盛岡に向いているのはどんな人?―私の場合―
東京を代表とする大都市と比較すると、盛岡のような地方都市では何に関しても選択肢が狭いことは否めません。
一方で、ある特定の嗜好を持つ人にとっては、盛岡は十分過ぎるほどの選択肢を、しかも大都市より手軽に与えてくれる場合もあります。
以前お会いしたことがある方は、全国転勤でしばらく前に盛岡支店に配属になったそうですが、ビールと自転車(ロードレーサー)がお好きで、ベアレンのビアパブで友人と杯を傾け、朝早く起きて出社前に岩山(という近所の丘)を自転車で登って降りてくるのを日課にしている(!)とのことで、話を聞くだけでも幸せそうでした。当然ながら、そういう生活はどこでもできることではありませんし、もしかしからピンポイントでそのような嗜好を持つ人にとっては、盛岡は唯一無二の都市である可能性もあります。
そこで、今回は、自分の場合の嗜好と、それが盛岡でどれくらい満たされているかを書いてみたいと思います。なお、一部の内容については、盛岡の中でも私が今住んでいる河南地区に限定したものになります(「今の家からは…」と書いているのは、基本的にに河南地区の話です)ので、その点はご了承ください。
外食・嗜好品
1.クラフトビール→かなり満足
自分はもともと定番のピルスナータイプのビールは好きでしたが、学生時代から黒ビールも飲むようになり、1990年代にベルギー旅行をしたときに、クリークなどのチェリービールの美味しさに衝撃を受け、ヨーロッパのビールも飲むようになりました。最近のクラフトビールブーム以降はアメリカンスタイルのビールも飲むようになり、一番好きな酒と聞かれれば間違いなくビールと答えます。
では、盛岡のビール事情はというと、地ビールブームをきっかけに、ベアレン醸造所やかつての銀河高原ビール(以前は岩手に工場がありましたが、今は製造会社も変わり、県外に移転しています)、岩手蔵ビールなどで代表される地ビールの生産が盛んになり、業界団体である岩手クラフトビールアソシエーション加盟企業は現在15社を数えています。これを考えると、少なくとも、岩手は日本有数のクラフトビールの産地だと言っても過言ではありません。
また、驚いたのは、前述したベルギー旅行から帰った直後に盛岡のビアホールで飲んでいたら、ついちょっと前にベルギー飲んだチェリービール(ベルビュークリーク)を扱っていたことです。2000年以前では、東京でベルギービールを探してもほんの数店舗しか見つからなかったのに、足元の岩手には当たり前のようにあったので、取り扱われる酒の層の厚さに度肝を抜かれました。残念ながら、ベルビュークリークは数年前に日本での取り扱いが終了しましたが、盛岡には今もクラフトビール専門店がいくつかありますし、(近所の地元スーパーを始め)世界各地のビールを扱う酒屋も多数あります。
実際、総務省の家計調査によると、盛岡市はビール類の1人当たりの消費額が県庁所在地で上位(だいたい5位以内)に入っており、岩手クラフトビールアソシエーションによる調査では、クラフトビールに限定すると、圧倒的に全国1位なのだそうです。つまり、盛岡人が酒好き・ビール好きであるだけでなく、クラフトビールはそれだけ身近なものだと言って良いでしょう。今のうちから徒歩10分圏にもブルワリー直営のタップルームが2つほどありますし、30分圏だとその数倍になり、他にクラフトビール専門店がいくつかあります(以下の記事にも少し書きました)。ビールは新鮮さが命ということで、「ビールは醸造所の煙突が見えるところで飲め」と言われますが、ほぼそれに近い状況が既に実現されています。グラウラー(ビール用の水筒)による量り売りもできるので、ビールを持って河原で楽しむのも良いですね。
もちろん、東京のクラフトビール専門店に毎日通いつめるような生活をしていれば他にもより良い環境があるかもしれませんが、自分としてはこれでも十分満足です。
2.ビール以外の酒→満足
自分はビール以外の酒はそれほど詳しくなく、特に、日本酒やワインに関しては勧められたものを飲むくらいですが、少なくとも盛岡で自分が美味しいと思うお酒に出会うことは決して珍しくありません。「南部杜氏」というくらいなので日本酒の酒蔵も多く、いろいろな銘柄が楽しめます(大都市圏だと、赤武や南部美人あたりが有名かもしれません)。ワインに関しては、後述する「プロ食」で1000円~2000円程度のものを買うことが多いですが、フレンチやイタリアンのお店で出てくるワインも自分の基準では十分満足できます。
