SVヴェルダー・ブレーメン(Sportverein Werder Bremen von 1899 e. V.)のクラブの歴史を紹介!
SVヴェルダー・ブレーメン

クラブ創設年:1899年 2月4日(126年前)
1部在籍年数: 61シーズン
本拠地:ヴェーザーシュタディオン(42,100人)
ブンデスリーガ優勝:4回 (1964/65, 1987/88, 1992/93, 2003/04)
最多出場:ディーター・ブルデンスキ(444試合)
最多得点: クラウディオ・ピサーロ(109得点)
SVヴェルダー・ブレーメンの創設

クラブの歴史の始まりは1つのサッカーボールだった。ブレーメンの中等学校の生徒たちが、1898年秋のスポーツ大会でサッカーボールを勝ち取ったのだ。この大会には諸説があり、綱引きだったとか、リレー競技だったなどと噂されるが真偽は不明。しかし確かなのは、このグループが急速に成長し、シュタットヴェルダー半島の人気の宿屋「クーヒルテン(Kuhhirten)」近くの牧草地で定期的に練習したことだ。
1899年2月、メンバーが16人にまで増えた彼らは、「クーヒルテン」のベランダで自分たちのクラブを設立。自分たちがプレーした場所に因み、「FV ヴェルダー・ブレーメン(Fußball-Verein ‚Werder‘ Bremen von 1899)」と名付けられた。(設立日については諸説あるが、現在最も可能性が高いのは2月4日。)それからわずか4年後、FVヴェルダー・ブレーメンはブレーメンにあった3つのリーグ全てで優勝する。
ヴェルダー・ブレーメンの試合は大きな注目を集めるようになり、ブレーメンのクラブとして初めて入場料を徴収するようにまでなった。1919年以降、FVヴェルダー・ブレーメンは女性も会員になることができるようになり、純粋なサッカークラブからスポーツクラブへと移行していった。そのため、1920年にクラブは正式に「SVヴェルダー・ブレーメン(Sportverein Werder Bremen von 1899)」と改名された。
陸上競技、チェス、テニス、野球、クリケットなどのスポーツも追加されたが、サッカーは依然として最も重要な部門だった。1930年代以降、サッカーのプロ化が進むにつれてヴェルダーはハンス・ティブルスキやヴェルダー初の代表選手であるマティアス・ハイデマンなどの将来の代表選手を獲得。1963年、ヴェルダー・ブレーメンはオーバーリーガ・ノルトから出場資格を得た3チームのうちの1つとしてブンデスリーガ創設メンバーとなり、ブンデスリーガ創設2年目となった1964/65シーズンには、1.FCケルンに次ぐ2番目のブンデスリーガ王者に輝いた。
オットー・レーハーゲル監督の時代

オットー・レーハーゲル
Otto Rehhagel
監督期間:1981年 4月2日–1995年 6月30日
出身:エッセン, ノルトライン=ヴェストファーレン州
獲得タイトル
ブンデスリーガ:1987/88、1992/93
DFBポカール:1990/91、1993/94
ヨーロッパカップウィナーズカップ優勝:1991/92
ブレーメンはこれまでに2度の2部降格(1979/80シーズンと 2020/21シーズン)を経験したが、少なくとも1度目の降格はその後の成功につながるものだという文脈で理解されることが多い。1981年4月、クノ・クレッツァーがブンデスリーガ2部(北部)で首位に立つブレーメンの監督を健康上の理由で辞任すると、後任に招聘されたのがオットー・レーハーゲル。その後、クラブは大きな飛躍を遂げることになる。
経営者のヴィリー・レムケ(Willi Lemke)とともにクラブの躍進に寄与したレーハーゲルは14年間に渡ってクラブを指揮。2部から獲得したストライカーのルディ・フェラーをワールドクラスに成長させるなど、卓越したマネジメント力で知られた。1987/88シーズンには、ディーター・ブルデンスキやトーマス・シャーフを擁するチームをクラブ史上2度目のブンデスリーガ優勝に導いた。
その後も、チームを2度のDFBポカール優勝や1992/93シーズンのブンデスリーガ優勝に導いたうえ、1991/92シーズンにはアーセン・ヴェンゲル監督率いるASモナコとの決勝を制してヨーロッパカップウィナーズカップを制覇。国内だけでなく、欧州の大会でも実績を残した。とくに1994年のDFBポカールで優勝したチームは、マルコ・ボーデやディーター・アイリッツなどのレジェンドを擁する印象的なチームだった。
トーマス・シャーフ監督の時代

トーマス・シャーフ
Thomas Schaaf
監督期間:1999年 5月9日 – 2013年 5月15日
出身:マンハイム, バーデン=ビュルテンベルク州
獲得タイトル
ブンデスリーガ:2003/04
DFBポカール:1998/99、2003/04、2008/09
1度目の黄金期に似て、2度目の黄金期の始まりもクラブは良い状態ではなかった。1998/99シーズン、降格の危機に瀕したクラブを救う指揮官としてユース指導者から内部昇格を果たしたトーマス・シャーフは、チームの残留を実現。また驚くべきことに、シーズン終わりに行われた1999年のDFBポカール決勝で、FCバイエルン・ミュンヘンを破ってブレーメンが優勝した。
降格の危機にあったクラブがタイトルを獲得したことで、勢いを取り戻したのだ。そんなシャーフ監督時代のブレーメンが最大の成功を収めたのが2003/04シーズン。ブラジル人ストライカーのアイウトンやフランスの天才ジョアン・ミクーを擁した攻撃的チームは快進撃を遂げ、ブンデスリーガとDFBポカールのシーズン2冠を達成。リーグ屈指の強豪としての地位を築いた。
また2008/09シーズンのブレーメンも大きな成功を収めたチームだった。ブラジル人のジエゴやペルー人ストライカーのクラウディオ・ピサーロ、若きメスト・エジルなどを擁したブレーメンは、DFBポカールで優勝。UEFAカップでも決勝まで進出し、シャフタール・ドネツクと激戦を演じた。シャーフの14年間の監督生活は2013年5月に終わり、ブンデスリーガ史上4番目に長く監督を務めた人物となった。
歴代獲得タイトル

ドイツ・ブンデスリーガ
優勝:4回
1964/65, 1987/88, 1992/93, 2003/04
準優勝:7回
1967/68, 1982/83, 1984/85, 1985/86, 1994/95, 2005/06, 2007/08
ブンデスリーガ2部
優勝(北部):1回 1980/81
準優勝:1回 2021/22
DFBポカール
優勝:6回
1960/61, 1990/91, 1993/94, 1998/99, 2003/04, 2008/09
準優勝:4回
1988/89, 1989/90, 1999/00, 2009/10
欧州カップ戦での成功
ヨーロッパカップウィナーズカップ優勝:1992
UEFAカップ準優勝:2009
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