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📘 入門講座 14䜎血糖はなぜ"怖い"のか──糖尿病治療で誰もが知っおおきたい正䜓ず察凊法

入門講座マガゞン第14回糖尿病治療ず䜎血糖


📘 入門講座シリヌズの䞭での䜍眮づけ

📘 入門講座 13「コレステロヌルが高い」っお蚀われたら

ここたで13回にわたっお、糖尿病の基瀎・合䜵症・1型糖尿病・脂肪ず血糖の関係・血圧・コレステロヌル──ず幅広く扱っおきたした。

そしお今回からは、入門講座の重芁な空癜を埋めるシリヌズに入りたす。

実は、メディノトの入門講座には糖尿病治療の根幹をなす4぀のテヌマが、ただ独立した蚘事ずしお敎理されおいたせんでした。

  • 䜎血糖

  • 食事療法

  • 運動療法

  • 薬物療法

どれも、糖尿病を生きるすべおの人にずっお避けられないテヌマです。

その䞭で第䞀匟ずしお今日扱うのが「䜎血糖」。

理由はシンプルで、これが糖尿病治療における"最も身近で、最も誀解の倚いテヌマ"だからです。


はじめに──「䜎血糖が怖くお、薬が飲めない」

倖来で、こんな䌚話がありたした。

60代の女性。HbA1cが7.8%たで䞊がっおきお、そろそろ薬を始めたしょう、ずお話ししたずきのこずです。

「先生、薬を始めるのは  正盎、怖いんです」
「どうしおですか?」
「䜎血糖が怖くお。倒れおしたったら、家族にも迷惑がかかるし、運転もできなくなるし  」
「なるほど。䜎血糖に぀いお、䜕かご存知ですか?」
「いえ、詳しくは知らないんです。でも、テレビで芋たこずがあっお。」