ウィスキーについてもそれほど詳しくありませんが、スコッチの専門店はいくつかあり、中でも有名なのは「スコッチハウス」です。こちらは某有名アーティストが足しげく通うと言われている知る人ぞ知るお店で、誕生年のスコッチを飲むこともできるので、スコッチ好きの人と一緒に行くこともあります。
また、春から秋にかけては、材木町のよ市はもちろん、毎週のようにお酒関連のイベントがあり、繁華街の大通りや桜山、八幡町では、お店のはしごも容易です。
3.喫茶店→かなり満足
盛岡、特に河南地区というと喫茶店の印象が強いですが、今の家の徒歩圏には自家焙煎の喫茶店だけで数十軒あります。一度数えたことがあったのですが、あまりに多くて途中で面倒になったので止めました。レトロな雰囲気なお店や、現代的かつスマートなお店、民芸調の店、ジャズ喫茶など、雰囲気もいろいろです。おそらくこれだけあれば好みに合わせて好きな店を選ぶのはそれほど難しくないと思います。毎日違う店に行ってもローテーションに困ることはありません。
4.麺類→満足
盛岡三大麺である、わんこそば、冷麺、じゃじゃ麺が充実していることはいわずもがなですが、ラーメンも美味しい店がたくさんあり、盛岡周辺のラーメン好きはSNSで毎日のように発信しています。
ただし、若干の偏りはあり、家系や二郎系のラーメンは大都市と比較するとやや少なめかもしれません。逆に、地元で人気の中華そば、醤油ラーメンタイプは比較的充実していると思います。
また、そば粉のクオリティはかなり高く、蕎麦自体は美味しいと思いますが、つけ汁などへのこだわりは弱めであるように思います。福井や長野など、そば処出身の知り合いは、蕎麦自体は美味しいが、タレはあまり合わない(甘い、しょうゆそのもの味に近い)と言っていたので、そういう系統の蕎麦がお好きな方には物足りないかもしれません。
5.スパイス料理→やや不満
自分は、四川料理、タイ料理、インド料理、ネパール料理など、スパイス料理はかなり好きですが、盛岡のインド・ネパール料理事情に関してはここ10年でかなり充実したと感じます。また、「マーボー麵」「マーボーラーメン」などと呼ばれる、麻婆豆腐が入ったラーメンのような地元ならではの辛い料理ももともとたくさんありました。前述したように、冷麺や温麺、じゃじゃ麺などの海外にルーツを持つ料理の店は多いですし、最近は流行りの麻辣湯のお店もできました。
ただ、その一方で、他の料理はやや寂しく、特に、タイ料理好きの私にとって、専門店が全くと言ってないことは不満です。特に、ラープやサイクローク、ネームといったイサーン(東北タイ)料理や、カオソーイなどの北部タイ料理は専門店でないと食べられないので、その機会がないのは寂しいです。過去にはタイ料理専門店は何店舗かあり、どこも美味しかったのですが、タイ料理自体の知名度がなく、あるいはシェフが交代して味が変わったりして、どこも閉店してしまいました。一時休業中とはいえ、タイ出身の方がやっているお店もあるようなので、今はそのお店の復活を待っているところです。
あとは、中国家庭料理のような店がもうちょっとあると嬉しいです。南大通の一香亭が比較的それに近いイメージなので、大切に通おうと思っています。
6.ナチュラルチーズ→満足
もう一つ、自分の生活に欠かせないものがナチュラルチーズです。もともと学生時代に国産のカマンベールチーズが発売され、少しずつ食べるようになりましたが、いつからか、ハードやセミハードタイプはもちろん、ウォッシュ、シェーブルなど様々なタイプのチーズも食べるようになりました。
それでは、盛岡の状況はと言えば、個人的にはかなり満足です。自分は、チーズを食べたくなったときは、津志田の「プロ食」というお店に行きますが、ここは、店主が「フランスチーズ鑑評騎士」の称号を持ち、ブリー、コンテ、ミモレット、パルミジャーノ・レッジャーノ、ゴルゴンゾーラなどの定番チーズは常時ほぼ全種類揃います(常時150種類は在庫しているとか)。また、限定入荷のチーズもあり、会員になるとファミリーセールの連絡が来て、値札の10~20%引きで購入することができます。通常価格でも非常にリーゾナブルで、東京で同じものを買ったらおそらく2倍はするでしょう。店主おすすめのワインもリーゾナブルかつ美味しいです。
