特定保健指導の対象になる基準とは?腹囲・BMI・血液検査を管理栄養士がわかりやすく解説
健康診断の結果を見て、
「特定保健指導の対象になりました」
という案内が届き、
「なぜ自分が対象なの?」
「腹囲だけで決まるの?」
「来年は対象外になれる?」
と疑問に思ったことはありませんか?
私は管理栄養士として特定保健指導を担当していますが、このような質問をよくいただきます。
この記事では、特定保健指導の対象になる基準をわかりやすく解説します。
特定保健指導はどうやって決まる?
特定保健指導は、健康診断の結果をもとに判定されます。
主に確認されるのは
腹囲
BMI
血圧
血糖値
脂質
喫煙の有無
などです。
つまり、「体重だけ」で決まるわけではありません。
まず確認されるのは腹囲・BMI
腹囲の基準は
男性:85cm以上
女性:90cm以上
です。
腹囲が基準未満でも、BMIが25以上の場合は判定の対象になることがあります。
※判定は腹囲やBMIだけでなく、他の検査結果もあわせて行われます。
次に確認される生活習慣病のリスク
腹囲やBMIに加えて、
次のような項目が確認されます。
血糖
空腹時血糖
HbA1c
など
血圧
収縮期血圧
拡張期血圧
脂質
中性脂肪
HDLコレステロール
など
喫煙
喫煙している場合は、判定に影響することがあります。
なぜ腹囲が重要なの?
お腹まわりに脂肪がつく「内臓脂肪型肥満」は、
糖尿病
高血圧
脂質異常症
などのリスクを高めることが分かっています。
そのため、腹囲が重要な判定項目となっています。
対象になったら必ず病気?
いいえ。
特定保健指導は、
病気だから受けるものではありません。
生活習慣病を予防するために、
生活習慣を見直すサポートです。
来年は対象外になれる?
はい。
生活習慣を改善し、
腹囲
体重
血圧
血糖
脂質
などが改善すると、
翌年は対象外になる方も多くいます。
管理栄養士からのアドバイス
「対象になった=失敗」
ではありません。
実際には、
飲み物を変える
野菜を1品増やす
少し歩く時間を増やす
など、小さな改善を積み重ねることで、
健康診断の数値が改善する方を多く見てきました。
焦らず、自分に合った方法を続けることが大切です。
よくある質問
BMIが25未満なら対象にならない?
腹囲や他の検査結果によって判定されるため、一概には言えません。
腹囲だけで対象になる?
腹囲だけではなく、血糖・血圧・脂質なども総合的に判定されます。
痩せていても対象になる?
腹囲やBMI、検査結果によっては対象となる場合があります。
まとめ
特定保健指導は、
腹囲・BMI・血液検査などを総合的に判定して対象者が決まります。
対象となったからといって悲観する必要はありません。
生活習慣を見直すきっかけとして活用し、無理なく続けられる改善を目指しましょう。
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