これで完ぺき!給食指導27選|はじめての学級経営⑭その3「給食の時間」
この記事は…
✅給食の時間が毎日バタバタして落ち着かない…
✅声をかけているのに、食べるスピードや雰囲気が改善されない…
✅楽しく、かつスムーズな給食時間をどうつくればいいの?
そんなお悩みにお応えします。
学級経営において、毎日欠かさず訪れる「給食の時間」は、子どもたちの様子やクラスの人間関係が色濃く表れる大事な時間です。
しかし実際には、
「食べるのが遅い子が気になる」
「私語が止まらない」
「片付けまでに時間がかかる」
など、小さなストレスが積み重なりやすい時間帯でもあります。
「給食の時間を落ち着かせたい」
そんなとき、ただ注意を増やすのではなく、指導の視点と手立てを明確にしておくことが鍵になります。
本記事では、給食時間を“安心・安全・楽しい”ものにするための観点と、明日から使える具体的な指導のコツをわかりやすくお伝えします。
最後まで読むと、毎日の給食時間が、子どもたちにとっても先生にとっても「ほっとできる時間」に変わっていくヒントが見つかりますよ。
この記事を読むと…
✅給食時間に見るべき観点が整理できる
✅「食べるのが遅い」「話が止まらない」への対処法が分かる
✅自分のクラスに合った給食指導のスタイルを見つけられる
▼「はじめての学級経営」記事一覧はこちら▼
\システムで楽しい給食になる!/
▼✨オリジナル給食当番表✨▼
<目的>
「自分に合った量を楽しく食べきれる」給食の時間にする
<要約>
1.給食準備の指導9選
⑴ 給食・配膳&盛り付け準備
【指導例1】
ランチマットを敷いてから授業あいさつをする
【指導例2】
“いただきます”までの時間をタイマーで見える化する
【指導例3】
給食当番が手を洗い、白衣を着るまでの時間を計測する
【指導例4】
手洗いは給食当番を優先する
【指導例5】
給食の準備をクラス全体で進める
⑵ 給食・配膳&盛り付けシステム
【指導例6】
盛り付けは原則2人体制にする
【指導例7】
給食当番は見本を確認する
【指導例8】
配膳順をルール化する
【指導例9】
量の調整は“好き嫌い”では行わない
2.食事の指導11選
⑴ 給食システム
【指導例10】
日直がアレルギー対応を確認する
【指導例11】
給食当番が「増やし」を呼びかける
【指導例12】
「もぐもぐタイム」を設定する
【指導例13】
「おかわりタイム」を設定する
【指導例14】
「アディショナルタイム」を設定する
⑵ 給食・声かけ
【指導例15】
牛乳を一口飲んでから食べ始める
【指導例16】
「はしを持ちましょう」と声をかける
⑶ 給食・食べ方指導
【指導例17】
はしの持ち方を教える
【指導例18】
「声の大きさ」のルールを伝える
【指導例19】
NG行動① 食事妨害の禁止
【指導例20】
NG行動② 食欲を低下させる言動の禁止
3.片付けの指導7選
【指導例21】
日直が「ごちそうさま」のあいさつをする
【指導例22】
給食当番は先に食器を片付けてよい
【指導例23】
給食ワゴンの上に食器入れを設置する
【指導例24】
2列で片付けるルールをつくる
【指導例25】
当番は給食ワゴンを所定の位置に戻す
【指導例26】
ウエイターも片付けを手伝う
【指導例27】
食べられたことを価値付ける
<関連コンテンツ>
【1理想的な給食を知る】
👇はじめての学級経営⑭「給食の時間」その1"給食の3ヶ条"
【2自分のクラスの現状を把握する】
はじめての学級経営⑭「給食の時間」その2"給食がうまくいかない原因"
👆前回の記事はこちら
1.給食準備の指導9選【給食指導のコツ】

