大手ハウスメーカーで建てられなかったじゃない。建てなかったんだ。高気密高断熱の家episode.0展示場帝国編
こんにちは。
はぐれゴリラです。
今回は僕がいかにして数字を追い求めるはぐれマシーンになったのか。
そんな話です。
みなさんはよし!家考えよう!ってなった時の最初の入り口、ハウスメーカーでしたか?
僕ももちろんそうでした。
最終的に大手なら住友林業!と決めていました。展示場も住友林業だけで6件くらい見にいきました!
しかし実際に家を建てたのは地域密着型の工務店です。
修行を重ねた結果たどり着いた答えでした。
絶対正義のハウスメーカー。しかしその裏に隠れた暗黒面を見極めなければなりません。
住宅ゴリラの目覚め
2020年半ば頃、それは突然のことでした。
「家どうしよう?」
結婚して、子供が産まれ、変わっていく生活の中で漠然と生まれた疑問でした。
きっと誰もが通る道だと思います。
「とりあえず展示場いってみる?」
住宅ゴリラ誕生の瞬間でした。

住宅ゴリラ修行編
黎明期 大手ハウスメーカーの教育
そんな僕が1番初めに扉を叩いた道場はどこだと思いますか?
旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)です。
意外すぎるかもしれませんが、初めて訪ねたのは鉄骨系ハウスメーカーだったんです。
今でこそ正反対のポジションにいますが、当初は骨格こそ大正義だと思っていたのですね。
それからというものの大手は全て見て回りました。
このように僕は「住宅初等教育」を大手ハウスメーカーで受けてきました。
言うなれば大手ハウスメーカーは僕の親であり師匠、マスターでもあります。
右も左もわからない純真無垢な生まれたてのゴリラは何人ものマスター(ハウスメーカー)からそれぞれの正義とフォースを叩き込まれました。
そして、それぞれのハウスメーカーの特徴を細かいところまで全て言えるくらい、フォースの扱いに慣れていきました…
それでも休みという休み、まだまだ僕の住宅修行は続きます…
暗黒面の囁き
過酷な修行により僕のフォースは更なる成長を遂げていました。
フォースが強すぎて「住宅業界の人間」ではないかを疑われるほど強大になっていたのです。
その頃からでしょうか…闇の中から僕に囁きかける存在が現れました…
そう「断熱気密」という暗黒面です。
暗黒面の魅力
僕は取り憑かれたように暗黒面の力に魅入られました。
今まで教わってきたマスターたちは「気密性能」
なんて言葉には触れてきませんでした。
数値に憑りつかれたマニアなんて、ただの暗黒面の生き方だ。
「広いリビング!」
「開放感のある窓!」
「ブランド力と言う強大なフォース!」
これこそが正義であると。
何度もそう思い込もうとしました。
しかし自分が今まで扱ったことのないフォースを高めていくことをやめられなかったのです。
そしてフォースの頂点を目指したとき、ひとつの疑問が生まれます。
「マスターたちは何かを隠している…?」
ゴリラの覚醒
大手の教義の歪み
「なぜ断熱を推さない?」
「こんな古い基準で高断熱なんて言っていて大丈夫なのか?」
「気密性能なんてカタログに載ってるのを見たことないが隠してるのか?」
僕はマスターたちに聞きました。
「気密性能はどうなのですか?測定はするのですか?」
マスターの顔から笑顔が消え、絶対に触れてはいけない禁忌を犯したかのような目でこう答えます。
「気密性能にこだわるなど家の本質を見ていない」(一部ハウスメーカーですが本当にこのようなこと説明されました笑)
1番信じていたマスターでさえ、「木は断熱性が高い!ゆえにうちは断熱性優れている!」的な事を言ってくるのです。(教典にも書いてあります)
「それを言ったら全ての木造住宅はマスターと同じ水準になりますやん…」
その時僕は気づいてしまったのです。
「彼らの教えは僕たちのためじゃない。自分たちの利益のためである」と…
気密は不要なのではない。「気密を出せない」のだ…
断熱材はこれで十分と言うが、「規格外になる」から避けたいのだ…
僕が信じていた「正義の共和国」は実は「巨大な帝国軍」だったのです。

ゴリラの覚醒
「僕はずっと帝国の手先として教育されていたのか…」
絶望のどん底に落とされるとともにその中で光を見出しました。
自分が暗黒面と教えられていた道こそが光だったのです。
こうして僕は帝国軍に反旗を翻し、はぐれものとして反乱軍に加わりました…
これがはぐれゴリラの生い立ちです。
結局のところ
金額的にはどうなの?
大手を諦めたと聞くとまず「金額高いから?」と思いますよね。
それは違います。
我が家の坪単価(これ当てにならないですけどね。)は当時の積水、住友林業等トップメーカーと競っても遜色ないレベルです。
正直、最初は性能を確保しても地方工務店の方が圧倒的に安く済むと思いました。
舐めてました。
断熱材、トリプル樹脂サッシ、気密測定の追加、地盤改良、許容応力度計算、耐震等級3を取るための部材の追加…
あげればキリがありませんが僕は住宅の本質に関わる部分はフォースの手を緩める事はしませんでした。
ただ!
ハウスメーカーが対応してくれるかわかりませんが!
もし、オプションでここまでの性能を求めた場合、かなり増額する事は間違いないでしょう。彼らの嫌う標準外になりますからね。そうしたらもう価格は青天井です。
ハウスメーカーはダメなの?
そんな事はありません。
ここまでかなりのポジショントークが入りました。
相当ハウスメーカーを敵対視しているように見て取れるかもしれません。
確かに性能に限界がある事は確かです。
しかしハウスメーカーならではの安心感があるのも事実です。
また、こだわっている工務店を探すのはハウスメーカーを探すことよりも難しいことです。
僕はたまたま当たりの工務店で家を建てることができましたが、きっとハズレを引いてしまった方も多いと思います。
ハウスメーカーは限界はあるがハズレを引く可能性は工務店より少ないと言えるでしょう。
そして何より中身に対して価格が割高です。
更に近年の値上げにより本当の金持ちしか建てられない家になりつつあります。
一般的な広さでも家だけで4000〜6000万は覚悟しないといけないでしょう。
おわりに
このハズレを引かないように自分でできる事はとにかく知識をつける事だと思います。
強力なコネがあれば(紹介サービスとかあれはダメですよ?笑)話は別ですが…
少なくとも営業の言っている事が理解できるレベルまで知識をつけるのは家づくりに失敗しないために必須だと考えています。
そろそろ年度末になりますので営業は契約のスパートをかけてきます。
が、冷静に、知識という武器を持って、契約のハンコを押す事をおすすめします。
よかったら住宅知識も垂れ流しています。
ぜひお読みください。
May the 「Performance」 be with you.
(性能と共にあらんことを…)