──こういう䌚話、倖来では本圓によくあるんです。

そしお、私が思うのは、䜎血糖は、知らないからこそ怖いずいうこず。正しく知れば、ほずんどの堎合、䞊手に付き合える盞手です。

今日はその「正䜓」を、䞀緒にゆっくり解いおいきたす。

この蚘事を読み終わる頃には、

  • 䜎血糖がなぜ起こるのか

  • どんな症状が出るのか

  • どう察凊すればいいのか

  • どう予防すればいいのか

  • どの薬で起こりやすいのか

──これらが、䜓の仕組みずしお理解できおいるはずです。

「意志の問題ではなく、䜓の仕組みの問題」──メディノトでい぀もお話ししおいるこの芖点で、䜎血糖を芋おいきたしょう。


1. そもそも「䜎血糖」ずは䜕か

䜎血糖ずは、文字通り血糖が䜎い状態のこず。

ただし、「いく぀以䞋が䜎血糖か」には、明確な基準がありたす。

数字で芋る䜎血糖

健康な人の食前血糖が80〜100皋床。食埌でも140を倧きく超えるこずは少ない、ずいうのが正垞範囲です。

それが70を切るず、䜓は「ダバい」ず感じ始めたす。

なぜ、70ずいう数字なのか

ここが倧事なポむント。

ブドり糖は、脳の唯䞀の゚ネルギヌ源だからです。

筋肉や肝臓は、ブドり糖が足りなくなれば脂肪を分解しお゚ネルギヌを䜜れたす。でも、脳だけは違う。

脳はブドり糖を専門的に䜿う゚ネルギヌ消費噚官で、血液䞭のブドり糖が足りなくなるず、すぐに機胜が萜ち始めたす。

冷や汗が出る。手が震える。刀断力が萜ちる。意識が遠のく──これらはすべお、脳が゚ネルギヌ䞍足に陥っおいるサむンです。

だから、70ずいう数字は、**「脳を守るための譊戒ラむン」**ずしお蚭定されおいたす。



2. 䜎血糖の症状──"気づくため"の3段階

䜎血糖の症状は、血糖が䞋がるに぀れお段階的に進行したす。

知っおおくず、「あれ、これ䜎血糖かも?」ず早めに気づけるようになりたす。

第1段階自埋神経症状早期譊告

血糖が70 mg/dL前埌に䞋がっおきたずき、最初に出るのが自埋神経症状です。

  • 冷や汗が出る

  • 動悞がする心臓がドキドキ

  • 手が震える

  • 匷い空腹感

  • 顔色が悪くなる

  • なんずなく䞍安・むラむラする

これは、䜓が「ブドり糖が足りなくなっおいる、䜕ずかしお!」ず発しおいるサむンです。

具䜓的には、アドレナリンずいうホルモンが分泌されお、肝臓に「糖を血䞭に攟出しお!」ず呜什しおいる状態。その副産物ずしお、こうした症状が出るのです。

この段階で気づけば、ほが問題なく察凊できたす。

第2段階䞭枢神経症状芁泚意

血糖が54 mg/dL前埌になるず、いよいよ脳の゚ネルギヌ䞍足が始たりたす。

  • 集䞭力の䜎䞋

  • 匷いめたい・ふら぀き

  • 頭痛

  • 芖野がかすむ

  • ろれ぀が回らない

  • がんやりする

この段階では、刀断力が萜ちおいるため、自分で気づくのが難しくなるこずがありたす。

呚りの人から「さっきから様子がおかしいよ」ず蚀われお、初めお気づく堎合も。

第3段階重症䜎血糖緊急

血糖が40 mg/dL未満になるず、重床の症状が出たす。

  • 意識障害

  • けいれん

  • 意識消倱

この段階になるず、自力で察凊するこずはできたせん。第䞉者の助けが必芁です。

ご家族や呚りの方が「これは普通じゃない」ず気づき、適切な察応をずるこずが呜を守りたす。


3. なぜ䜎血糖が起こるのか──"䜓の仕組み"の話

ここが、入門講座で䞀番倧事にしたいパヌトです。

䜎血糖は「あなたが䜕か悪いこずをしたから」起こるのではありたせん。

血糖を䞋げる䜜甚ず血糖を䞊げる䜜甚の、バランスが厩れたずきに起こる、䜓の仕組みの問題です。

血糖の"出入り"を理解する

血糖は、垞に入る量ず出る量のバランスで決たりたす。

入る偎血糖を䞊げる

  • 食事から吞収された糖

  • 肝臓が䜜り出す糖糖新生

出る偎血糖を䞋げる

  • 现胞が取り蟌んで䜿う糖むンスリンの働き

  • 運動で消費される糖

このバランスが、「入る < 出る」になりすぎたずき、䜎血糖が起こりたす。

起こりやすい堎面・5぀

① 薬の効きすぎ

むンスリンやSU薬などが、その人の必芁量より倚く効きすぎたずき。

「い぀もず同じ量を打ったのに」ず思っおも、その日の䜓調・運動量・食事量によっお、薬の効き方は倉わりたす。

② 食事のタむミングがずれた

「薬は飲んだのに、食事が遅れた」「朝食を抜いた」など。

特にSU薬やむンスリンは、薬を䜿っおから決たった時間内に食事をする前提で蚭蚈されおいたす。タむミングがずれるず、薬だけが先に効いおしたいたす。

③ い぀もより食事量が少なかった

「あたり食欲がなくお、半分しか食べられなかった」「倖食で時間がなくお、軜くしか食べられなかった」など。

薬の量は倉わらないのに、食事の糖質が枛るず、盞察的に薬が効きすぎる状態になりたす。

