イブラヒム・マザ(Ibrahim Maza, サッカーアルジェリア代表):バイエル・レバークーゼンで躍動する、注目の若手逸材MFのプレースタイルを紹介!
イブラヒム・マザ

Ibrahim Maza(إبراهيممازا)
所属クラブ:バイエル・レバークーゼン
生年月日:2005年 11月24日(20歳)
出身:ベルリン, ドイツ(アルジェリア代表)
身長:180cm 利き足:右足
主なポジション:トップ下, 6番
ヘルタ・ベルリンユースが生んだ新星

2025/26シーズン、フロリアン・ヴィルツを筆頭に7名の主力選手が退団したバイエル・レバークーゼンで、圧倒的な才能を証明した新加入選手がいる。イブラヒム・マザだ。前季までドイツ2部でプレーしたにも関わらず、完成されたフィジカルと卓越したテクニックで観客を魅了する20歳のMFは、ここまでの公式戦38試合で5ゴール5アシストを記録するなど実力を示した。
カスパー・ヒュルマンド監督率いるレバークーゼンで、アレイシ・ガルシアと中盤でコンビを組み活躍するマザは、ブンデスリーガ第10節の1. FCハイデンハイム戦で2ゴールを記録。とくに2ゴール目は、ヴィルツを彷彿とさせた。2018年の加入から2025年の退団までの7年間、ヘルタ・ベルリンのユースチームでプレーしたマザは、すでに欧州中の競合クラブが興味を示すタレントだ。
イブラヒム・マザのプレースタイル

足元のスキルとブンデスリーガ1部でも当たり負けないフィジカルを兼ね備える2列目のヤングスターは、ヘルタ・ベルリン時代、ミカエル・キュイザンスと2列目でコンビを組み、トップ下として活躍した。とくに2024/25シーズンの第13節SSVウルム戦では試合開始6分、ゴールから35mほど離れた位置から強烈なミドルシュートを突き刺すなど、印象的なプレーを披露した。
今季のレバークーゼンでも、シーズン序盤は先述したように守備的MFとして活躍したものの、後半以降は2列目の主力として躍動。安定したドリブル技術や得点に関与する嗅覚を活かしてプレーする。第17節のハンブルガーSV戦では、狭いバイタルでターンしたうえ、チップキックから決勝点をアシストするなど、高い技術を披露した。比類ないタレントの持ち主だ。
イブラヒム・マザのキャリア

アルジェリア出身の父を持つマザは、1990年W杯優勝メンバーの1人でもあるトーマス・ヘスラーなどを輩出したフクセ・ベルリン・ライニッケンドルフのユース出身。2018年にヘルタ・ベルリンのへ移籍すると、2022/23シーズンのU-19ブンデスリーガで7ゴールを挙げるなど活躍した。類稀な才能を披露したマザにステップアップの機会が訪れるのは、遠い話ではなかった。
2023年4月30日、マザはアリアンツ・アレーナでのFCバイエルン・ミュンヘン戦の65分、マクシミリアン・ミッテルシュテットと交代し、17歳11ヶ月でリーグ戦デビュー。1ヶ月後の5月27日、第34節のVfLヴォルフスブルク戦では、ブンデスリーガ初ゴールを記録した。しかし2022/23シーズンのブンデスリーガを最下位で終えたヘルタ・ベルリンは、2部に降格してしまう。
ブンデスリーガ2部でのマザ

多くのタレントが退団するなかで、マザは残留を決断する。負傷で長期の離脱を強いられたマザが2部デビューを果たしたのは、2024年2月11日、第21節のグロイター・フュルト戦だった。安定した出場機会を得たマザは、2024/25シーズン、チームの絶対的主力として認識されるようになる。第1節SCパーダーボルン07戦で得点を挙げるなど好調なスタートを切ってみせた。
2024年10月11日にアンナーバで行われたトーゴ代表戦では、89分、サッカーアルジェリア代表デビューを飾った。フセム・アワールとの交代で出場した彼は、僅かな出場時間のなかでモハメド・アムーラの得点に絡み、ヴラディミル・ペトコヴィッチ監督に十分な印象を残した。ヘルタ・ベルリンはもちろん、代表でも活躍したマザに競合クラブから声が掛かるのは時間の問題だった。
バイエル・レバークーゼンでのマザ

そして2025年には、ユース時代から在籍したヘルタ・ベルリンを退団し、ブンデスリーガ1部の強豪レバークーゼンへの移籍を決断。ここまでの公式戦38試合で5ゴール5アシストを記録するなど、主力を引き抜かれたチームで躍動した。そんな彼にはパリ・サンジェルマンFCやマンチェスター・シティFCといった獲得に動き始めたという噂も出るほどだ。マザの今後の動向に要注目だ。
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