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noteメンバーシップ辛口レビュー100に対するレビュー、あえて「批評」をしてみる

 辛口レビューのこちらの記事が物議をかもしているようです。



この企画についての記事もいろいろ書かれています。



 私に対する辛口レビューに関する感想をいうと、率直に言って、とてもありがたかったです。表面的ではなくて、しっかり読んでいただいていることが伝わりましたし、辛口もありましたが、割と好意的に評価していただいたと感じました。
 


 さて、辛口レビューなので、賛否の声が上がるのは、ある意味当然、というか宿命ともいえます。
 コージーさん(岡村幸治さん)も、これに対するご意見ご批判はウェルカムと述べています。


 コージーさんには、コージーさんなりの信念があったとお見受けしています。
 ただ、この記事によって、「揺さぶられた」方がいたことも事実。
 そういう方もいらっしゃることも考えると、ただ賛辞を示すだけではフェアではないとも思いました。

 なので、普段はビビりなため、批評はしないで、過剰ではあっても考察までしかしない私ですが、いろいろ思うところもありましたし、コージーさんが、辛口レビューをした以上、自分への批判も当然受け入れるともおっしゃっていますので、ここはあえてしっかりと「批評」をしてみようかと思います。

 つまり、良いと思ったことについてはシンプルに良いと述べ、良くないと思ったことについては「私は良くないと思う」と述べたいと思います。

 というのも、この件に関して、いろいろな意見が出ているのですが、割と肝心なこの辛口レビュー記事自体の批評がないかなと思ったからです。

 当然ながら、このあと述べることは、あくまでもらいおんの主観です。「良い」「悪い」の価値判断は、多分に主観を含むわけですから。
 なので、それは違うんじゃないかという意見を持たれても当然だと思います。
 そういう意見があることもまた尊重したいと思っています。

100メンバーシップ、7万文字のレビューを書き上げる筆力

 まず、この辛口レビュー記事は、コージーさんが自らメンバーシップに入会し、実際にメンバーシップ限定記事を読んで、ひとつひとつにレビューを書き、総文字数は7万字を超える大作となっています。

 辛口レビュー記事は実際に購入し、読ませていただきました。
 プロのライターさんであって、7万字もあるのに、飽きずに読めるというのは、とても筆力を感じました。

 私は、小説とかエッセイの表現力が際立っているとかじゃない当たり前のことを言っている普通の文でも、論理的に積み上げられていくことによって、結果的に面白くなっている文章というのが好きです。
 久しぶりにそんな文章を読んだ気がしました。コージーさんの筆力は、素直に素晴らしいと思います。

 評価の語彙もとても豊富で、参考になる言い回しや記述もたくさんありました。レビューはただ書くだけではなくて、レビュー対象を読む時間も要します。そのうえで7万字のレビューを書くというのはむちゃくちゃ大変なことだと思います。

 私のメンバーシップに対しては、「こそあど言葉」を多用しすぎで、「この」がかかっているのか、わかりにくいというご指摘をいただきました。ちゃんと読んでいないと、こういう指摘は出てこないと思います。普通の人は、指示語かどこにかかっているかを正確に把握することなく、なんとなく読んでいるはずだからです。

 そのため、かなりの時間をかけなければできないと思いました。プロのライターの方がこれだけ時間をかけてやった7万字のレビューが980円というのは安すぎるし、あと、自分の記事は読むのが大変な部類だったと思うので(笑)、申し訳なかったと思いました。

 そんなわけで、私は、この記事を購入させていただき、プラスでチップも入れさせていただきました。


メンバーシップ用のコンテンツにのみ着目するという一貫した姿勢


 この辛口レビューの特徴は、あくまでも「コンテンツ」に着目するという姿勢だと思います。
 コージーさんは、文章を売ることよりは、文章を書くことや書いてある内容にこだわっているような気がしました。マーケターではなく、クリエイターと自認されています。

 今年に入ったくらいから、収益化の波が来て、「売るためのnote」というのが流行っている気がします。
 主に、購入ボタンをクリックさせるまでの動線設計についてのマーケティングやライティングテクニックの話が主流です。

