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【第514回】 Marketing Cloud Next : Exit from a Flow 要素でフローから離脱

Marketing Cloud Next Growth & Advanced Editions の Summer '26 新機能リリース では、新たに追加された「Exit from a Flow」要素を利用することで、特定の条件や目標を満たしたオーディエンスに対して、不要なコミュニケーションの配信を自動的に停止できるようになりました。

  • 一度に選択できるフローは 1 つの要素につき 1 つまでです。

  • 選択された対象フローのすべてのバージョンから除外するか、最新バージョンのみから除外するかを選択することも可能です。

  • 実行されると、該当フローの要素で 停止済み のステータスになります。


従来の API による除外との比較

これまでは、オーディエンスの除外には API による対応が必要でしたが、よりシンプルかつ柔軟に制御できるようになります。

「API を使ってフローから除外させる方法」は、以下で解説しています。

利用できるフローを比較しても、その幅が広いです。

Exit from a Flow が対応できるフロータイプ

  • セグメントフロー

  • リストフロー

  • キャンペーンフロー

  • レコードクエリフロー

  • イベントトリガーフロー

  • アクティベーショントリガーフロー

  • オンデマンドフロー

  • ブロードキャストフロー

Exit Individuals from a Flow(REST API)が対応できるフロータイプ

  • セグメントフロー

  • イベントトリガーフロー

  • オンデマンドフロー


いかがでしたでしょうか。

ユースケースとしては、例えば、イベントトリガーフロー、Data Cloud トリガーフロー、オンデマンドフローなどを利用し、「顧客が購入したタイミング」でこの 「Exit from a Flow」 を実行するフローを別途用意しておくことで、他で動作しているセグメントフローを、ほぼリアルタイムに近い形で終了させるような構成が考えられます。

これは API ベースで独自実装するよりも、かなりシンプルに構築できる可能性があります。

特に、データグラフを利用した終了条件や決定要素の条件判定については、項目によっては 1 日 1 回程度しか更新されないケースもあるため、「即時にフローから除外したい」ケースでは、この仕組みが有効に機能する場面もあると思います。

また、何らかのトラブルや例外条件が発生した顧客をセグメント化し、セグメントフロー側から強制的に除外する、といった用途にも利用可能です。

単純な停止制御だけでなく、「リアルタイム性を補完するための制御手段」として見ると、かなり面白い機能だと感じました。

今回は以上です。


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