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フセム・アワール(Houssem Aouar, サッカーアルジェリア代表):オリンピック・リヨンのユースが生んだ天才MF


フセム・アワール

Houssem-Eddine Chaâbane Aouar
(حُسَام الدِّين شَعْبَان عَوَار)

所属クラブ:アル・イテハド
生年月日:1998年 6月30日(27歳)
出身:リヨン, フランス(アルジェリア代表
身長:175cm 利き足:右足
主なポジション:攻撃的ミッドフィルダー

2015 ~ 2017 オリンピック・リヨンB
2017 ~ 2023 オリンピック・リヨン
2023 ~ 2024 ASローマ
2024 ~ 現在 アル・イテハド




フセム・アワールのプレースタイル

フセム・アワールは、オリンピック・リヨンユースが生んだ比類ない天才MFだ。圧倒的な足元のスキル、正確なキック技術に裏打ちされるスルーパスや得点能力。何より、そのプレーには常にフレアが宿っていた。2020年2月27日に行われたユヴェントスFC戦でパウロ・ディバラ相手にみせた股抜きが話題になったように、アワールのドリブルスキルは人々を魅了して離さなかったのだ。

クラブがアワールにどれだけ大きな期待を寄せていたかは、彼が着用した背番号にみてとれる。アワールが着用したのは「8番」。クラブの伝説的名手ジュニーニョ・ペルナンブカーノと同じ場号である。マクサンス・カケレタンギ・エンドンべレとともにリヨンの中盤で躍動したMFは、両親の出身国アルジェリアの代表チームを選んだ。W杯本大会でも、彼の活躍から目が離せない。


フセム・アワールの初期キャリア

アルジェリアのベニ・サーフ出身の両親のもとに生まれたアワールは、2009年に11歳でリヨンのユースアカデミーに加入した。アワールの名前が話題となったのは、彼が16歳のときのこと。リヨンのU-17チームは、2014年のフランスU-17選手権決勝でパリ・サンジェルマンFCを破り、優勝を果たしたのだ。アワールはその試合で先制点を挙げたうえ、チームの2点目をアシストした。

リヨンのユースチームでは圧巻の数字を記録し、アンダー世代のフランス代表でも飛び級でU-19チームに招集されるなど、大きな注目を集めたアワールは、2017年2月17日、UEFAヨーロッパリーグAZアルクマール戦の1stレグでプロデビューを飾った。また1週間後に行われた2ndレグではプロ初ゴールを記録。4部のリザーブチームでも活躍したアワールに、クラブは期待を寄せた。


フセム・アワールの全盛期

2017/18シーズン、「8番」を着用したアワールは当時18歳ながらリーグ戦32試合に出場して6ゴール5アシストを記録するなど、チームの主力に定着。翌シーズンも、公式戦47試合で7ゴール10アシストを記録するなど、存在感は増す一方だった。ジュニーニョがSDに就任した2019/20シーズンの序盤はチームの不調も相まって低迷するも、広範にかけて復活を果たした。

とくに見事だったのが、コロナ禍の影響で短期開催となったUEFAチャンピオンズリーグの決勝ラウンド。ベスト16でユヴェントスFC、準々決勝でマンチェスター・シティFCを破り、準決勝では王者となるFCバイエルン・ミュンヘンを苦しめた。チームの中心となったアワールは、着実に成長していた。しかしアワールの好調さに反して、チームは下降線を辿った。


リヨン退団とサウジアラビアでの復活

2020/21シーズンは7ゴール、2021/22シーズンは6ゴールを挙げるなど、アワールは攻撃の中心として活躍するも、チームは4位→8位と順位を下げた。極め付けは2022/23シーズン。アワールをコンディション不良で失ったチームは7位に低迷してしまう。そんななかリヨンとの契約満了を迎えたアワールは退団を決意し、フリーエージェントでイタリアの名門ASローマに加入する。

1年目となった2023/24シーズンは25試合で4ゴールを挙げたが、レギュラーとしての地位は確立できなかった。そんなアワールに目を付けたのがサウジ・プロフェッショナルリーグアル・イテハド。推定1200万ユーロとされる移籍金で加入したクラブで輝きを取り戻したアワールは、30試合で12ゴール4アシストを記録。チームの絶対的な中心として君臨している。


サッカーアルジェリア代表ってどんなチーム?


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