 その一方で、「情報商材」批判というのが結構言われています。
 「クリーンな売り方」ということで、メンバーシップによる収益が流行り出したのが今年の2月くらいからだと思います。ただ、収益化の波は、展開の流れが早く全体的に岐路を迎えているのではないかなという印象があります。創作の波が創作大賞が始まってまだ、応募期間中という時間軸ですから、だいぶ早い印象です。


 そんな中「コンテンツ」に着目するというコージーさんの姿勢は、私もとても共感できます。
 今のメンバーシップで伸びているのは、「コミュニティ型」か「コンテンツ系の中でも収益ノウハウ型」であって、その他の「コンテンツ」系を探してもなかなか見つからない。


 「売り方」や「伸ばし方」は、浸透してきたから、そろそろ面白いコンテンツがみたいなあと思っていました。

 コージーさんも「売り方」や「伸ばし方」よりは、「文章の中身」が見たかったんだと思います。
 そして、その部分は、メンバーシップだったら入ってみないとわからない。
 この試みによって、あまり日の当たっていない名コンテンツに光が当たるのだとしたら、素晴らしいことだと思いました。

 ということで、リスクを顧みず、果敢に挑戦されたのだと思います。

 その心意気自体、私は尊重したいと思いました。


「辛口」レビューの難しさ


 100件のメンバーシップに入って、7万字を超える秀逸なレビュー記事が完成すれば、そのレビュー自体が秀逸なコンテンツになりうると思います。

 たまに、意味不明の情熱(笑)で、大量の記事を読み込み、超長文のでクオリティの高い記事を仕上げられる方がいます。それは、創作界隈にもいます。

 例えば、今は、創作大賞の感想文が盛んです。大量の応募作を読んで感想記事を書かれていらっしゃる方がたくさんいる。作品もすごければ、感想もすごい。


 さて、今回の辛口レビュー記事です。  

 この辛口レビュー記事も、「意味不明の情熱(笑)で、大量の記事を読み込み、超長文でかつクオリティの高い記事」でした。
 しかし、この辛口レビュー記事については、2点ほど極めて取り扱いが難しい点があると思いました。

 それが、

 ①有料であること
 ②「辛口」レビューであること

 です。

 ①については、メンバーシップに有料で加入する以上、相応の出費があることから、ある種、やむを得ないのではないかと思います。少なくとも投下資本を回収するくらいは売り上げないと損だけしてしまう。


 ②については、きっかけは瀬戸内note研究所さんのこのポストでした。

 まあ、間違ってはないんですけどね。。。
 この投稿については、正直、「鬼」だと思いました(泣)

ポイントは100個全部やるところ。それを980円で販売。200個くらい売れると思うので、これで5万円投資の、20万円売上で、大体15万円くらい利益になる。時給でいうと1万円超えるかなと。

そのあとこの企画で手に入れた影響力使いながら、やりたい活動をやっていくと、実質手に入れたものは計り知れない。

ただ相当うまくやらないと、メンバーシップの中の人たちに嫌悪されるのでその後の活動がやりにくいかもしれない。ただ、持たざる者としては取り組むに値する施策。 (実際は辛口レビューされた人も得するのでそこまで致命的なことにはならないと思われる)

こういうのもう僕(ある程度noteで影響力がある人など)はできないからこそ、チャンスだったりする。

瀬戸内note研究所さんのポストより

 まず、売上なんですが、200個売れる前提で、利益15万円で時給1万円という資産だと15時間で仕上げる計算です。
 ただ、さすがにコージーさんが投下した時間は15時間ではないと思います。時給換算したら、もっと少ないんじゃないかな……

