【当日編】女性ひとり、ヘルシンキマラソンへ|土砂降りでも、完走しました
スタート前は、やっぱり緊張する。
何度走っても、当日の朝のこの感覚だけは変わりません。ウェアを着て、ゼッケンをつけて、会場へ。それだけで心拍数が上がっていきます。
会場のメリプイスト公園には、Welcomeボード。港には白いヨットや漁船が並び、曇り空の下でも絵になる景色です。
スタートブロックに並ぶころ、もう雨が降り始めていました。


海沿いからスタートして、コースは住宅街へ。
観光地だけじゃない、現地の人が実際に暮らす街の中を走る感覚。石畳の道は初めてで、足裏の感触が普段とまるで違います。濡れた石畳は意外と滑らず、でも確実に脚を削っていく。
港沿いでは、雨のなかにウスペンスキー大聖堂。あの赤レンガのドームを、まさか走りながら眺めることになるとは。
ちなみに驚いたのが、コースが完全封鎖ではないこと。
トラムが通る前後では、スタッフが「こっちへ!」とランナーを左右に誘導。車道を止めている区間では、待たされた車のクラクションがプープー鳴り響きます。
穏やかなヘルシンキの街並みに、似合わないクラクションの嵐。日本の大会では見られない光景に、走りながら笑ってしまいました。

そして途中、土砂降り。
正直、雨は苦手です。体力は余計に奪われるし、シューズは重くなる。
今回のためにきれいに洗って真っ白にしたニューバランスも、またすっかり黒く。😭

それでも、沿道から声が飛んできます。
「Good job! You can do it!」
ゴールが近づくと「Almost there, you're almost done!」
歩いていると、隣を走るランナーが「Let's go, almost there!」と背中を押してくれる。
言葉は違っても、気持ちは同じ。国境を越えて、見知らぬ誰かと一緒に頑張れる。これが海外レースのいちばん好きなところです。
ゴールが見えた瞬間、勝手に脚が動きました。
あんなにきつかったのに、ゴール前だけはなぜかスピードが上がる。毎回、不思議。

フィニッシュゲートを抜けて、メダルを受け取りました。

ホテルに戻って、まずは熱いシャワー。
それから、ずっと楽しみにしていたレモンパスタ。冷えた体に、温かいパスタが染みわたります。カフェでティラミスも食べて、この日はゆっくり休みました。
雨でも、石畳でも、完走。


📋 コースメモ
スタート・ゴール:Meripuisto(メリプイスト公園)
コース:港沿い→住宅街→海沿いを周回
石畳区間あり(濡れた路面に注意)
気温:14〜16℃(レース日)
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🇫🇮 女性ひとり、ヘルシンキマラソン2026シリーズ
観光編(タリン・ヘルシンキ)も近日公開予定です。
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なぜ、走り始めたのか 。
「いつか行きたい」と言い続けていた私が、世界を走り出すまでの話を書きました。👇
