夫が3時間前に「俺も原稿見る!」と言い出し、23:30に力尽きて寝落ち……23:59まで燃え尽きました【創作大賞みんなお疲れ様でした】
昨日、創作大賞の応募期間が終わりました。これから応援期間に入ります。
私も今年、たくさん応募しました。
みなさんの作品にも、少しずつ伺わせていただきます。
3時間前の覚醒
昨日は創作大賞終了の3時間前に、急に夫が「俺も原稿見る!!!!」と言い始め、「3時間前だよ??」と逆に突っ込みました。
17時半くらいから娘の方に目を向けており、その日は昼間に推敲を重ねていました。
夫は結局、1〜2ページをみて寝落ち。私と「見るポイント」が違ったので、少し助かりました。まるで最後の力を振り絞って、ダイイングメッセージを残す人のように疲れ果てて、寝落ちしてました。
夫が寝落ちした後も目視確認(ザーッとスクロールして、違和感があるところを直す)をして、意外と改行忘れ(推敲の際に改行を詰めてしまったりとか。talesの提案サポートは便利だけど、その後に改行詰まったりするので、本当に注意です)もいくつか発見し、最後の最後23:59までギリギリ粘ってました。
30分前に違和感に気づくと、胸や胃がヒヤッとします。胃を抑え、がたがた震えながら原稿をチェックしていました。この30分間は生きた心地がしませんでした。
ここから先は直せないので、もうあとは祈るしかありません。
夫の運がいい理由を解析する
彼は悪運が強いというべきか。周りからも「この人、運だけはいい」と言われています。
カバンを広島の繁華街に落としても、警察から「落とし物ありました」と連絡が来る人です。運がいいのかもしれません。

彼はカバンを落とした時、ラウンジでテキーラ飲んでて、そこからの記憶がなく、気づいたらカバンを落としていたとのこと。

それも、繁華街に。

もはやプチ事件です。一体、何が起きていたのでしょうか。
ふと記憶を巡らせます。
出張の最終日に、夫は「不幸中の幸いで、ミニ財布をホテルに置いてて、助かった」と言ってました。それで俺は帰ってこれたし、お土産も買えたのだと。
「ぜんぜん、不幸中の幸いじゃないよね?」
「お気は確かですか?(ゴマぶっこさん風)」
正直思いました。でも、悪いところよりいい部分に目を向けられる。この考え方は、ある意味でどんな時もポジティブに過ごせるというか。そのマインドが、いい運気を呼ぶのでしょうか。
出張最終日に「お守り買おうと思うんだけど、どう思う?」とも聞いてきました。聞いた時は一瞬「は???」と思いました。
自分より人なのか。それとも自分がお守りを買いたかっただけなのか。よくわからないけど、お守りをカバンにつけたら、警察から落とし物の連絡があったと喜んでいました。

