【初心者向け】夏祭りVlogの編集方法|花火・屋台・浴衣を30秒にまとめるコツ
夏祭りから帰ったあと、スマートフォンやカメラの中には、
花火、屋台、浴衣姿の動画がたくさん残ります。
どれも消したくない。だから全部使おうとすると、
今度は長くなりすぎて編集が終わりません。
夏祭りVlogを30秒にまとめる時は、
花火を短くすることから考えるのではなく、
一晩のどこを残すかを決めます。
会場へ向かう時間があり、
屋台を歩き、花火を待つ。
最後に、少し静かになった帰り道があります。
今回は、この流れを8つのカットに絞り、
短いVlogへ仕上げる方法を紹介します。
CapCut、DaVinci Resolve、Premiere Proなど、
どの編集ソフトでも考え方は同じです。
結論|8カットで一晩の流れを作る

最初に、30秒Vlogへ残したい8つの場面をまとめます。
会場へ入る前の景色
浴衣で歩く姿
提灯や屋台
食べ物の寄り
屋台の光で照らされた表情
花火を待つ後ろ姿
花火
帰り道
花火だけを長く見せるのではなく、その前後を入れることがポイントです。
編集では、まず8カットを時系列に並べます。
そのあと、冒頭だけ花火を一瞬見せると、
これから始まる夜への期待を作れます。
さらに、屋台の音と花火の音を残し、帰り道で静かに終える。
この三つを意識すれば、30秒でも夏祭りへ行った時間が伝わります。
まずは使う素材を8本まで絞る
編集が終わらない原因は、ソフトの操作が難しいからとは限りません。
似た動画を何本もタイムラインへ置き、
どれを消すか決められないことがあります。
最初は、8つの場面から一本ずつ選びます。
選ぶ基準は、画質の良さだけではありません。
ピントが合っている
手ブレが目立たない
人物の動きや表情が自然
撮り始めと終わりに余裕がある
屋台や花火の音が使える
迷った時は、前後のカットとつなぎやすい方を残します。
例えば、完璧な笑顔でもカメラを見たまま止まっている映像より、
屋台へ視線を移す横顔の方が、
次の食べ物のカットへ自然につながることがあります。
良いカットを選ぶというより、次へ進めるカットを選ぶ。
ここで編集の半分が決まります。
最初は時系列に並べる
素材を選んだら、撮影した順番に並べます。
会場へ入る前から始まり、
浴衣で歩く姿、提灯、屋台の食べ物、人物の表情へ進む。
そのあとに花火を待つ後ろ姿と花火を置き、帰り道で終わります。
最初から格好いい順番を考える必要はありません。
時系列に並べると、夏祭りの始まりと終わりが見えるため、
足りない場面や重複したカットを判断しやすくなります。
ここでは、トランジション、テロップ、BGMをまだ入れません。
まず映像だけで最後まで再生し、
「会場へ着いて、花火を見て、帰った」と分かるか確認します。
流れが伝われば、次に冒頭を整えます。
冒頭に花火を一瞬だけ見せる
時系列のままでは、会場へ向かう場面から静かに始まります。
記録としては自然ですが、
最初の数秒で何の動画か伝わりにくいことがあります。
そこで、後半に置いた花火から印象の強い部分を切り出し、
冒頭へ一瞬だけ置きます。
花火の全景を長く見せる必要はありません。
光が開く瞬間や、打ち上がる音が聞こえるところだけで十分です。
そのあと会場へ入る前の景色へ戻すと、
見る人には「この夜は花火へ向かって進む」と伝わります。
結論を全部見せず、少しだけ先を見せる編集です。
同じ花火素材を、冒頭と後半で分けて使っても構いません。
冒頭では予告として短く使い、後半では音も含めてきちんと見せます。
花火を長く見せすぎない
現地では何分でも見ていたい花火ですが、
短いVlogで同じ構図が続くと、映像の動きは止まります。
花火は、数や長さより役割を決めて使います。
冒頭では、この動画の見どころを予告する役割。
後半では、一晩のクライマックスとして音と一緒に見せる役割です。
何本も撮れている場合は、すべてを順番に入れず、
色や開き方が違うものを選びます。
同じような花火が続いたら、
一番形が綺麗な一本を残す方が印象に残ります。
花火だけで30秒を埋めるのではなく、待っている人、
見上げる横顔、終わったあとの空も使う。
そこで初めて、その場にいた人のVlogになります。
引き・中・寄りを交互に置く
同じ距離から撮った映像が続くと、場面は変わっても単調に見えます。
夏祭りなら、提灯や会場全体が「引き」
浴衣で歩く人物が「中」
食べ物や帯の柄が「寄り」です。
例えば、会場全体のあとに人物を置き、次に食べ物へ寄る。
再び花火を待つ人混みを広く見せてから、見上げる横顔へ近づきます。
毎回、引き・中・寄りの順番を守る必要はありません。
同じ大きさの映像を三つ以上続けない程度に意識すれば、
画面に変化が生まれます。
ズームで距離を変えるより、撮影時に近づいた素材を使う方が自然です。
寄りのカットが少ない場合は、4K素材から一部を切り出す方法もあります。ただし、拡大しすぎると画質が落ちるため、食べ物や小物へ少し近づける程度にします。
夏祭りVlogは、音を二つ残す

