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Jimmy McGriff - Let's Stay Together(1972)

 アルグリーンのLet's Stay Together。オリジナルは今更言うまでもないほどめちゃくちゃいい曲ですし、ティナターナーのカバーも彼女のソロシンガーとしての再始動を華々しく飾る一曲になりました。さらにジミースミスのバージョンもジャズファンクの名盤に入っているだけあって良い演奏で人気が高いです。そしてジミーマクグリフもまたこの曲をカバーしています。
 本作は二部構成でA面は1972年録音で当時のソウルのヒット曲のカバーをホーン入りで演奏しています。B面は1966年。つまりソリッドステート時代の未発表音源でオルガントリオでの演奏で選曲はジャズスタンダードです。

メンバー
ジミーマクグリフ:オルガン
ローレンス(ラリー)フレイザー(1~4)、ソーネルシュワルツ(5~7):ギター
ウィリー”セイント”ジェンキンス:ドラム
ウィリアムスキナー:トランペット
LEロフトン:トロンボーン
ハロルドベネット:テナーサックス、フルート?
ジェイムズピーコック:コンガ
チャックレイニーorジェリージェモット?:ベース(2)
※ホーンとコンガは1~4のみ

ローレンスフレイザーもソーネルシュワルツもジミーとは長い付き合いのギタリストで二人ともオルガンとの共演が多い人物です。またウィリーもジミーの活動初期から付き合い。テナーサックスのハロルドベネットに関してはDiscogsだと下記のように紹介されていますが、あまりにも畑違いなので同姓同名の別人のような気がします。

メトロポリタン歌劇場管弦楽団の首席フルート奏者を務めた。その後2年間、ワシントン・ナショナル交響楽団の第一フルート奏者を務めた。その後、ラジオシティ・ミュージックホール管弦楽団とピッツバーグ交響楽団で第一フルートを演奏し、1940年から1944年までは、師であるウィリアム・キンケイドと共にフィラデルフィア管弦楽団の第一フルートとピッコロの助手を務めた。ベネット氏は教育活動も幅広く、1962年にはマンハッタン音楽学校の教授に就任した

Let's Stay Togtehr
パタパタと軽く締まったドラムにジャジーなホーンセクションがのりオルガンがあのメロディをシンプルだけど歌心いっぱいに奏でます。

Tiki
ノンクレジットのベーシストがゴリゴリとベースラインを刻みそこにドープなホーンとコッテコテのオルガンが乗るへヴィなジャズファンク。

Theme From Shaft
アイザックヘイズのカバーでストリングスとボーカルはないもののかなり原曲に忠実なカバー。オリジナルよりいなたいワウギターのカッティングがいい感じです

What's Goin' On
マーヴィンゲイのカバーでなめらかながらもコテコテという面白いカバーです。ハイトーンのビビットなトランペットソロもいい感じです。

Old Grand Dad
ここからは昔ながらのソウルジャズ。マーチング風のドラミングを使ったノリのいい一曲です。ソーネルシュワルツのオルガンジャズのギターはこう弾くべきという手本のようなプレイが楽しいです。

Georgia On My Mind
有名なスタンダードでテロテロテロ~とジミースミスばりのアドリブを挟みながらあの美しいメロディを奏でています。ソーネルもウェスを研究したであろういいソロを披露しています。

April Paris
ソーネルシュワルツのギターが映える一曲。オルガンならではのズンズンしたベースパートがグルーヴィーです。