また、地元産のチーズとしては、「雫石チーズ工房」の人気がありますが、特にコンテタイプの「山のチーズ」はリーゾナブルで味も良く、買うことが多いです。
東京の専門店では、もう少し限定商品のバリエーションがあり、その点については少し負けますが、普段使いとしては定番商品の層が厚いことはありがたいので、評価は「満足」としました。
買い物・生活サービス
1.書店→満足
盛岡の書店事情については、以下の記事で書きましたが、全国チェーン、地元チェーン、独立系書店など、比較的バランスは良いと思います。専門書の層はそれほど厚くはありませんが、ジュンク堂があるので大体はそこで揃います。また、全国的にも知られている「さわや書店」のように特徴ある書店も多いのでまずまず満足です。これで買えない本は素直にネットで買いますし、e-honなどのサービスを使えば近所の書店で受け取ることもできます。
2.生鮮食料品→かなり満足
岩手県はカロリーベースの食料自給率で138%を記録するなど、農作物は豊富です。全国1位になっている農産物は多くありませんが、5位以内に入っている種類がたくさんあるので、たとえば、県内産のリンゴだけでも何種類も楽しめます(岩手県の江刺産リンゴは宮内庁ご用達にもなっています)。野菜も新鮮です。
また、三陸海岸があるので水産物も豊富ですし、盛岡のローカル回転寿司チェーンのレベルも高いですが、鮮度に関しては沿岸には勝てません。沿岸出身の知人は「白くなったイカは食べたくない(透明なイカしか食べたことがない)」と言うくらいのレベル感なので、どうしても海産物を食べたくなったら素直に海に行きましょう(盛岡から1~2時間くらいです)。たとえば、釜石の「魚河岸テラス」では、和食・刺身はもちろん、イタリアンなどいつもと違った感じのものも含めて、手ごろな価格で新鮮でおいしい魚介類を楽しめます。ランチで食べた黒ソイのポアレはとても美味しかったです。
先日釜石魚河岸テラスのCHEZ MARCOで食べたクロソイのポワレがとても美味しかった。盛岡には刺身や海鮮の店はあるが、こういう何気なく気の利いた料理はなかなか味わえないのでとても良い。日替りで今回はパンサラダ付き1,500円、コーヒーは別だが2杯飲んでも同料金!また行きたい。 #釜石市 pic.twitter.com/KuILSujKaw
— Nob Koi (@n_koid) February 22, 2026
3.買い物全般→まあまあ満足
盛岡規模の地方都市だと、チェーン店は一通り揃ってるので、明確に不便ということはありません。また、今の家は、肴町商店街やmonakaも徒歩圏内なので、日用品の購入には困りません。しまむらはないですが、地元チェーンの「みかわや」もありますしね。強いて言えば大きめの日用品が売っているホームセンターはない(昔あったが今はなくなった)ですが、昔ながらの金物屋はあちことにあります。
それ以外で専門店でないと置いていないものはもちろんありますが、自分の場合は通販で買うか、東京に行ったついでに買うことが多いかもしれません。この辺は、環境に合わせて気づかないうちに自分で選択肢を狭めている可能性もないわけではありませんが、ひとまずそれほど不足は感じていません。
一方、趣味性の強い意外な店は充実していることもあり、たとえば、オーダースーツが作れる店は複数あるので、好みによって選ぶことくらいはできます。以前は、全国的に見ても珍しい品揃えの万年筆の専門店があり、家族が重宝していました(全国的に入手困難なペリカンのスーベレーンという万年筆の限定色が当然のように入荷し、しかも定価で売られていました)が、残念ながらしばらく前に閉店してしまいました。
4.医療→かなり満足
盛岡の河南地区、特に肴町付近は医療に困ることはないと思います。そもそも肴町付近は医療の集積地で、ほかの地域からバスで通院する人も珍しくありません。今の家に引っ越した理由の一つはかかりつけ医がこの辺にあったことですが、ほかにも、歯科、皮膚科、脳神経内科など、ほとんどの診療科が徒歩10分圏内に集まっています。より高度な医療を受けたい場合は、県立中央病院や隣町(矢巾町)の岩手医大に行くことになると思いますが、中央病院は車ならすぐ(自転車でも15分くらい)ですし、岩手医大も車で30分程度です。