夏祭りらしさは、映像だけでなく音から伝わります。
ただし、撮った音をすべて大きくすると、
人の声、足音、屋台、花火が次々に切り替わり、
落ち着かない動画になります。
30秒なら、主役にする現場音を二つに絞ります。
おすすめは、屋台の音と花火の音です。
屋台では、鉄板の音や食べ物を受け取る音を短く聞かせます。
花火が上がる場面ではBGMを少し下げ、
打ち上げ音と周囲の歓声を前へ出します。
それ以外のカットでは、BGMの下に会場のざわめきを薄く残します。
無音にしてBGMだけを流すより、人が歩く気配がある方が、
その夜の空気を感じられます。
音量の数値は編集ソフトや素材によって変わります。
最初はスマートフォンのスピーカーで再生し、
BGMを聞きながら屋台と花火の音も分かる位置まで調整してください。
通常動画と低照度動画の差を整える
夏祭りでは、歩く人物を通常動画、
屋台の近くで立ち止まった人物を低照度動画で撮ることがあります。
異なるモードの素材を並べると、
明るさや色の印象が変わって見える場合があります。
ただし、すべてを同じ明るさへ揃える必要はありません。
屋台は明るく、帰り道は暗い。その差も夏祭りの時間です。
編集では、顔が見えないほど暗いカットと、
提灯や花火が白く潰れたカットを先に直します。
色温度が大きく違う場合は、人物の肌や浴衣の白を見ながら、
片方だけ少し調整します。
初心者は、フィルターを全カットへ一括適用するより、
違和感のある場所だけ触る方が失敗しにくいでしょう。
明るさを揃えることより、場面が切り替わった時に急な違和感がないことを目標にします。
トランジションはなくても大丈夫
夏祭りVlogでは、提灯、人物、食べ物、花火と、画面の内容が自然に変わります。
そのため、派手なトランジションを入れなくても場面転換は伝わります。
基本は、不要な前後を切って、
そのまま次のカットへつなぐだけで十分です。
場面の変わり目を柔らかくしたい時は、
会場へ入る前から祭り会場へ移る箇所か、
花火から帰り道へ移る箇所にだけ短いディゾルブを使います。
すべての境目へ違う効果を入れると、
見る人の意識が夏祭りではなく編集へ向いてしまいます。
効果を選ぶ時間より、人物の表情や花火の音を残すことへ時間を使います。
テロップは一言だけでいい
30秒のVlogで、見えているものをすべて説明する必要はありません。
「屋台へ到着」「花火が始まった」と書かなくても、
映像を見れば伝わります。
テロップを入れるなら、事実の説明ではなく、
その夜に感じたことを一言だけ残します。
例えば、次のような言葉です。
花火が上がるまで
夏の夜を、少しだけ
帰り道までが夏祭り
冒頭か最後のどちらか一度に絞ると、映像の邪魔をしません。
文字の色や動きを凝るより、背景の上で読める大きさと位置を選びます。
提灯や花火へ重ならない余白に置き、短いフェードで出入りさせれば十分です。
最後は帰り道で終える
花火が一番盛り上がった瞬間で動画を切ると、勢いはあります。
ただ、一晩のVlogとして見ると、終わりが急に感じられます。
最後に置きたいのは、花火のあとの帰り道です。
暗くなった道、少なくなった人、手に持った屋台の袋。
映像が少し静かになり、遠くで祭りの音が聞こえると、
見ている人にも「終わった時間」が伝わります。
BGMは少しずつ小さくし、最後に足音や遠くのざわめきを残します。
締めの言葉を入れるなら、ここで一言だけにします。
花火で記憶を強くし、帰り道で余韻を残す。
30秒の最後まで見てもらうために、
派手な場面のあとへ静かなカットを置きます。
編集ソフトでは、この順番で進める
CapCutなどの編集ソフトを開いたら、次の順番で作業します。
候補の素材を読み込む
8つの場面から一本ずつ残す
撮影した順番に並べる
冒頭へ花火を短く置く
全体を30秒前後まで削る
屋台と花火の音を整える
BGMを小さく入れる
必要なら明るさと色を調整する
テロップを一言だけ入れる
帰り道の余韻を確認して書き出す
最初からフィルターや文字を選ぶと、
まだ使わないカットまで飾ることになります。
素材を絞り、順番と長さを決め、音を整える。
そのあとで色とテロップへ進む方が、作業を戻さずに済みます。
結局、どう編集すればいい?
夏祭りVlogを30秒にまとめる時は、花火の本数ではなく、
一晩の流れを残します。
会場へ入る前から始め、浴衣で歩く姿、提灯、食べ物、表情をつなぐ。
花火をクライマックスに置き、帰り道で静かに終えます。
編集で迷ったら、最初は8つの場面を一本ずつ選んでください。
冒頭へ花火を一瞬置き、屋台と花火の音を残せば、
30秒でも夏祭りへ行った時間が伝わります。
最初の一本では、完璧な色や派手な効果を目指さなくても大丈夫です。
花火を見たことだけでなく、誰と歩き、何を見て、
どんな音を聞いたのか。それが残っていれば、
短くても見返したくなるVlogになります。
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