本能寺の変1582 テーマ別 光秀の人物像 第10話① 天正十年六月二日、明智光秀が織田信長を討った。その時、秀吉は備中高松で毛利と対峙、徳川家康は堺から京都へ向かっていた。甲斐の武田は消滅した。日本は戦国時代、世界は大航海時代。時は今。歴史の謎。その原因・動機を究明する。『光秀記』
テーマ別 光秀の人物像 第10話①
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◎第10話①
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テーマ別 光秀の人物像 第10話①
織田家は、急激に拡大していた。
信長は、有能な人物を求めた。
すなわち、「役に立つ」者。
信長は、鋭敏な感覚の持ち主だった。
人を見る目に優れていた。
光秀は、「役に立つ」男。
出来る男、である。
すなわち、切れ者。
結果、光秀の今がある。
「役に立つ」のか、「立たぬ」のか。
信長は、その様な目で重臣たちを見ていた。
これが、信長の人事評価。
光秀が、その基準だった。
そして、事件が起きた。
信長は、合理主義者。
無駄を嫌った。
佐久間信盛の一件。
織田家中に、激震が走った。
信盛は、全く、予期していなかった。
否、誰一人として、・・・・・。
それは、ある日、突然、やって来た。
信長は、不意を衝いた。
役に立たねば、粛清される。
これが、戦国時代の風潮。
信長の、やり口。
「粛清」
恐ろしい世の中だった。
信長は、古参の重臣筆頭者といえども、容赦しない。
一瞬にして、没落。
否、消滅。
徹底していた。
恐ろしい男なのである。
この事、肝に銘ずべし。
光秀の、心の奥底に、深く刻み込まれた。
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