④ 運動の圱響

運動䞭・運動埌は、筋肉が血液䞭の糖を取り蟌みやすくなるため、䜎血糖が起こりやすくなりたす。

特に運動埌数時間〜翌朝にかけおの"遅延性䜎血糖"は気づきにくいので泚意が必芁です。

â‘€ アルコヌルの圱響

アルコヌルは肝臓の糖産生糖新生を抑える䜜甚がありたす。

「お酒を飲んだ倜から翌朝にかけおの䜎血糖」は、思った以䞊によく起こりたす。


💡 倧事なメッセヌゞ
ここたで読んでお気づきず思いたすが、䜎血糖は「あなたが悪い」のではなく、「䜓の仕組みがそうなっおいる」んです。

 ã€Œè–¬ã‚’忘れず飲んだ」「食事のタむミングを少しずらした」──こうした日垞の小さな出来事が組み合わさっお起こりたす。

 ã ã‹ã‚‰ã€äœŽè¡€ç³–を経隓したからずいっお、自分を責める必芁はたったくありたせん。

 å€§äº‹ãªã®ã¯ã€ä»•組みを理解しお、次から防げるように工倫するこずです。


4. どの糖尿病薬が䜎血糖を起こしやすいか

「自分の薬は、䜎血糖を起こしやすいのか?」──これは、患者さんが最も知りたい情報の䞀぀です。

簡単に敎理するず、こうなりたす。

起こしやすい薬

これらは、むンスリン分泌を匷制的に増やすたたはむンスリンそのものを補充する仕組みなので、効きすぎたずきに䜎血糖を起こしたす。

起こしにくい薬

これらは、血糖が高いずきだけ働くたたは血糖を䞊げる仕組みを抑える蚭蚈なので、単独では䜎血糖を起こしにくいのです。

ただし泚意点ずしお、「起こしにくい薬」も、SU薬やむンスリンず䜵甚したずきには、盞手偎の圱響で䜎血糖が起こりやすくなるこずがありたす。

「自分が今飲んでいる薬がどっち偎か」を知るこずが、䜎血糖ずの䞊手な付き合い方の第䞀歩です。



5. 䜎血糖が起きたずきの察凊法──"15分ルヌル"

䜎血糖の症状に気づいたら、慌おず、決たった手順で察凊するこずが倧切です。

これを「15分ルヌル」ずしお芚えおおきたしょう。

Step 1ブドり糖を10g摂取

ブドり糖を10g摂取したす。具䜓的には

  • ブドり糖タブレット2〜3粒

  • 砂糖倧さじ1

  • ゞュヌス果汁100%100〜150mL

  • 加糖の枅涌飲料氎150〜200mL

最も掚奚されるのはブドり糖です。理由は、最速で血糖を䞊げおくれるから。

Step 215分埅぀

摂取したら、15分間は安静にしお埅ちたす。

ここで焊っお「効かない!」ずどんどん远加するず、今床は血糖が䞊がりすぎるこずになりたす。

Step 3血糖を再枬定

可胜なら、15分埌に血糖を枬り盎したす。

  • 70 mg/dL以䞊に回埩しおいれば、察凊成功

  • ただ70未満なら、もう䞀床ブドり糖10gを摂取

Step 4軜食を远加

血糖が回埩したら、次の食事たでの繋ぎずしお、消化に時間がかかる軜食パン・おにぎり・ビスケット等を少量摂りたす。

これで、再び血糖が䞋がるのを防ぎたす。



⚠ よくある誀解

誀解1「チョコレヌトやアむスでも倧䞈倫でしょ?」

これは誀解です。

チョコレヌトやアむスは、糖分ず䞀緒に脂質が含たれおいるため、糖の吞収が遅くなりたす。血糖を急いで䞊げたいずきには䞍向き。

䜎血糖時の救急食ずしおは、**玔粋な糖分ブドり糖・砂糖・ゞュヌス**を遞びたしょう。

誀解2「意識が朊朧ずしおいる人にも、飲み物を飲たせればいい」

これは絶察にやっおはいけたせん。

意識レベルが䞋がっおいる人に飲み物を口に入れるず、**誀嚥気管に入る**しお、肺炎や窒息の原因になりたす。

意識がはっきりしない人には、口から䜕も入れない。家族や呚囲の人に救急車を呌んでもらいたしょう。

誀解3「ブドり糖は、症状が出おから探せばいい」

これも危険な考え方です。

䜎血糖は、い぀起こるかわからないもの。症状が出おから慌おお探すのでは間に合いたせん。

むンスリン・SU薬・グリニドを䜿っおいる方は、ブドり糖を垞時携垯するこずを習慣にしおください。

最近はコンビニや薬局でも、「ブドり糖タブレット」が手軜に買えたす。


6. 予防──"3぀の工倫"

䜎血糖を予防する基本は、シンプルです。

工倫① 薬ず食事のタむミングを合わせる

特にSU薬・グリニド・むンスリンを䜿っおいる方は、薬を䜿ったら、決たった時間内に食事をずるこずを培底したす。

「薬を飲む = 食事をずる」を、垞にセットで考えおください。

工倫② 運動前・運動埌の察策

運動前に血糖が䜎めなら、少量の補食バナナ1本、ビスケット2〜3枚などを取っおおきたす。

長時間の運動の前埌では、薬の量を䞻治医ず盞談しお調敎するこずも怜蚎したす。

工倫③ アルコヌルは食事ず䞀緒に

お酒を飲むずきは、必ず食事ず䞀緒に。空腹でのお酒は、䜎血糖の最倧のリスクの䞀぀です。

特に寝る前のお酒は、倜間〜翌朝の䜎血糖を起こしやすいので泚意が必芁です。



7. 知っおおくべき"無自芚䜎血糖"

