Jimmy Mcgriff - Honey(1968)
ジミーマクグリフの最も人気のアルバムの一つThe Wormと同じ年におそらくほぼ同じメンバーで録音された本作。スタンダードやオリジナルメインのWormとは異なりこの年のヒット曲が並びます。ヒット曲を片っ端から味付けをかえてカバーしてしまうというのはモンゴサンタマリアやウィリーボボにも通ずるものがあります(実際何曲かはモンゴもカバーしている)。最初から最後までソウルフルで時には最先端のデバイスだったヴァリトーンも使っていてクラシックとして人気のThe Wormとは真逆で時代を強く感じる作品となっています。
メンバー
ジミーマクグリフ:オルガン
以下はStep One やThe Wormのクレジットから推定
可能性が高い
ファッツテウス:テナーサックス
ブルーミッチェル:トランペット
ロバートアシュトン:バリトンサックス
ダニーターナー:アルトサックス
可能性が低い、怪しい
ジェシーキルパトリック:ドラム
ラリーフレイザーorソーネルシュワルツ:ギター
ボブブッシュネル:ベース
(Sweet Sweet Baby)Since You've Been Gone
アリサフランクリンのカバー。ホーンもオルガンも賑やかに盛り上げます。
Respect
オーティスレディング、アリサフランクリンのカバー。テンポをあげての演奏はロックっぽさすらあります。アンプに負荷をかけたオルガンやヴァリトーンの響きが荒っぽくてかっこいいです。
Chain Of Fools
これもアリサフランクリンのカバー。彼女の影響力というか人気というかの強さを感じます。演奏はどちらかというとソニー&シェールのBeat Goes Onっぽいです。ヴァリトーンソロ入り。
We're The Winner
カーティスメイフィールドの曲でベースギターのような(あるいはほんとにベースギター)グルーヴィなベースラインとブルース丸出しのギターが楽しいです。
Up,up And Away
ダーティなヴァリトーンとクリーントーンのギターが対照的な曲。このダーティなトーンが時代を感じます
Tell Mama
クラレンスカーター、エタジェイムズのカバー。ソウルフルなオルガンのアドリブにファンキーなホーンリフが絡みます
Honey
呑気なヴァリトーンが響くポップな一曲。
I Think You
サム&デイブのカバー。負荷をかけまくったオルガンがコッテコテなアドリブを披露します。
I Got Feelin'
JBのカバー。オリジナルがJBだけあってファンキーなホーンセクションが披露されています。
Baby, I love You
アレサフランクリンのカバー。とつとつとしたオルガンにファンキーなホーンセクションが絡みます。
(Sittin')On The Dock Of Bay
物悲しいメロディですがここではブルージーな演奏になっています。
