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2026年2〜3月メキシコ(時々アメリカ)滞在記⑧サンタフェ一人旅編(1)

前回のエルパソとノマドワーク、ヨガの話はこちらから

運転の出来ない私にとって唯一の頼みの綱であった長距離バスがあるとかないとか、そんなことに2〜3日悩まされていたが、結局私の見間違いと勘違い、思い込みであったと発覚(大学入学共通テスト英語のひっかけ問題みたいなオチ)。なにはともあれサンタフェに行ける可能性が出てきたことが嬉しかった。

とは言えネットの情報はあまり信用出来ない(この大陸に来てから移動するたびに思う)のと、どちらにしろ想定外のことが起きるのは日常である。時刻表通りに運行しているかわからないし、また私の勘違いがあるかもしれない。

予約し支払いを済ませておいてやっぱりバスがなかった、となるのは怖い。そのため、あえて予約はせず(値段だけ確認して)ふらっとバス会社のところへ行き、バスに乗れたら乗る、ダメならメキシコ側に戻る、という風に流れに任せてみることにした。

メキシコにいる時はスーパーで購入した
大好物のチーズ数種類とアボカドを
よく朝食に食べていた

チーズをカットしていると高確率で
友人の飼い犬ちゃんが「俺にもくれよ〜」と催促

可愛らしさに負けてホイホイあげてしまう

健康状態に悪影響が出ない程度に
頻繁にあげていたから、
私の名前は彼の中で
「チーズおばさん」だっただろな
チーズくれくれ〜

というわけで、普段通り仕事のある友人とワンちゃんにしばしお別れして朝7時ごろ1人で旅立ち。キッチンでおにぎりを作りお弁当にした。

行けない可能性も想定しつつ友人宅からUberで国境近くまで行き、そこから徒歩でアメリカに渡る。2日ほど前に友人がやり方を教えてくれていたのでそれを思い出しながら真似すれば大丈夫。

朝早い時間の国境
越境して通勤通学している人たちもいた
アメリカ入国審査に並ぶ人たち

2日前とまったく違い、今回はほぼ
質問もされず10秒ほどで通過
バス会社の事務所兼ターミナル
調べておいたバスがちゃんと運行しているのを
確認して窓口でチケット(エルパソ→サンタフェ)購入

交通費を支払うと海外旅行保険の対象になるため、
念のため航空券を購入したのとは
また別のクレジットカードを使用し実績を残す

メキシコと国境を接するエルパソはアメリカのテキサス州にあるため普通に英語圏かと思いきや、この事務所に書かれた文字からも分かる通りスペイン語も当たり前のように使われている。

最初にエルパソ空港から国境まで乗せてくれたUberのドライバーさん情報によると、エルパソ住民の90%がスペイン語を話すとか。

この事務所だけでなく、バスの中でもむしろ公用語はスペイン語(車内のアナウンスや上映されていた古いアメリカ英語の吹き替えがスペイン語だった)、乗客もスペイン語で会話している人たちが多く、ここは本当にアメリカなのか?と不思議な気分になった。

こんな感じで移動
約5時間休憩なしなので飲み物は控えめに

砂漠や先住民の居留地を通るルートこの超楽しい道を見られるだけで満たされる

学生時代東海岸と南部を中心に約1ヶ月アメリカ旅行をした時には、行く先々や乗り物の中で色んな人たちに話しかけられ(これが私の英語力向上に繋がった気がする)、毎晩夕食代が浮くくらいに知り合った人たちと軽い気分で食事に行ったりなどもした。

今の私はぼーっとした顔をしながら自分との膨大な対話をするのが心地よいし、定期的に自分と向き合って気持ちを処理する時間が大切だ。

人に話しかけれて思考が遮断されるのが好きではないため、日本にいる時と同じように「話しかけるなオーラ」を発して自分の世界にいることにした。

このような態度には賛否両論あると思うが、今の私が優先させたいのは自分の心を守ること。無駄な刺激はいらない。

隣の座席にいた高齢女性には、席に着いた時に軽く挨拶した。普通に英語を話す人だから楽だった。アルバカーキの妹さんの家に行くとか。時に交流は楽しいが、私にはこれくらいのサクっとした会話で十分だ。

バスの中から撮った写真たち
The アメリカな風景が楽しい
先日行ったメキシコ側の道にも似ている砂漠
普通に考えてみれば国境は後から人が作ったもの
太古の昔からただそのまま存在していただけだ

アルバカーキ過ぎたあたりから謎の頭痛が出てきたが、いつもの乗り物酔いの類だと思って放置し様子を見る。が、サンタフェに着いてしばらくしても改善しないため原因を探ってみると、標高が高かった。