少し進んだ話になりたすが、長く糖尿病を患った方や、頻繁に䜎血糖を経隓した方で、無自芚䜎血糖ずいう珟象が起こるこずがありたす。

無自芚䜎血糖ずは

普通、血糖が70mg/dL前埌たで䞋がるず、自埋神経症状冷や汗・動悞・手の震えが出お、䜓が知らせおくれたす。

ずころが、繰り返し䜎血糖を経隓するず、この譊告システムが鈍くなるこずがありたす。

぀たり、血糖が䞋がっおいおも気づけない状態。

これが無自芚䜎血糖です。

なぜ起こるのか

䜓は、繰り返し䜎血糖にさらされるず、「これは異垞事態ではない」ず刀断するように孊習しおしたいたす。

その結果、譊告サむンを出さなくなり、いきなり第2段階䞭枢神経症状や第3段階意識障害から始たるこずがあるのです。

察策

  • 頻繁な䜎血糖を避ける䞀床自芚症状が出にくくなっおも、しばらく䜎血糖を起こさないようにするず、譊告システムが回埩するこずがありたす

  • CGM連続血糖モニタリングの掻甚垞時血糖を芋られるので、症状が出る前に予兆をキャッチできたす

  • 䞻治医ずの盞談で治療目暙を緩めるこずも遞択肢に

これは入門レベルでは「こういう珟象がある」ずいうこずだけ抌さえおおけば十分です。詳しくは別の機䌚に深掘りしたす。


8. 家族・呚囲の方ぞ

最埌に、患者さんご本人だけでなく、ご家族や呚りの方にも知っおおいおほしいこずを敎理したす。

重症䜎血糖を発芋したら

意識がある堎合

  • 本人にブドり糖たたは砂糖を含む飲み物を枡す

  • 萜ち着いお15分ルヌルに沿っお察応

意識が朊朧ずしおいる堎合

  • 口から䜕も入れない誀嚥のリスク

  • すぐに救急車を呌ぶ

  • 可胜なら、ご本人の䜿っおいる薬ず糖尿病手垳を準備

グルカゎン補剀に぀いお

最近は、家庭で䜿えるグルカゎン補剀バクスミヌずいう点錻薬も登堎しおいたす。

これは、意識が朊朧ずしおいおも、錻に噎霧するだけで血糖を䞊げおくれる補剀です。

「家族にむンスリンや SU薬を䜿う方がいる」「過去に重症䜎血糖を起こしたこずがある」ずいう方は、䞻治医に盞談する䟡倀がありたす。


よくある質問

Q1. 䜎血糖を1回起こしただけでも、脳に圱響が残りたすか?

軜床〜䞭等床の䜎血糖では、通垞埌遺症は残りたせん。意識を倱うレベルの重症䜎血糖を繰り返した堎合に、長期的な認知機胜ぞの圱響が懞念される、ずいう研究がありたす。

぀たり、1回や2回の軜床䜎血糖は心配しすぎる必芁はないですが、頻繁に起こさないこずは倧切です。

Q2. 䜎血糖が怖くお、薬を枛らしおもいいですか?

自己刀断で薬を枛らすのは絶察に避けおください。血糖管理が悪化しお、合䜵症リスクが䞊がりたす。

䜎血糖が頻繁に起こる堎合は、䞻治医ず盞談しお、薬の皮類倉曎・量の調敎・タむミングの工倫をしおください。

Q3. 運転䞭に䜎血糖が起こったら?

すぐに安党な堎所に車を停めお、ブドり糖を摂取しおください。

血糖が回埩するたで最䜎30分皋床は、運転を再開しないこず。

長距離運転の前は、血糖を枬り、補食を準備しおおくず安心です。

Q4. お幎寄りの䜎血糖は、症状が違いたすか?

ご高霢の方では、兞型的な自埋神経症状冷や汗・動悞が出にくいこずがありたす。

代わりに、「なんずなく元気がない」「がんやりしおいる」「転びやすくなった」ずいった非兞型的な症状で気づくこずがありたす。

ご家族の芋守りが、特に倧切になりたす。

Q5. ブドり糖は、薬局で買えたすか?

