エアフライヤーレシピ②|皮パリパリッ!身はじゅわっ!香ばしく焼きあげる揚げない手羽先
焼き鳥屋の暖簾をくぐると、真っ先に注文してしまう大好物の手羽先。
皮のパリパリ、こんがりとした焼き色、香り……もう目がない私です。
でも、我が家が手羽先を食べるのは、ただ好きだからだけじゃないんです。
夫は若かりし頃、モトクロスをやっていて、大怪我をして救急車で運ばれたり、椎間板ヘルニアをやったり、膝を壊したりと、満身創痍の歴史の持ち主です。
初老を迎えた今、その古傷たちがしぶとく膝小僧を主張してくるわけです。時折、「痛っ!」とフリーズする夫を見ると、胸が痛みます。
まだまだ現役で働かなきゃいけないので、自然派の関節にいいサプリをあれこれ飲んで懸命にケアしています。それでも
「あれ? なんか最近、膝の調子が悪いな……」という波がやってくるそう。
そんなとき、私はハッと気づくのです。
「あ。最近、手羽先食べてないわ」と。
実際に、手羽先を食べた週と食べない週では、夫の膝の調子が全然違うというのです(夫談)。
そういえば、手羽先にはコラーゲンがたっぷり詰まっていますからね。
もちろん、隣にいる私もお肌のために全力で便乗して食べております。
めざせ、脱ほうれい線!
自宅で「皮パリ」手羽先を焼くコツ
自宅で手羽先を焼くとなると、コンロの掃除や火傷の危険、そして何より「揚げ物のカロリーは重い」という問題が立ち塞がります。
そこで活躍してくれるのが、油を一滴も使わないエアフライヤーです。
……とはいえ、普通にポンと入れて焼くだけでは、皮のクリスピー感が物足りなく、お肉が骨に張り付いて食べにくいんですよね。
そこで頼りになるのが、味と焼き方にめちゃくちゃうるさい我が家の「元料理人」の夫です。
夫直伝の最大のポイントは、「焼く前に、手羽先の裏側にスーッと切り込みを入れる」こと。
たったこれだけで、食べる時に骨から身がホロリと外れ、ノンストレスで楽しめるようになります。
さらにこの切り込みのおかげでエアフライヤーの熱風が効率よく通り、手羽の先端まで限界突破レベルのパリッパリに焼き上がるのです。
1年間、エアフライヤーを使いながら試行錯誤を重ねてたどり着いた、我が家の「皮パリ手羽先レシピ」をご紹介します。
調理の4つのポイント
下ごしらえのひと手間(切り込みの入れ方)
焼き方の順番と裏返しのタイミング
温度と調理時間
裏返しの回数
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🕒 調理時間のめやす ・約30分(下準備・焼き時間含む)
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【材料(2人分)】

【 メインの具材 】
□ 全手羽(手羽元・手羽先一体) … 10本
(手羽先、手羽元など、お好みの部位で)
【 下味 】
・塩 ……………………… 小さじ1
・黒胡椒 ………………… 少々
【添え物】※お好みで
□ レモン(くし切り) … 1/8個
□ イタリアンパセリ …… 少々
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| 作り方
1. 下ごしらえをする

全手羽はキッチンペーパーで表面の水分を拭き取り、塩コショウで下味をつけます。
塩・胡椒 …… 全体にまんべんなく、ぱっぱっと振るくらい
(※片面につき、高い位置から3〜4回振るのが目安です。鶏の水分を拭き取った後に振ると、味がピタッと決まります)
塩と胡椒をまんべんなく振って、手で軽く揉み込みます。そのまま5分ほど置いて、味を馴染ませます。
関節に切り込みを入れると身離れが良く、調理時間も短くなり、食べやすいです。
2.隠し包丁の方法

写真 1:裏面を確認し、1本目の切り込みをいれる
このように、皮が薄く骨が透けて見える方を上にし、骨と骨の間に、少し深めに包丁を入れます。
写真 2:皮まで切らないように骨と骨の中間に切り込みを入れる
手前側の骨と骨がつながっている関節部分を切り離します。
この時に注意するのは、皮面に包丁の切れ目が入らないように気を付けてください。
写真 3:関節に包丁を入れる
指先で触ると、皮の中に丸い関節が2個あるので、その丸い関節の頂点に縦に包丁を入れ、切れ込みを入れます。
こうすることで、関節は開き、縮み防止と、骨から身が離れやすくなります。
(※注意:関節がプラプラになるまで深く切れ込みは入れなくて大丈夫です。手羽の大きさにもよりますが、切れ込みの深さをすこし変えながら包丁を入れていくと、焼きあがったときに食べやすい深さが見つかると思います。)
切れ込みをいれると焼きあがって食べるとき、このように骨から身ばなれが良くなります

骨の端をつまむ 焼き上がった手羽先の、関節側の骨の端を指で軽くつまみます。
静かにひっぱる そのまま骨をすーっと引くと、驚くほど滑らかに身から離れていきます。
骨が抜けた状態 力を入れずとも、二本の骨が綺麗に抜けました。
身だけで贅沢に あとは、旨みの詰まった身を頬張るだけ!
骨を気にせず、お肉のジューシーな味わいだけに集中できる贅沢。食べやすいので、 小さなお子様にも喜ばれるひと工夫です。
3.トレイに並べて焼きます