娯楽・趣味
1.映画→満足
盛岡は、「映画館通り」という通りがあり、中心市街地に合計で14ほどのスクリーンがあります。あくまでも地方都市としては、ということになるとは思いますが、それなりに充実しており、自分は満足しています。
IMAXはありません(北上にはあります)が、ドルビーアトモスは1スクリーンあります。また、嬉しいのは、最大手の「フォーラム」でいわゆるミニシアター系の映画を上映してくれることで、放映期間は1週間程度(もう少し長いと嬉しいのですが…)とは言え、見たい作品をしっかり上映してくれるのはありがたいです。
2.ライブ・演劇→まあまあ満足
ライブや演劇に関しては、盛岡は全国ツアーから外れることも多いので、東京など大都市と比較すると弱いことは否めません。しかし、2025年には、YOASOBI、サカナクション、THE ALFEE、玉置浩二、島津あやなど、それなりに知名度のあるアーティストが来盛していますし、現在住んでいる自宅は、主な会場であるトーサイクラシックホール(県民会館)から徒歩10分程度なので、チケットが取れさえすればかなり恵まれた環境です。会場も2000人規模と小さめですが、YOASOBIやサカナクションが来たときは、こんなに近くで見られるなんてすごいと逆に感激する声もSNSなどで耳にしました。クラシックのコンサートは大小合わせるとそれなりの頻度で開催されており、時々行っています。
演劇に関しては、内容によりますが、やはり小さめの興行が多いかと思います。ただし、中井貴一さんとキムラ緑子さんの「終わった人」のように、岩手に関連した演劇の題材も多く、それなりの頻度で良質な作品が上演される印象です。盛岡劇場も徒歩圏内なので、小規模な興行は気軽に楽しめます。
3.博物館・美術館・ギャラリー→満足
今住んでいる美術館・ギャラリーの密度に関しては、おそらくかなりの大都市に匹敵するのではないかと感じます。大きい美術館は少ないですが、盛久、彩園子、Cyg Art Gallery、implexus、彩画堂S-SPACEなど民間が運営するギャラリーは多く、トーサイクラシックホールやおでって、マリオス、もりおか歴史文化館、もりおか町家物語館など公共施設で開催される企画展を含めると、毎週複数のギャラリーで何らかの企画展が開催されています。
市民グループによる企画展も多いです。京都に住んでいたとき、近所に小さいギャラリーでいろいろな展覧会が開催されていましたが、それに近い感覚です。レベルはいろいろですが、このような企画展を継続的に開催し続けていること自体が素晴らしいと個人的には思っています。
もちろん、東京でしか開催されない展覧会はありますが、そういう展覧会は基本的に東京(と関西)以外ではどこに行っても見られないので、諦めて東京にいくしかないと思います。
4.プロスポーツ→満足(プロ野球以外)
週末の娯楽としてプロスポーツは大きな要素ですが、個人的には十分満足です。
何と言っても、盛岡は、私が20年以上応援しているいわてグルージャ盛岡のホームタウンの1つで、ホームスタジアムであるいわぎんスタジアムには(自分の家からは多少歩きますが)公共交通機関だけで容易に行くことができます。2026年現在JFLに所属していますが、早いJリーグ復帰を願っています。以下の記事では、グルージャの試合を見始めるようになったきっかけを綴っています。
また、現在B2に所属しているプロバスケットボールチーム、岩手ビッグブルズの本拠地も盛岡にあり、リーグワン・ディビジョン2に所属するプロラグビーチーム、釜石シーウェイブスの試合も時々盛岡市内であります(本拠地釜石のスタジアムまでは盛岡からだと1時間半ほどかかります)。これらについては観戦頻度はやや落ちるものの、ホームでやるときは見に行くようにしています。
大きく好みが分かれそうなのは、年に1回ほどプロ野球の公式戦はあるものの、盛岡本拠地のプロ野球チームはないことです。自分の場合は今はプロ野球をあまり見ないので、そこまで致命的ではありませんが、こればかりは仕方ありません。野球好きの知人は、普段はテレビで観戦し、たまに仙台でスタジアム観戦する場合が多いようです。
個人的には、特に思い入れのあるスポーツがあり、それが盛岡で見られないなら不満を感じる可能性があるものの、種目にこだわらず、地元のクラブを応援しようというマインドならそれなりに楽しめる環境ではないかと思っています。
