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在宅ワーク×業務委託を選ぶ前に知っておきたかったこと

こんにちは、いとです。
「無理しない働き方」を目指している、オンライン事務員です。

少し前に書いた、こちらの記事。

思いのほか、いろんな方からコメントをいただきました。

  • 疲弊した経験のある方

  • 今まさに情報収集中の方

  • なんとか乗り越えてきた方

自分が思っていた以上に、「知らないまま挑戦すると詰みやすい」働き方なのだと実感しました。

今回は、在宅ワーク×業務委託で消耗しないために、先に知っておきたかったことをまとめてみます。


結論:丸腰のまま業務委託に行くのは、危ない


在宅ワーク×業務委託って、なんだか自由そうに見える。

でも実際は、

  • 守ってくれる上司はいない

  • 評価基準も曖昧

  • 「嫌なら断っていい」は建前のこともある

たぶん、しんどくなる人が多い理由としては

「断れなかった自分が悪い」
「できない自分が悪い」

…と、構造の問題をぜんぶ自責に変換してしまうからだと思う。

以前の記事でも書いたけど、「向いていない」のではなく「準備不足」なだけである。


「線引き」をするためには


私は、在宅ワーク×業務委託で働くのは今回が初めてである。

それでも契約先の企業に対して、

「それは、契約外では?(半ギレ)」

みたいなことを、きちんと伝えながら働いている。

これは、性格とか度胸の問題ではなくて、たまたま完全な丸腰ではなかったからだと思う。

私の前職は、営業職。
今やっている仕事の内容は、事務が中心だ。
事務の経験はないけれど、顧客対応や社内調整など、社会人として働く中で

  • これは誰の業務なのか

  • どこまでが契約内なのか

  • それをやるなら、何を削るのか

…みたいな整理をする場面は、どの職種でも少なからずあると思う。

たぶん事務って、そういう社会人経験があるだけで、意外と何とかなる。
事務系ツールも、ある程度ふつうに仕事でパソコンを使ってきた人なら大丈夫だと思う。

じゃあ、ブランクがある主婦はどうしたらいいの?と思う方もいるかも知れない。
それは、後半で書きます。


これがもし、未経験職種だったら…


でも、ふと思った。
これがもし、完全未経験のWebデザインとか、クリエイティブ系の業務委託だったらどうだろう。

スキルもまだ浅くて、工数の感覚も分からない。
「これが普通なのかどうか」すら判断できない。

そんな状態で、
「これもお願いできますか?」
「ついでに、ここも…」
「急ぎでお願いします」
と、言われ続けたら。

たぶん私は、

「頑張ります!(半泣き)」

ってなりながら、都合よく使われていたと思う。

個人携帯に自ら喜んで業務ツールを入れただろうし、いつでもどこでも仕事と繋がる24時間在宅ワーク生活が始まっていたかもしれない。
きっと、疲弊していただろう。


業務委託って、自由そうだけど自己防衛が必要


業務委託という働き方そのものが、悪いわけではない。
ただ、下地がまるでない状態で、丸腰のまま挑むのは危険だと思っている。

判断と線引きができないまま現場に放り込まれるのは、誰だってしんどいはずだ。

「断る」って、勇気が要る。
でも、業務委託で働く場合の「やりません/できません/契約時間外です」は、冷たい態度でも強気でもない。

自分を守るために必要な線引きだと思う。


結局、どうしたらいいの?


ここまで書いておいて、結局はこれだと思う。
「丸腰で業務委託を選ぶな」ということだ。

職業訓練でWebデザインを学んでいたとき、講師がちらっと言っていた。

「業務委託は経験者しか厳しいですよ」

当時は、ふーんって感じで聞いてたけど、今なら分かる。これってスキルの話というより、判断できる人じゃないと詰むって意味なんだと思う。

未経験のうちは、
「これが普通なのかな?」
「断ったら嫌われるかな?」
「切られたらどうしよう」

…みたいに迷ったときの判断材料がないから、全部気持ちで受けてしまう。

その結果、「頑張る → 増える → 断れない → 詰む」という、静かな地獄が始まっていく。

じゃあ、どうしたらいいのか。
私が思う対策は、だいたいこの3つに落ち着く。


具体策1|まずは「守られる環境」で経験を積む


パートでも派遣でもいい。
もし自信がないなら、まずは雇用される環境で経験を積むほうがいいと思う。

雇用って、

  • 範囲が決まっている

  • 責任が共有されている

  • 無理が出たとき止めてもらえる(建前でも)

っていう、安全装置がある。

最初はそこで、仕事の線引きと工数感覚を身につけたほうがいい。
これを知っているだけで、業務委託の難易度は本当に下がる。


具体策2|「未経験職種」を選ばない


業務委託は、未経験職種でやるとハードモードだ。だからおすすめは、経験の延長線上の仕事で始めることだと思う。

とはいえ、未経験枠がほぼないのも現実だ。
在宅ワークって、最初は選択肢が多そうに見える。

でも、調べていくとだいたいこうなる。

・Webデザイン → 経験者のみ
・ライティング → 単価の低い期間が長い
・SNS運用 → センス枠&実績命で不安定
・コーディングや保守 → 技術職でハードル高い
・労務・経理 ・人事→ 経験者のみ

在宅ワークを探していた時にまず思ったのは、
「営業経験しかない私はどこで勝負したらいいの…?泣」ということだった。
結局、「事務」しかなかったのだ。

でもそれは結果的に、ちゃんと地に足をつけた選択だったと思っている。


具体策3|「断り方」より先に「質問」を持っておく


断れない人が悪いとは思わない。
誰だって、言いづらい。
だから、なるべく質問するふりをして線を引くようにしている。

たとえば、

「契約時間内に可能な作業ですか?」
「それは指示ですか?(委託に指示はアウト)」
「優先順位はどれですか?」

こうやって前提を確認すると、相手も
「あ、じゃあこれは来月で」
「それなら別の人に頼みます」
…みたいに、勝手に引いてくれることがある。

“断る”って、角が立つ。
でも“質問”なら角が立ちにくい。


さいごに


在宅ワーク×業務委託は、自由そうに見える。
でも実態は、「自分で自分を守れない人から削られる働き方」だと思っている。

だからこそ、必要なのはマインドセットより先に、まず装備。

丸腰で現場に出るのだけは、やめたほうがいい。
(大事なことなので、もう一度)

これは、過去の私が知りたかったメモでもあり、
これから在宅ワークを考える誰かに少しでも役に立つといいなと思って、残しておきます。




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