まずは、身のほうを上にして(皮面が下)並べます。
170℃で約12分間、熱を入れていきます。
4.仕上げ(皮面を上にする)工程2回焼き

12分経ったら、一旦トレイをだし、手羽先をひっくり返します。 ここからさらに合計12分間、熱を入れていきますが、最後の仕上がりが肝心です。
・最初の9分間: 170℃のまま、焼き進めます。
・最後の3分間: 追い焼き機能を使い、設定できる最高温度(220℃〜230℃位)に一気に上げ、皮をパリッと焼き上げます。
💡 ポイント
最後を「皮面が上」の状態で、高温の熱風を当てることで、皮がパリパリと焼け、香ばしい鶏の香りがしてきます。
お好みで、焼き色の調整をしてください。
💭私が使用しているエアフライヤーは、追い焼き機能がついていますが、機種によって特徴はさまざまですので、お手持ちのエアフライヤーに合わせて、以下のポイントを参考に調整してください。
追い焼き機能のない機種の場合 :各工程の最後の3分間だけ、手動で温度を 220℃〜230℃ に設定してください。
最高温度が200℃までの機種の場合: 設定できる最高温度(200℃)で、時間を2~3分長めに調整して、焼き色を見ながら仕上げるのがおすすめです。
お皿に盛り付け

各自、お好みの野菜や塩、またはたれがいい方は、お好みの食べ方でお楽しみください。
焼き上がった手羽先は、香り香ばしく、まるで焼き鳥屋さんで食べているかのようにパリパリで、中はジューシーです。
ご家庭で焼けば、外食するよりも財布にも優しく、家族みんなで楽しめます。
👆ワンポイント
・肉の水分はキッチンタオルで表面を拭き取っておく
・重ならないように並べる(熱風の通り道を確保)
焼く前に隠し包丁をいれておくと、手羽先の端から骨をひっぱるだけでスーッと骨だけ抜けます。
手羽先を食べるうえで、骨から身をはがして食べる楽しさもあるのですが、骨に身がついていて、
「あ~もったいない。ここが一番おいしいとこなのに!」
と思うことはないでしょうか。
この切り込み方で調理をすると、手羽を口の中に入れ、そのまま骨を引っ張り出すもよし、軽くかんで身を口の中に残し、骨だけを出すということができます。

ご自分の好きな調味料で、好きな副菜をおき、好きな飲み物で、好きな話題を交えながら食べるのはいかがでしょうか。
我が家ではセロリソルトをかけて食べます。
塩コショウと黒コショウに、これをかけるともう、いくつ食べても止まらないお店の味に。
✨居酒屋さんのような「パリッパリ」の皮を楽しみたいならこれ
すこし時間に余裕があって、「今日は少しワンランク上質な焼き方で楽しみたいな」という方はこちら⇓の焼き方でお試しください。
「もっと皮を香ばしく、おつまみ風に仕上げたい」という時におすすめの焼き方です。
温度を切り替えながら計4回、裏と表をこまめにひっくり返すことで、驚くほどパリパリの食感になります。
手順1:裏面を表にして焼き始める(皮面が下) (工程4回焼き)

165度で4分 + 220度で2分
まず、切り込みを入れた裏側(骨が見える方)を上にして並べます。 じっくり火を通してから、高温で表面を固めます。
手順2:表面にひっくり返す
165度で4分 + 220度で2分
鶏肉をすべて表面(皮が厚い方)が上になるようにひっくり返します。 同じように、二段階の温度で焼いていきます。
手順3:またひっくり返す(2回目の裏面焼き)
165度で4分 + 220度で2分
もう一度裏返して、裏面を上にします。 この段階で余分な脂がどんどん落ちて、皮が引き締まってきます。
手順4:最後は皮面で仕上げる
165度で4分 + 220度で2分

最後にもう一度ひっくり返し、皮がある表面を上にします。 この最後の仕上げで、「パリッパリ」が完成します。
うちは手羽先に手羽元がついているお肉を使うので、手羽元も同じように焼きます。

もう塩だけで充分おいしい
こんがりいい香り!少し手間はかかりますが、手羽の先端までパリパリに焼き上がり、まるで焼き鳥屋さんで出てくる手羽のような仕上がりです。
おもわず「ビールちょうだ~い」🍺ってなるかも。

エアフライヤーで焼き上げる手羽先の調理法は以上となります。
調理中も煙も油はねも出ず、絶妙なエア加減でおいしくこんがり出来上がり、余分な脂は下に落ちる、これぞノンフライヤーならではですね。
お忙しい方は12分の2回焼き、
週末に居酒屋気分でビールと楽しみたい方や、時間に余裕のある時は、よりパリパリッと焼きあがる6分間の4回焼き、
ご自分の状況に合わせて是非試してみてくださいね。
これからも健やかな毎日に役立つ手軽なレシピを発信いたします。
筆者:桜野ナオミ
プロフィールはこちら
写真クレジット:すべて筆者撮影
#フード部門
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