自分を責める癖って、中々治らない。
失敗した時。
誰かに嫌な態度を取られた時。
うまく話せなかった時。
そんな時に真っ先に浮かぶのが、
「自分が悪かったのかな」って考えだったりする。
相手に問題がある可能性もあるのに、
気づけば全部自分のせいにしている。
しかも厄介なのは、
その癖って簡単には治らないこと。
「もっと自分を大切にしよう」
「気にしすぎなくていいよ」
そんな言葉を見ても、
頭ではわかっているのに、
心だけが納得してくれない。
たぶん、
自分を責める癖がある人って、
ずっと周りを優先して生きてきた人
なんだと思う。
空気を読んで、
嫌われないようにして、
迷惑をかけないようにして。
そうやって生きてきたから、
何か起きた時に
「自分が悪いことにしておけば丸く収まる」
って無意識に覚えてしまった。
本当は傷ついてるのに。
本当は
相手の言い方が悪かったかもしれないのに。
自分を責めることで、
無理やり納得しようとしてしまう。
しかもその癖は、
真面目な人ほど強くなる。
「もっと頑張れたかも」
「自分の言い方が悪かったかも」
「考えすぎなのかも」
そんなふうに、
ずっと反省会を続けてしまう。
夜になると特にしんどい。
昼は誤魔化せていても、
静かになると急に思い出す。
数年前の失敗まで引っ張り出して、
また自分を責め始める。
あの時ああしていれば。
なんであんなこと言ったんだろう。
そんな答えの出ないことを、
何回も頭の中で繰り返してしまう。
しかも、
自分を責める癖がある人って、
他人には優しかったりする。
友達が失敗した時は
「そんなに気にしなくていいよ」
って言えるのに、
自分の失敗だけは許せない。
他人には逃げ道を作れるのに、
自分には逃げ道を与えない。
ずっと厳しい。
ずっと責め続ける。
だから、
気づかないうちに心が削れていく。
少しずつ疲れていく。
なのに、
「自分が弱いだけ」
ってまた自分を責める。
終わりがない。
自分を責める癖って、
一回治して終わりじゃない。
たぶん、
何回も繰り返す。
今日は大丈夫でも、
また何かあると簡単に戻ってしまう。
だから厄介だし、
意外と根深い。
けれど、
少なくとも一つだけ言えるのは、
ずっと自分を責め続けながら生きるのって、
思っている以上に苦しい。
誰よりも長い時間、
自分の声を聞くのは自分自身だから。
その声がずっと責める言葉ばかりだと、
心はちゃんと傷ついていく。
だからせめて、
全部を自分のせいにする前に、
「本当にそうなのかな」
って一回だけ立ち止まってみてほしい。
自分を責める癖は、
すぐには治らない。
それでも、
少しずつ
“責めない時間”
を増やしていくことはできるのかもしれない。
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