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ハフィーニャ(Raphael Dias Belloli, サッカーブラジル代表):フリック・バルサを象徴する「ブラジル人エストレーモ」


ハフィーニャ

Raphael Dias Belloli
所属クラブ:FCバルセロナ
生年月日:1996年12月14日(29歳)
出身地:ポルト・アレグレ, リオグランデ・ド・スル州, ブラジル
身長:176cm 利き足:左足
主なポジション:左ウイング




フリック・バルサを牽引する「ブラジル人」

FCバルセロナの黄金期には、必ず優秀なブラジル人選手の存在があった。ロマーリオリバウドロナウジーニョダニエウ・アウベス、そしてネイマール。守備を免除されるなど組織的なサッカーの中にあって自由を謳歌し、「ジンガ」やドリブル技術を駆使して相手選手を翻弄するチームの花形。FCバルセロナの成功とブラジル人選手の密接な関係は、誰もが知るところだろう。

実際、2024/25シーズンラ・リーガで優勝したハンジ・フリック監督率いるFCバルセロナにも優秀なブラジル人選手がいた。ハフィーニャである。しかし、ハフィーニャのプレースタイルは先述のブラジル人選手たちとは異なる。彼はチームのプレッシング戦術の「先鋒」としてピッチ上を奔走し、攻撃時には直線的なドリブルと強烈なシュート能力を駆使して相手ゴールを脅かすのだ。


チャビ監督の指揮下でのハフィーニャ

一時は2025年のバロンドール受賞候補筆頭とまで囁かれる活躍ぶりをみせたハフィーニャ(バロンドールの最終順位は5位)。しかし、彼のFCバルセロナでのキャリアは決して順風満帆ではなかった。マルセロ・ビエルサ監督のもとでの活躍もあり、2022年夏にリーズ・ユナイテッドFCから鳴物入りで加入したハフィーニャは、新任のチャビ・エルナンデス監督のもとで躍動。

リーグ戦36試合で7ゴール7アシストを挙げ、優勝に貢献した。しかし、チーム内での評価はシーズン終盤に活躍したウスマン・デンベレの方が高かった。またチャビ2シーズン目となった2023/24シーズンには、ジョアン・フェリックスの加入やラミン・ヤマルの台頭もあって出場機会が減少。ハフィーニャ自身、退団も考えたという。そんな彼の考えを変えたのがフリックだった。


ハンジ・フリックのもとでの飛躍

2024年夏、チャビの後任としてFCバルセロナの監督に就任したフリックは、ハフィーニャを重用した。それも当然で、豊富な運動量と直線的なドリブル、高い決定力が武器のハフィーニャのスタイルは、強烈なプレッシングと縦への推進力を重視するフリックの志向に合致した。ハフィーニャは、2024/25シーズンの公式戦57試合で34ゴール22アシストと圧巻の活躍をみせている。

フレンキー・デ・ヨングが、フリック率いるチームでは「戦術の遵守と自由の謳歌、その両方が認められている」と評するように、規律と自由のバランスを取ることに優れるフリックは、選手の潜在能力を引き出すことに卓越する。なかでもハフィーニャは最大の成功例だろう。キャリアハイの得点数を記録しただけでなく、FCバルセロナの絶対的存在にまで成長させたのだから。


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