アルバカーキは約1,500〜1,600メートル、サンタフェは約2,200〜2,700メートルであり、「高地」に位置する。これは標高900〜1,200メートルの軽井沢でも高山病っぽくなった私が体調不良になるもの無理もないと思い、持参した漢方薬を摂取。

サンタフェに着くと、中心部から車で10分くらいの位置にあるガソリンスタンドで降ろされた。

徒歩だと30分ほどなので歩こうかなと思っていたが、歩道のない複数車線の道路で道を渡るのでさえ怖かったためUberでホテルに向かうことにした。

ストイックな旅に慣れた人から見たら甘いのだろうが、私はそんなに体力がない。高山病の頭痛もあったし、バスの到着が40分ほど予定時刻より遅れていたこともあり、費用対効果を考えて自分の中で納得がいけばお金で解決する。無理しないでゆるくいく。

Uberの運転手は初老の白人女性だった。アメリカの色んな場所に住んだことがあるが、サンタフェを気に入り十数年前に移住したとか。

私は日本人でメキシコとアメリカを旅行している、と言うと興味を持たれ、あれこれ話した。そのまま料理の話になり、その運転手さんは日本食が好きでこのあたりにもまぁまぁ美味しいレストランがあるとかそんな話をした。

サンタフェの名物料理について聞いてみると、色々教えてくれ、メキシコ料理とニューメキシコ料理(サンタフェはニューメキシコ州、アメリカ的な要素である「新しい」のnewのニュアンスも入って面白い)の違いだとかを語ってくれた。
(結局よくわからなかったが、中国の中華料理と日本の中華料理の違いみたいな感じかなと解釈)

じゃあその「ニューメキシコ料理」はどこで食べられるのか、と聞くと私の泊まるホテルからすぐ近くにあるレストランを教えてくれた。地元の人に大人気の場所だとか。

ホテルに到着
先住民のモチーフにきゅん

名前は◯◯ホテルだが、
ドアが駐車場のある屋外に
面しており作りはモーテル?
一応プールがついていたが故障中
入らないから別にいいけど
行ってみないとわからないこと多すぎ

ホテルのフロントでは老紳士という雰囲気の穏やかな男性がひとりひとりの客に丁寧に対応していた。

カードキーを受け取り、朝食の時間や場所を教えてもらって部屋に向かう。フロントから少し遠い部屋だったが2階なので落ち着けそう。

ドアに近づくと既に少し開いている。アメリカはチェックイン前には鍵をかけないシステムなんだっけ?などと謎な推測をしながら部屋に入るとなんだか異臭がする。

警戒してあれ?と思いながら部屋の中に進めとバスルームのトイレの中に掃除用のブラシが突っ込まれたままになっていた。

異臭と思ったのは洗剤だったようだ。

面倒くさいため一瞬考え込んだが、報告するのが筋だと思い、フロントに戻る。

列に並んで順番になると先ほどの老紳士に事情を説明。再び丁寧に対応してもらい、新しいカードキーを発行してくれた。古い鍵は返却の必要がないとのことで荷物を取りに行き引っ越し。

新しい部屋はフロントから近く移動が楽だったが人通りの多い場所の1階の手前にあり、誰かが通るたびに足音がして少しソワソワした。

ネイティブアメリカンの雰囲気
清潔感があり快適
今回は水回りも問題なし?
バスタブがあるの嬉しい

バスの到着遅れと部屋のゴタゴタでだいぶ時間が経っていた。日本にいるとイメージした通りに物事が進むことが当たり前だと思ってしまうが、この広い大陸ではそうはいかないことを実感。

とりあえずちょっと街を歩いてみよう。
そう思って荷物を置いてホテルの敷地から出ようとすると、シャトルバスの運転手に呼び止められる。

そうだ、このホテルは中心地まで連れて行ってくれる無料のシャトルが付いていたんだったと思い出す。

日本人的な発想になり出発は何時か聞いてみると、「人が集まったら出発するよ」とのこと。散歩するつもりだったが断る理由もないし迷子になって疲れるのも嫌だったため乗せてもらうことにした。

5分ほど車内で待つと運転手が戻ってきた。他に乗る客はいないらしく貸し切り状態で出発。

先ほどのUberの時のように、どこから来たの?など聞かれて定番の会話をした。その運転手さんは先日ハワイに行ってきたとのこと、日本人も多かったが今は中国の方がたくさんいたとか。なんでかな?と聞かれたから、円安だから日本人には厳しい時代なんですよ、とか自虐ネタを言って笑わせた。