ここでは、給食準備の指導を9つ紹介します。
給食準備がうまくいかないときにご活用ください!
<1.給食準備の指導9選>
⑴ 給食・配膳&盛り付け準備 5つ
⑵ 給食・配膳&盛り付けシステム 4つ
⑴ 給食・配膳&盛り付け準備
まずは給食の配膳&盛り付け準備での指導を5つ解説します。
【指導例1】ランチマットを敷いてから授業あいさつをする
4時間目の終わり、子どもが着席しているうちに、机上を整え、ランチマットが敷いてあることを確認します。
となり同士のペアで確認することで、「ランチマットを敷くこと」が習慣になります。
【指導例2】“いただきます”までの時間をタイマーで見える化する
タイマーを使い、目標時間を全体で共有します。
"いただきます"までの、のこり時間をタイマーで見える化して、定刻での食事開始を目指します。
「いただきます」の時刻が決まると、見通しを持って行動できるようになりますよ。
【指導例3】給食当番が手を洗い、白衣を着るまでの時間を計測する
当番が白衣を着るまでに時間がかかる場合、4時間目を早めに切り上げて、代表児童・生徒を一人選び、手洗いから白衣を着るまでの時間を計測します。
ストップウォッチなどで計測し、早く準備できることに気付かせます。
実際にはもっと時間がかかっている現状があるので、「どうしたらもっとスムーズに給食当番が準備できる?」と問いかけます。
一つの提案として、次の【指導例4】などが挙げれらます。
「時間がないから急がなきゃ」ではなく、「やればすぐ終わる」を実感させると行動が変わりますよ。
こちらは宮澤悠維先生の取組を参考にしています。
【指導例4】手洗いは給食当番を優先する
手を洗う順番も大切な指導ポイントです。
当番がスムーズに準備を始められる環境を整えることで、全体の流れが良くなります。
【指導例5】給食の準備をクラス全体で進める
「ウエイター」という新たな役割を導入し、準備を支える人材を増やすことで、当番の負担を軽減します。
給食準備が遅い原因は、"人員不足"であることが多いです。
一人一人の質を上げるより、給食準備に関わる児童・生徒の人数を増やす方が効果があります。
ウエイターの導入方法については、記事の最後「【完全版】オリジナル給食当番表」で詳しく解説しています。
準備が早く整うだけでなく、「全員で協力して給食を準備しよう」とうい意識も育ちますよ。
⑵ 給食・配膳&盛り付けシステム

【指導例6】盛り付けは原則2人体制にする
二人体制で盛り付けするシステムにすることで、スムーズに給食を配ることができます。
役割は途中交代がおすすめ。
たとえば、お皿が半分になったら盛り付け担当を交代します。
【指導例7】給食当番は見本を確認する
見本の「普通盛り」は担任が準備し、子どもたちが盛り付け前に確認します。
配膳ミスを防ぐだけでなく、量の目安にもなります。
慣れてきたら廊下にある「給食見本」を確認するだけにしてもOKです。
【指導例8】配膳順をルール化する
「日直(先生分)→ウエイター(当番分)→少なめ→普通」の順で配膳します。
配膳の順番を決めることで、混乱を防ぎます。
【指導例9】量の調整は“好き嫌い”では行わない
「嫌いだから少なめにする」ではなく、
「自分に合った量ではないから少なめにする」というスタンスです。
ただ「(あ~この子、嫌いだから減らしているな)」と感じたとしても、指摘はしなくていいですよ。
厳密に「嫌い」と「食べきれない」を区別することは難しいです。
無理に普通盛りで食べさせるより、その時は少なめにさせておいて、"少しでも食べた"ことを価値付けできるようにしましょう。
2.食事の指導11選【給食指導のコツ】

続いて、食事中に関係する指導を11個紹介します。
「楽しく」「食べきれる」給食の時間にしていきましょう!
2.食事の指導11選
⑴ 給食システム 5つ
⑵ 給食・声かけ 2つ
⑶ 給食・食べ方指導 4つ
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