宴会乾杯発声前待ち時間配布資料 その2
宴会が始まるまでの待ち時間、皆さまがお集まりになり、お飲み物が揃うまでの間に、ちょっとした読み物があればと思い、作成そして配布した資料を再編しました。これは、その宴会に集われる方々にふさわしいと信じる内容をまとめたものです。
「その2」は、ファンファーレオルケスト宴会に向けて用意しました。
北海道ファンファーレオルケストプロジェクトSeason7
北海道ファンファーレオルケストプロジェクトではそれぞれのシーズンのコンサート開催日の前日に「打ち上げ」と称して宴会を開催しています。season7では、2025年11月22日に旭川市5条通7丁目1278−3「北の酔り処」で宴会が開催されました。
ファンファーレオルケストについては、ファンファーレ・オルケストseason1記事をお読みくだされば少し詳しく理解いただけると思います。
ファンファーレオルケストとは
ファンファーレオルケストは、日本でいうところの吹奏楽を表す「Harmonie」、「ファンファーレオルケスト(Fanfare orkest/Fanfare/Fanfare band/Fanfare orchestra)」、そして英国式ブラスバンド「Brass band」の管楽器合奏の三形態(通称 HaFaBra)の一つで、サキソフォンと金管楽器そして打楽器のみを使用する吹奏楽の一形態です。特にオランダ・ベルギー・ルクセンブルク(いわゆるベネルクス三国)を中心に盛んに活動しています。
その起源
アドルフ・サックスの開発したサキソフォンやサクソルン属が編成に加わるため、その起源は1846年(特許取得年)以降と考えられます。ベルギー吹奏楽の父“ポール・ジルソン”(1865-1942)らがファンファーレオルケストの黎明期を支ました。
ちなみにジルソンの「ラ・プリエール」をSeason1で取り上げました。https://www.youtube.com/watch?v=h19brvfpIns
1970年(昭和45)
1970年(昭和45)に出版された「最新吹奏楽講座 第7(吹奏楽の編成と歴史)」*1にも“ファンファール”としてフランスのファンファーレオルケストについての記述が見られるなど、その存在は以前から知られていました。しかし、実際に日本で演奏が行われたのは、洗足音楽大学が2004年に授業の一環として取り上げたのが最初ではないかと思われます。
*1 p.28 赤松文治氏の担当箇所
日本初の本格的なブリティッシュスタイル金管バンド
参考までに、日本初の本格的なブリティッシュスタイル金管バンドである「東京ブラスソサエティ」の創立は1972年です。また、海外ブラスバンドの初来日は1970年のニュージーランド・ナショナル・バンド(National Band of New Zealand)でそれ以降20を超える海外ブラスバンドが来日し演奏会を行ってきました。一方で、ファンファーレオルケストの来日公演は、現在に至っても実現していないようです。
洗足音楽大学のファンファーレオルケスト
洗足音楽大学のファンファーレオルケストは38回、洗足音楽大学の卒業生が中心メンバーの“東京ファンファーレオーケストラ”は12回の演奏会を開催していますし、プロジェクトバンドとしてのファンファーレオルケスト活動が各地で始まってきています。
ベネルクス三国の作曲家
ご存知の作曲家とこれから巡り合うだろう作曲家
ベルギー(Belgium)
・Jan Van der Roost(ヤン・ヴァン・デル・ロースト)
・Bert Appermont(ベルト・アッペルモント)
・André Waignein(アンドレ・ウェニャン)
ルクセンブルク(Luxembourg)
・Marco Pütz(マルコ・プッツ)
・Georges Lentz(ジョージズ・レンツ)
オランダ(Netherlands)
・Johan de Meij(ヨハン・デ・メイ)
・Jacob de Haan(ヤコブ・デ・ハーン)
・Jan de Haan(ヤン・デ・ハーン)
・Hardy Mertens(ハーディ・マーテンズ)
・Rob Goorhuis(ロブ・ホールハイス)
ここまでが印刷・配布した内容
ベネルクス三国の作曲家で比較的耳馴染みのないと思われる方たち
André Waignein(アンドレ・ウェニャン 1942-2015)
ベルギーの作曲家でロプ・アレス(Rob Ares)・フレーデ・ヒネス(Frede Gines)・ローラント・ケルネン(Roland Kernen)・リタ・デフォールト(Rita Defoort)などの筆名を使いました。
【代表作】
アルト・サクソフォンのためのラプソディ(Rhapsody for Alto Saxophone)
ダイヤグラム(Diagram)
ハッピー・トロンボーンズ(Happy Trombones : Rob Ares)
クリスマス・バリエーション(Christmas Variations : Roland Kernen)
Marco Pütz(マルコ・プッツ : 1958 - )
ルクセンブルクの作曲家
【代表作】
タイム・フォー・アウトレイジ(Time for Outrage!)
デリベイションズ(DERIVATIONS)
フォー・アース・ソングス(FOUR EARTH SONGS)
Georges Lentz(ジョージズ・レンツ : 1965 - )
ルクセンブルク生まれの作曲家でオーストラリアのシドニーに在住
【代表作】
吹奏楽(HaFaBra)の作品は書かれていないし、編曲されたものも見当たらない。配布物に書いてはいけなかったいわゆるクラシック界の作曲家です。
Hardy Mertens(ハーディ・マーテンズ : 1960 - )
オランダの作曲家
【代表作】
バンシー(Banshee : Solo for Tuba and Flexible Ensemble)
ルルド・マリア(Lourdes Maria)
「私は心休まらない」による交響的変奏曲(Variazioni Sinfoniche su "Non Potho Reposare")
Rob Goorhuis(ロブ・ホールハイス)
オランダの作曲家
【代表作】
エクセルシオール (Excelsior)
ヘンク・バーディングスへのトリビュート (A Tribute to Henk Badings)
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