はい、薬局・ドラッグストア・コンビニで買えたす。

「ブドり糖タブレット」「グルコレスキュヌ」などの商品名で売られおいたす。1袋数癟円皋床。

定期的にチェックしお、期限切れがないようにするのがおすすめです。


🧑‍⚕ 専門医のこだわり──「䜎血糖は、怖がるよりも、知るもの」

 ç§ãŒå€–来で倧事にしおいるのは、「䜎血糖を怖がらせすぎないこず」です。

 ç¢ºã‹ã«ã€äœŽè¡€ç³–は泚意すべき副䜜甚です。でも、怖がりすぎお薬を飲めない・治療を受けられないほうが、長期的には合䜵症のリスクを高めおしたいたす。

 ã€ŒäœŽè¡€ç³–は、知っおいれば、ほずんどの堎合察凊できる」──これが、私が患者さんに繰り返しお䌝えしおいるこずです。

 è‡ªå‹•車の運転ず同じです。「事故が怖いから車に乗らない」ず決める方もいたすが、倚くの方は「ルヌルを守っお運転すれば、ほが安党」ず理解しお乗っおいたす。

 äœŽè¡€ç³–も同じ。正しいルヌルブドり糖の垞時携垯、15分ルヌル、薬ず食事のタむミング、無理な節食を避ける、などを知っおいれば、過床に恐れる必芁はありたせん。

 ãã—おもう䞀぀、お䌝えしたいこず。

 ã‚‚し䜎血糖を起こしおしたっおも、自分を責めないでください。

 ã€Œã‚‚っず気を぀ければ良かった」「自分のせいだ」──こう考えおしたう方が倚いですが、䜕床もお䌝えしおいるずおり、䜎血糖は意志の問題ではなく、䜓の仕組みの問題です。

 èµ·ã“ったら、仕組みを振り返っお、次に掻かす。それだけで十分です。


👣 今日の䞀歩

珟圚、糖尿病薬を服甚しおいる方は、自分が飲んでいる薬が「䜎血糖を起こしやすい薬」かどうかを、薬剀情報曞たたは䞻治医に確認しおみおください。

むンスリン・SU薬・グリニドを䜿っおいる方は、ブドり糖タブレットを今日䞭に1個、買っお垞時携垯するこずから始めおみおください。コンビニ・薬局で数癟円で買えたす。

ご家族に糖尿病薬を䜿っおいる方がいる方は、この蚘事の「家族・呚囲の方ぞ」のセクションを、ぜひ共有しおあげおください。緊急時の察応を知っおいるだけで、いざずいうずきの行動が倉わりたす。


たずめ

  • 䜎血糖ずは、血糖が70 mg/dL未満になった状態。重芁な目安は70・54・40 mg/dL

  • 症状は3段階で進行自埋神経症状 → 䞭枢神経症状 → 重症䜎血糖

  • 起こる原因は**「血糖を䞋げる䜜甚」ず「䞊げる䜜甚」のバランスが厩れたずき**。あなたが悪いのではなく、䜓の仕組みの問題

  • 䜎血糖を起こしやすい薬はむンスリン・SU薬・グリニド。それ以倖の薬は単独では起こしにくい

  • 察凊法は15分ルヌルブドり糖10g → 15分埅぀ → 再枬 → 軜食

  • 予防は3぀の工倫薬ず食事のタむミング運動前埌の察策アルコヌルは食事ず䞀緒に

  • 無自芚䜎血糖にも泚意。CGMの掻甚や治療目暙の調敎を䞻治医ず盞談

  • 家族・呚囲の方には緊急時の察応を共有。グルカゎン補剀も遞択肢に

  • 怖がりすぎず、正しく知っお、䞊手に付き合うこずが倧切


※ 重芁な免責

この蚘事は、䜎血糖に぀いおの䞀般的な情報をお䌝えするものです。

実際の察凊・予防・治療調敎は、あなたの䞻治医が、あなたの䜓の状態、䜿甚しおいる薬、生掻背景を総合的に芋お指導するものです。

自己刀断で薬を増枛・䞭止するこずは絶察に避けおください。

䜎血糖の症状や頻床に぀いお䞍安がある方は、早めに䞻治医にご盞談ください。蚘録や血糖枬定の結果を持参するず、より具䜓的なアドバむスが受けられたす。


🔚 おわりに

冒頭の60代女性は、その埌どうなったか。

「正䜓を知ったら、ちょっず安心したした」

そう蚀っお、圌女はお薬を始めるこずを決めおくれたした。

ブドり糖タブレットを買っお、ハンドバッグに入れお、家族にも「もし私が倉な様子だったら、この蚘事を芋せおあげお」ず䌝えたそうです。

それから半幎。䜎血糖を1床も起こすこずなく、HbA1cは7.2%たで䞋がりたした。

「怖さの正䜓」を知るこずは、「怖くなくなるこず」ではありたせん。

正䜓を知った䞊で、それず䞊手に付き合っおいくこず。

それが、糖尿病ずいう慢性疟患の長い旅の䞭で、自分らしく生きおいくためのコツだず、私は考えおいたす。


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