5.モダン建築・街歩き→大満足
私は、だいたい明治から昭和前半に建てられた、いわゆるモダン建築を見るのが好きですが、そもそもこの趣味が始まったのは、岩手銀行赤レンガ館などの建物を身近に見て育ったからかもしれません。その後、今の家に引っ越してから、以前も紹介した『もりおか歴史散歩【旧町名編】』などを片手に近所をあちこち散歩するようになり、城下町時代や明治以降の街並みの名残りがあちこちにあることに気づくと、だんだんやめられなくなってきました。
仕事の関係で京都の古い街中に住む経験があり、やはり街歩きの本を片手に辺りを散歩したり、京都モダン建築祭に参加したりしていると、一層モダン建築に興味が出てきます。改めて盛岡に帰ってみると、岩手県公会堂など素晴らしい建物が、さりげなく佇んでおり、これは実はすごい環境なのではないかと日に日に感じるようになりました。
もちろん、京都や大阪など、モダン建築のメッカと呼ばれる場所はたくさんありますが、これらと比較した盛岡の良さは、その密度と、気軽さ、現役で使われている建築物の多さかもしれません。そもそも、岩手銀行赤レンガ館も、博物館として整備される前は、つい2012年まで現役の銀行(中ノ橋支店)として使用されていましたし、盛岡信用金庫本店は今でも現役です。ほかにも、木津屋本店など、規模が小さめで地味に見えても、古い建物がそのまま、あるいは改修されて使い続けられている場合も多く、(もちろん失われたものもありますが)古いものをそのまま使い続けようとする盛岡人の気質を表しているように思います。以下の記事のように、インターネット上で「#ひとり盛岡モダン建築祭」を開催したこともありますが、いつかこれが現実のイベントになる日を夢見ています。
その他、中津川の何気ない風景や盛岡城跡公園(岩手公園)、寺社など、散歩していて気持ちが良い場所が近所のあちこちにあり、散歩が楽しいことは間違いありません。気がつくと1日1万歩以上歩くこともしばしばです。
6.アウトドア→満足
自分は、たまにキャンプに行く程度ですが、車で1時間圏にキャンプ場が10か所はあるので、気分で使い分けることもできる環境です。また、利用料金は大都市圏と比較するとかなり安めなので、自分にとっては十分満足です。アウトドア用品店もあちこちにあります。
自分はそれほどやりませんが、登山や渓流釣り、ワカサギ釣り、山菜採りなども人気がある趣味です。
7.温泉→かなり満足
岩手は全国でもハイレベルな温泉地です。
以前、自宅から1時間圏内の温泉を探しましたが、数十を過ぎた辺りであまりに多すぎて数えるのを断念しました。網張の国民休暇村やありね山荘など、公共施設でも相当ハイレベルな温泉が多いですし、全国的には「秘湯」レベルの温泉も日帰り圏に数えきれないほどあります。泉質や温泉宿の雰囲気もいろいろで、好みによって完全に使い分けられ、逆に温泉が近くにありすぎて特別感がなく、ついつい他の予定を優先してしまうくらいです。
まとめ
このように、自分の嗜好と、それに対する満足度を書いてきました。こう考えると、(いくつか例外はありますが)自分の普段の生活ではほとんど不便を感じることはなく、逆に、ビール、コーヒー、温泉など、ある部分に関しては全国レベルでもかなり恵まれているように思います。
自分の場合は、ビールと喫茶店、チーズは必須で、美術館とスパイス料理店があり、あとは、できるだけ散歩が楽しく(できれば近所にモダン建築があり)それなりに便利で快適な場所が良いという嗜好を持っていますが、ほぼ唯一と言って良い欠点はタイ料理(やそれに類する料理)の店がないことで、それ以外の条件はほぼ完全に満たされているように思います。
また、このような街の特性が自分の嗜好と合っているのも重要なことで、たとえば、アルコールとコーヒーが苦手な人は、盛岡の環境をエンジョイしにくいかもしれません。また、上記には私がそれほど詳しくない趣味や嗜好(生活サービス)は取り上げていないため、そういうものに興味がある人にとっては、盛岡は魅力的な都市でない可能性もあります。したがって、この記事は、あくまでも私と同じような嗜好を持っている人がどれくらい満足する可能性があるかを主観的に述べたものとして参考程度に見ていただくのが良いと思います。