サンタフェの中心地から
ぶらぶら街歩き
建物など色んな場所に
唐辛子が吊るしてある
高地で自然に囲まれた場所
空気がキレイで呼吸が深まる
素敵な建物
角度を変えてみるとこんな感じ
お土産もの屋さんやレストラン
の並ぶ美しい商店街
こういう絵を色んな場所で見た
楽しみにしていた聖フランシス大聖堂は
メンテナンス中で入れず・・・
敷地内だけ少し散歩
アメリカ先住民で初めて「聖人」
とされたKateri Tekakwithaの像

現在のニューヨーク周辺出身で
モヒカン族酋長の娘であったが、幼少期に
天然痘で彼女以外の家族みんなに先立たれる
感染した時の跡が顔に残ってしまい隠しながら
生活するようになってしまったという・・・

その後親戚の養女となったが、部族に反対されながらも
キリスト教の教えに感銘を受けて改宗
献身的に信者を支えながら質素に生活したとのこと
これも聖フランシス大聖堂の敷地内
アドビ(日干し煉瓦)の建物が多いサンタフェだが、
この大聖堂は珍しいロマネスク様式

外は明るいが、もう時間的には夕方になってしまっていたため美術館や博物館は閉館。

でも、なにもせず帰るのももったいないなと思って、約0.8kmの距離に100以上のギャラリー、ブティック、スタジオ、レストランが集中する「アートの聖地」として知られているキャニオン・ロード(Canyon Road)に行ってみることにした。

歩行者用のボタン
サンタフェは歩いてる人や自転車の人もたくさんいた
キャニオンロードに着いた
ちいさなモジャモジャがたくさんついたサボテン
可愛い多肉植物たち
屋外のアートを無料で楽しむ
近未来クマさん
これはアートではないが可愛い
こんな感じのギャラリーがずらり
ネイティブアメリカンをモチーフにしたもの多い
友人の飼い犬を精悍にした感じかw
色彩が絶妙で好き
酋長って感じかな
みんなシュッとした体型だ
ここからは何故かアジア風で懐かしい
チャクラだ〜!と思わず喜ぶ
ガネーシャにも会えてほっこり懐かしい
からの、アメリカ大陸に戻り素敵な絵を発見
本当にみんなシュッとしてる
サンタフェの建造物は基本的にみんな
アドビ(日干し煉瓦)建築のスタイルに統一されている
街歩きが楽しい場所
こういう建物もあるけれど、
それぞれセンスが良くて素敵
気づいたら日が暮れてきたからホテルの方へ戻る
そういえば3月上旬なのに桜が咲いていた
線路を発見!!
電車も見られるかな

お腹が空いてきたので、昼間バスを降りてからホテルまでのUberの運転手さんが教えてくれた近くのレストランへ行ってみた。

人気店と聞いていたが30分待ちとのこと。歩き疲れていたし、他に予定もないため待ってみることにした。お店の無料wifiを使って溜まったメールの返信などしていたらあっという間に呼ばれた。

ちなみに私の名前、ファーストネームは日本人以外には馴染みがなく発音もしづらいが、名字はある有名な日本の企業と同じ音であるため一発で分かってもらえる。そう思ってお店の人に名前を聞かれた時に名字を言っておいたら順番になった時にいきなり呼び捨てで呼ばれたためちょっとびっくりした。まぁそりゃそうなるわけだが。

内装も素敵な雰囲気
店員さんたちがフレンドリーで
1人で食事をしていても居づらい感じ
ではなくリラックスできた
私が注文したChile Relleno Plate

大きなチリ(唐辛子)の中にチーズやソースなどが入っており
豆や米、野菜などと絡めて食べる

注文時に何度も「辛いけど大丈夫?」と心配されたが
まったく問題なく余裕だった

ちなみにチリは赤か緑どちらか?と聞かれるが
両方食べたい人は「クリスマス」と答えるらしい
と何かで事前に読んだことがあり、試しにそう答えてみたら
すぐに店員さんが嬉しそうな顔をして分かってくれた

写真は取り忘れたが、飲み物は
ウチワサボテンのノンアルコールカクテルをいただいた

食事は濃厚、ドリンクはさっぱりしてて良い食事だった

満腹になって外に出ると寒くてびっくりした。
ホテルの近くに大型スーパーを見つけたから明日行ってみようと思った。

ゆっくりバスタブに浸かってリラックスできる時間が最高だった。
少しヨガをし、21時過ぎには寝てしまった。





1日目だけで濃すぎたサンタフェ旅行記まだまだ続きます



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