100名城RTA(021-022/100): 島原城・熊本城
この記事は「100名城RTA」シリーズの構成記事です。いきなりこちらの記事にたどり着かれた方は、Indexページも適宜ご参照ください。前回はこちら。
'25/2/20: 島原城(No. 91) - 021/100
2週間を挟んで、100名城RTA記事に復帰。
さて、良いホテルを取っているので、洋朝食でスタート。やはり、(良い)ホテルの洋朝食の醍醐味は、卵料理、さらにはオムレツだと思うのだ。

毎度のことながら、この日も時間の制約が割と大きい。船便で有明海を横断して熊本入りする予定で、熊本城の「観光密度」を考えると、昼一の便に乗る必要があるので、そうすると島原側の滞在時間がちょっとシビアなのだ。というわけで、しっかり駐車場開場とほぼ同時に島原入城。


まずは天守博物館から。島原というと島原の乱と、それに伴う潜伏キリシタン。島原の乱自体の展示は、島原城自体が舞台ではないこともあって、天草の方の歴史資料館の方が豪華だったけど、こちらはとにかく潜伏キリシタンの涙ぐましい代替信仰アイテムの展示が印象深かった。マリア観音、鬼子母神に擬態した聖母子像、右手の剣先と左手の指先の線を延長すると十字になる明王像とかね。



んで、スタンプをいただく。

天守を出て、城の外側を巡っていく。



城から出て、お堀端を歩いていく。



島原城、島原藩の財政規模からすると、極めて豪勢な城だそうで、外回りからもその様子が見て取れる。まあその辺りの行政コストの設定がめちゃくちゃだったから、過酷な税制となって島原の乱に至ったのもよくわかる。



北西の武家屋敷エリアまで足を伸ばす。島原も初見ではなく、そのくらいを回って、昼を食べてちょうどくらいのバランスにしてある。


武家屋敷街。町並みを可能な限り残している。中央の水路と、舗装されてない道、石積の塀がいい雰囲気。そして青空が映える。個人の邸宅もあるようなのだけど、車の出し入れとかはどうやっているんだろう。こちらに面していない側にそういう出入り口があるのかね。



幕間: 島原ー熊本航路
島原を一通り観光して、いよいよ海を渡る。天気が良かったのもあって、ちょっといい感じの絵が撮れたので一節を設けることにする。
ちなみに、フェリーターミナルでうどんくらい食べられるだろうと思っていたら、営業停止。近場のお店も全く開いていない。なので土産店でお菓子を買って、それをカフェで珈琲すすりながら食べた。ちょっと寂しい。


何が面白かったかというと、カモメ。カモメも学習していて、観光客が餌をやるボーナスタイムなのよね。というわけで、出港するとカモメがひたすら並走してくる。





'25/2/20: 熊本城(No. 92) - 022/100
上陸して小一時間運転して、熊本中心部、二の丸駐車場に入れて、登城開始。ただまあ、先の地震(もう9年前)からの復旧が今以て終わっておらず、当時とは違う登城風景になった。ある意味で、今しか見られない貴重な絵なのかもしれないが、まあなかなか。

石垣の修復や、機材搬入出と人流を分けるために、空中回廊が出来ていた。これも既存の遺構に極力障らない様に作ったということで、ようやっとる。





空中回廊のところで撮影していると、ガイドさんに声をかけられて少し話し込んだ。やはり現存の文化財の復旧ということで、非常に時間を要しているとのこと。原状復帰だから、当然伝統工法による修復になり、それ自体の手間に含めて、文化庁とのご相談もいろいろいるのだそうだ。逆に、文化財ではない鉄筋コンクリートの天守は早々に復旧したというのは皮肉な話。加藤さん(細川さんでもいいが)が、江戸期にこういう被災をしたとして、立て直すとしたら、果たしてオリジナルに戻そうとしただろうか。被災時の最新の工法でブラッシュアップして立て直したんじゃないかな。文化財であることが足かせになる、難しい話。






残念ながら、本丸御殿は修復中で入れず、見学できるのは博物館になっている天守だけ。とはいえ、復旧がてら展示がブラッシュアップされていたので、観覧内容自体は満足。特に攻め手に対して徹底的に陰湿に作ってある仕組みを解説した動画が面白かった。今ならもちろん空爆して落とすんだろうけど、陸軍縛り、且つ武器は小銃までとなると、本当に絶望的な硬さだろうね。まあ要はそれ、西南戦争の西郷方なんだけど。


チケット売り場にまで戻ってスタンプをいただく。

この後は歴史博物館を観覧。細川家専用の江戸に出る時用の豪華客船の展示が印象深かった。細川家つながりで、永青文庫も見たかったのだけど、なんと休館日。まあ仕方ないか。結局20,000歩以上歩いて、疲れ切ったところで観光終了。
宿とご飯
今日のお宿は熊本駅すぐ横。JR九州のブラッサムシリーズが安定のクオリティでこの度2件目。ちなみに沖縄版も泊まったことがある。

夕食は、近くの郷土料理居酒屋。

ここもまた楽しかった。大分のときと同じく、偶然隣りに座った人と盛り上がってしまった。曰く、その方もご朱印趣味で、最近だと江戸十社を巡ったりしたのだそう。そうすると、自ずとご朱印RTAの話に花が咲く。加えて、ご出身が米沢、つまり自分が数年ほど「地元」としたところ。通った米沢ラーメンや、定食屋の話がバッチリ噛み合う。卓に並んだ料理の量からして2倍以上の時間をかけて楽しんだ。旅の醍醐味ですわね。
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GWで目覚ましい季節モノがなければ、来週ですかね。→5/3 書きました!
