ことに重きを置いている。
アイスランド語は、かなり難解でとっつきにくい。発音しにくく、単語が長く、意味を類推しにくいものが多く、やたら活用する。日本で今も古語を使い続けているような感じだろうか。
独特の言語なので、まずは浸って感じ取るサバイバルスタイルが合っているのかもしれない。
0.7倍速でaudibleを聴く
聴き溜めして熟すまで時間をかけるべし。と速度を0.7倍に落としてaudibleのアイスランド語教材を聴いた。
3日目に続いて、対訳の英語を聴き取り、それをGoogle翻訳に入れ、アイスランド語の文法とスペルを確認。さらに、単語ごとにアイスランド語から英語にバックトランスレーションして、意味を確認した。
脚本家はhandritshöfundar。
アイスランド語の単語が長いのは「合成語」が多いかららしい。たとえば、
bók(book)+ hús(house)=bókhús(図書館)
handritshöfundarもその仲間だろうか。
分解してGoogle翻訳にかけると、
handrits=script
höfundar=author
わたしが所属している組合は「日本シナリオ作家協会」と言い、「脚本家」ではなく「シナリオ作家」と名乗っているのだが、
handritshöfundar
=handrits+höfundar
=script author
シナリオ作家やん!
発音がわからないと頭に入ってこない
「聴いてるだけではスペルがわからず、頭に入ってこない」と思い至り、Google翻訳を使い始めたのが3日目。
だが、「スペルがわかっても、発音がわからないと、単語が定着しない!」と新たな壁にぶつかったのが4日目だった。
発音が英語とかなり離れているので、文字を見ても音に結びつかない。
「アイスランド語 発音」で検索すると、アイスランド観光文化研究所の発音ページに出会った。
アイスランド語のアルファベットは36文字。
英語にないアルファベットは以下の10文字です。
Á (á), Ð (ð), É (é), Í (í), Ó (ó), Ú (ú), Ý (ý), Þ (þ), Æ (æ), Ö (ö)
発音はかなり複雑で日本語表記の発音は参考程度にしてください。例えば、Á (á): 英語のouch(a'ut∫、痛い!)のa'uアゥ。Yesの意味Jáはヤゥ。
英語との比較で具体的に説明してくれていて、とてもわかりやすい。
Ð (ð) は英語のthatのth
Þ (þ) は英語のthinkのth
ということもわかり、一気に文字と発音がつながった。
それにしても、英語にはないアルファベットが10文字もあるとは。
26+10=36
36÷26=1.38462
英語と比べて約1.4倍‼︎
これはもう、急がず、ゆっくり進むしかない。
東御苑でアイスランド語が聞こえてきたら
タイトル画像に選んだのは、皇居東御苑の雑木林。今年のゴールデンウィークに初めて訪れたところ、大手町駅から徒歩5分ほどの都心にこんな緑あふれる散歩道があるのかと驚いた。

東御苑を訪れる人の大半は海外からの観光客で、いろんな国の言葉が飛び交っている。かじったことのある言語の、知っている単語や言い回しが耳に飛び込んできて、これは中国語だな、これはスペイン語かな、などとアタリをつけるのが楽しい。
アイスランド語が聞こえてきたら、アイスランド語だと気づけるようになっていたい。
5日目へ続く!
「アイスランドの映画と音楽の夕べ」に参加することになり、アイスランド語を学ぼうと思い立った1日目はこちら。
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目に留めていただき、ありがとうございます。わたしが物書きでいられるのは、面白がってくださる方々のおかげです。