日常~桜城市編④牧師との出会い
↑↑この続きとなります!
はじまりはじまり
早朝まこは志央莉と教会へ向かった
「教会の牧師さんはな、イギリスやったか、アイルランドやったか、とにかく外人やけど日本語うまいで〜奥さんも綺麗でめっちゃいい人!うちが保証する!」
志央莉が学校にいっている間はそこにいるように言われた
小高い丘から降りる途中、桜城市駅に
寝台急行“銀河”が入っていくのが見えた

「東京からのブルートレインが到着や、夜も映えるけど朝もええわ〜」
「東京…」とまこは言ってみる なぜかわからないが懐かしい響きだった
教会につくと女の人が出迎えてくれた
志央莉は何か早口で話をして丁寧におじぎをしたあと、まこに手をふった
夏服のスカートを涼しげにひるがえして行ってしまう つられて手をふったが、まこは心細くなって、
建物の脇のアジサイに目を落とした

「あなたがまこちゃん?」
阿保那古がゆっくり近寄り
優しく声をかけた
「はい」
「わたしはあぼ なこ、志央莉さんから教会で預かってもらえないかと頼まれたの 安心して大丈夫よ」

あぼなこはにっこりとわらってまこの肩に手を置いた
教会の中に入いると少しヒンヤリとした
あぼなこさんは何かを耳に当てて
話を始めた もしもしといっている
わかったあれは電話なんだ
でもコードがないし無線機みたいだ
「あのーそれはなんですか」
「え?これ?これはスマートホンよ」
すまーとほん?電話じゃないんだ
しかしまこは一瞬悟った
ここはもしかして違う時代ではないのか…おそらく未来?
しばらくして
大柄の外国人が入ってきた (牧師さんかな)
「この子?あの銭湯からでてきてのは」
「そうらしいの」
二人は普通にペラペラと日本語で会話をした
「1年くらい前にもあったけど あの時は大人だったからね」
「こんな年いかない子どもじゃかわいそうよ」
頷いて牧師はまこの目の高さにかかんだ
「ワタシはオタンティン、教会の牧神父だ 那古は妻だよ
志央莉ちゃんから大体のことは聞いている。安心していいからね」

牧師が目の前にくると
顔が大きくてビックリしたけど、
ブルーグレーの瞳はやさしかった
まこはこくんとうなずいた
名前は一回では聞き取れなかった
「どうやらまこちゃんは音楽だけは覚えているらしいね
うちの店、といってもパブだけれどジュークボックスがあるんだ」
オタンティンは
時々ひげをなぞりながら続ける
「まこちゃんが知っている曲を調べればまこちゃんがどの時代からやってきたか分かるはずだよ」
どの時代?やってきた?
やっぱりうまく理解できない
ジュークボックスだけはイメージできた どこかの温泉宿にあったやつだ
パブはすこしはなれたところにあった

ドアをあけるとムッと独特なの匂いした
ウイスキーの瓶がずらりと並んでいるから
たぶんお酒の匂いかもしれない
パブとは大人がお酒を飲むところらしい
今は朝なので誰もいない
「はい、まこちゃん、ブルーベリージュースだよ」
オタンティンは自家製のジュースにミントとブルーベリーを落として
まこの脇に置いた

「さあ、まこちゃん、ここから知っていそうな曲を選ぶよ!わかったら教えてね」
ジュークボックスの前で
オタンティンは大きめのボタンをガツンと押して操作する
これは?
知らない
じやあこれは?
首を横に振る
オタンティンは目星をつけて次々レコードを選んで再生する
「これ知ってるテレビで観てた」
「え?テレビを観てたの?」
「うん、カーボーイの」
「この映画丸の内ピカデリーで観た、何回も」
「ケセーラセラ~」
まこは楽しそうに歌った
「おっ知ってるね」(だいぶわかってきたぞ)
オタンティンは慎重にこれらの時代背景を集約した
例のすまーとほんを指でしきりになぞっている
「うーん…たぶんだが…1970年より少し前から来たらしいなおそらく1965年から68年の東京、間違いないだろう」
「はやくかえしてあげないと」
阿保那古がつぶやく
「牧師さん、それはどう…いう…意味…」そこまで言って まこは眠ってしまった
まこは長い時間起きていられない
電池が切れるように眠ってしまうのだ
大人絵日記

この架空都市桜城市では
住民票登録したオリジナルキャラクター市民(今のところ15人と一羽)に巻き起こる日常が、予測不能!
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さて本日のオリジナルキャラクターの紹介です
女子高生志央莉さんは瑛さん
六月一日 志央莉(くさか しおり)さん17歳 浪花出身、浪花言葉を話す
桜城東高校に通う高校二年生(転校生腰まである黒髪)
ポニーテールにしていることもある
白いシャツ、ネクタイ、スカートを着用分け隔てなく、誰にでも話しかける武道場に通っており、見た目以上に強い
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列車を走らせたのはこぱんだ鉄道こぱんだちゃん
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謎の牧神父と奥様は御丹珍さん
長尺です↓
ジュークボックスはこちらからです
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そして謎の少女 まこ はワタクシ まあ!でした
超楽しいんですけど
続きも読んでね
