晴れ予報なのに富士山が見えない日•見える日
富士山の撮影に来たのに、天気予報は晴れだったのに…
富士山だけ、雲がかかっていて見えなかったって経験ありませんか⁇
それ、上昇霧の可能性が高いです。
※富士山だけでなく、海が近いほぼ全部の山に使える知識だと思います。
※今回の経験談は、天気が外れすぎてシャッターを全く切らなかったため、写真がありません。
サムネイルは別日•別場所から撮った、静岡側から見えなかった日の富士山です。
朝霧高原にて
結論から言うと、海から山に向かって風が吹くと上昇霧が発生しやすいです。
そのため、静岡側から富士山を狙いたい時、南風が吹いていると、富士山に雲の壁のようなものができてしまうことが多いです。
このことを知ったのは、2020年に朝霧高原で富士山を撮ろうと朝から待っていた時のこと。
WindyやSCW(雲予報ツール)上では、雲がない予報でした。
天気予報も晴れ。
(雲予報ツールの使い方↑)
夜は、きれいに晴れて富士山が見えていたのに…
夜明け近くなって、さぁこれから朝焼けに向けて撮影しようとしたところ、
急に風が吹きはじめて、富士山"だけ"がしっかり曇ってしまいました。
雲の壁がそびえ立って、まるでそこには最初から富士山なんてなかったかのような。
その時、現地で知り合った地元のカメラマンの方が言っていました。
「風が変わった。この風はダメだ。」
地形

赤丸地点が朝霧高原です。
朝霧高原の東側には富士山があります。
撮影は、9月13日の日の出狙いでした。


静岡側を見る前に、
富士山を挟んで静岡から内陸側の山梨の天気を確認します。
天気記号を見ると、9月12日21時〜9月13日ノ日の出時間まで晴れていそうです。


静岡の天気は、9月12日夜〜13日1時までは晴れていました。
しかし、風向きが東〜南南東に変わった2時くらいから、曇りに変わりました。(駿河湾からの風)
海からの湿った風が富士山にぶつかって、雲が発生したことが予想されます。
まとめ
この失敗例は、本当はもっと深掘りたいのですが…
現在、気象庁の過去天気データベースが長期メンテナンス中で、さらに詳しい天気データが入手できません。
また、撮影日も2020年と古いので、民間の気象データアーカイブサービスも利用できません。(本当に上昇霧の影響だったのか、この日の他地域の雲の高さとか確認したい…)
そして、最近は富士山が見えない日に撮影に行くことがなくなってしまったので、新しい失敗データがありません…
この日の詳しい気象データが入手できるようになったら、もっと詳しく、富士山が見えない日について検証していきたいです。
初めての方はガイドマップへ
こういった「絶景を撮るための天気の読み方」を継続して書いています。
次の記事も読みたい方はフォローしてもらえると嬉しいです。
また、雲海撮影のための天気予報の読み方をより詳しくまとめた記事もあります。
いいなと思ったら応援しよう!
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
次の絶景探しを、チップで応援していただけると嬉しいです。