詳しい経緯はこちら
しかも、警察から連絡があった日。私への連絡は「君に朗報があった」です。

困った時は、助かることも助からないこともあるでしょう。実際問題、紛失物の中にクレカが一枚あったので「毎日、クレカの利用停止してた」と言ってました。(クレカ落としたことないんけど、毎日利用停止手続きってしなきゃいけないの??)
そんな彼に至っては、どんな時も変わらないことがひとつ、あります。
それは、彼はいつもへこたれないという事実です。
彼は、表面上では自分をあまり責めません。財布も何度落としたことでしょう。カードは止める癖に、ケロッとしてます。切っても切っても笑顔で登場する、金太郎飴みたいな人です。
反省してるのか。毎回聞いています。本人曰く、心のうちではとても反省しているそうです。最初は「本当なのか」と耳を疑いました。あまりにも、よくモノを落とすからです。
でも、本当にまったく考えてないわけじゃなくて、実は色々と彼なりに思考を巡らせた上での「決断」を繰り返しているのかなと、昨日原稿をみてもらって感じました。
いつもと違うことをすると、同じ人と接してても「別の顔」に見えることがあります。これが、コミュニケーションの面白さなのかもしれません。
昨年の「あなたの懸賞金を決めて下さい」を読んだ時は、「すごい発想だなぁ。よくこんなことが思いつくね」と褒めてくれました。
一方で、プロローグで「文章を読むって、疲れるなぁ。僕、疲れちゃった」といって辞めてました。設定が複雑だから、想像する時に脳が疲れちゃったのかな。
それが理由で、今回はプロローグを外し、より「すぐ話が展開していくストーリー」にして、ミステリー小説部門へ応募し直しました。
彼は文を読む時、あれこれ考えるので疲れやすいらしいです。
その分、考えるんだろうなぁと。今回は2ページまで読んでた(そこから力尽きて寝落ち)ので、これは進化だと受け止めることにしました。
夫に昨年とどっちがいいかを聞いてみました。
「今年の方がわかりやすいから、いいんじゃない?わかりやすさって、意外と大事だよ。だって、読む俺が想像しやすいから。ただ、現実に近いストーリーだと、より一層リアリティが大事になるよね」と笑ってました。専門家みたいな口調でした。
彼なりの気遣いゆえの言葉だったのかもしれません。何はともあれ、こうして意見をもらえると勉強になります。
今年は夫に限らず、さまざまな方に作品をみてもらいました。
専属編集者さんにもお世話になりました
やっぱり人に原稿を見てもらうのは大事です。また「人」によってみるポイントが違うので、みる人が増えるほど色んなことに気づけるのかなと思いました。
餅は餅屋でも、餅のなかにいろんな種類がある
夫は医療職です。
私は餅は餅屋と思うタイプですが、意外と夫は業務の関係で文章を書いたり、大学の生徒さんの文章みたり(たまに臨時講師してるため)、論文のチェックに携わってるらしく、「見る側」の視点があり、私と見てるところが違いました。
仕事によっては、色んな業務を抱えています。それぞれの業務に向けて、取り組む時に意識してることがあるはず。そして、それは夫に限らず自分にも。あなたにも。
今取り組んでることを棚卸ししていくと、自分の強みに気づけるのかもと、夫に原稿をみてもらいながら、ぼんやり考えてました。
夫は書く人ではなく「読書する側」の人なので、考えるポイントもかなり違いました。逆に、本を読む時の思考が「書く時」に必要になるなぁと、改めて感じました。
文章をチェックしてもらう時、編集者さんの視点を持てると完成度は上がると思います。
今ならパーソナル編集者、専属編集者、となりの編集者など色んなサービスがあります。一方で、誰かに頼むのはハードルが高いという方は、お子さんやパートナー、信頼できる友達などに見てもらうというのもありかもしれません
その道のプロではないかもしれませんが、意外と自分ではわからない部分に気づけるのかも。そもそも、一般的な読者って、「書かない人」の方がはるかに多いので。また原稿をみてもらう習慣ができると、読む側の人がどんなことを考えるのかを学べますし、人に見てもらうことの大切さを実感できるはず。
創作大賞お疲れ様でした
創作大賞、みなさんお疲れ様でした。私は今年、今までと戦い方を変えて、少しの作品に向き合う時間を増やしました。その前は「数を打つ」にフォーカスしていました。
どちらが正解かはわかりません。一応、昨年は数を打って2つ中間通ったので。でも、だからこそ今年は作品を絞って、力を注ぐ形にしました。参加し続けることで、自分なりの戦い方、取り組み方を見出せます。それは今後、仕事をする上でも財産になると思います。
自分なりに戦い方、戦略を変えて取り組むことで、それぞれに気づきや学びがあるはずです。結果に関しては自分では決められないので何ともいえませんが、作品と向き合った時間は今後の人生を支えてくれたり、学びに繋がると私は信じています。
そして、また創作大賞打ち上げとかもワイワイやりたいものです。改めまして、みなさまお疲れ様でした!
【完】
⭐︎「書く人生のはじめかた」好評発売中です。Kindleが今お値打ちです。
最近も「購入しました」と報告してくださる方がいて、とても嬉しかったです。