 次に、企画で手に入れる影響力なんですけど、瀬戸内さんもおっしゃってるとおり、「メンバーシップの中の人たちに嫌悪される」リスクがあるんですよ。

 瀬戸内さんが「持たざる者が取り組むに値する」「自分はある程度影響力あるからできない」と自認しているとおり、ハイリスクな企画なわけです。

 なので、この企画は、「相当うまく」やらないといけない、とてもリスクが高い施策なんですね。

 そして、このリスクというのは、後述しますが、「レビューを書く人が叩かれて炎上するリスク」だけではありません。

 で、瀬戸内さんは「相当うまく」のところを、説明していなかった。

 まあ、これ読んでやろうと思ってやる人の自己責任と言ってしまえば、それまでなのですが、やはり「相当うまく」の説明をいくら何でも省略しすぎとの印象を持ちました。

 というのも、瀬戸内さんは、ご自分の影響力をわかっていらっしゃったはずだし、この企画の「本当のリスク」についても、ご理解していらっしゃるはずだったからです。

 正直これは「よくない」と思いました。

 そんなわけで、おそるおそる瀬戸内さんのポストに引用ポストしました。
 瀬戸内さんから返事はなかったけど……

 ちなみに、この企画が開催された場合の当時の見立てはこんな感じでした。
・ノリで始めた人の辛口が悪口になってしまうと必要以上に傷つく人が現れてしまう
 ・うまくやれば伸びると思うが、「相当うまく」の難易度はかなり高い。
 ・もしやるんだったら、なぜ「辛口」なのか、なぜ入らない理由なのかを丁寧に説明したほうがいい。
 ・人によって受け取り方は違うからワンパターンでできるものではない。
 ・個人的には、客観的な目線が分かるのでやってほしい。

……ということで、個人的にはやってほしい気もしつつ、内心かなり心配でぐちぐち投稿していました……



メンバーシップに入って辛口レビューをする企画の罠


 冒頭で述べたとおり、コージーさんの文章の力量は相当高く、無料部分の説明もかなり丁寧にされていました。
 そして何よりも、全力で取り組まれていたと思います。

 私のメンバーシップにも入っていただいて、じっくり読んでいたことが伺えます。たまに前にかいた記事にコージーさんのイイねや高評価がついたのでじっくり読まれていると思いました。

 私のメンバーシップの記事を丁寧に読んでいただいたことについては感謝しかありません。

 一方で、この企画の難易度はそれ自体がかなり高いなぁと思いました。

 私は、全文拝見させていただきましたが、文章の完成度はすごく高いとおもいます(まあ、ライターさんなので私が言うのもあれですが……)

 ただ、今回に関しては、「メンバーシップに入って辛口レビューをする企画」にしたがゆえに、コージーさんの文才は、それを発揮することが減殺されてしまったんじゃないか、そんなふうに思いました。

 それは、「メンバーシップに入って辛口レビューをする企画」の罠ともいえるのかもしれません。

 ちょっとややこしいかもしれませんが、ここではあえて、いつもより、ちょっとだけ出力高めで「批評」してみますね。


 ① 「面白くない」という評価の難しさ


 私は、過剰考察という謎企画をメンバーシップでやってまして、いつも感じることがあります。それは、「面白い」「面白くない」という評価は極めて難しいということです。

 もちろん、これは主観の評価です。
 「面白い」「面白くない」は、人それぞれ。
 だからこそ、なんで「面白い」のかを書くのはすごく難しいのです。
 で、正直「面白い」はいいんです。面白いと言われた書き手は喜んでくれるから。

 でも、「面白くない」という評価は気をつけなければいけない。
 なぜなら、主観だからこそです。
 つまり、「読んでいる私自身が面白くない可能性」を見落としている恐れがあり、それに気がつかない恐れがあるからです。

 辛口の考察を書く以上は(私の場合は、ビビりなので辛口じゃなくてもこわいけど)、この恐怖って絶対ありまして、少なくともそれを忘れてしまうと全然うまくいかないよなと思ったりしています。


 例えばこの記事の中には、「面白くない」ときこそ、納得がいくまで調べるという記載があります。

今ね、新聞からの依頼で、
ある県の市町村に行って原稿を書く仕事があって、
このあいだも取材に行ったんですけよ。
ただ、町長に聞いた話が面白くなかったんです(笑)。
だから、あさって、もう一回そこに行こうと思ってます。

第3回 どうすれば書けますか? 本当に読みたいことを書けばいい


 「面白い」の表明のほうが楽なんですよ。そして、書くのは楽しい。

 一方で、「面白くない」って、難しいんです。なぜなら、ただ「面白くない」と言ったら、傷つけるだけで終わってしまう可能性があるから。
 そして、書くのもつまらないんです。

 なので、「辛口」で書こうとして、主観で「面白くない」と思った記事を「面白くない」と書くのは、めちゃくちゃつらいと思います。

 だから、そういう感情や思い込みの罠と向き合うのやめて、もう「面白くない」って書きたくなっちゃうんですよ。


 だから、「面白くない」を書くためのマインドは二つだと思います。
 ・「面白くない」といわれた人の反応に対する感情を捨てる
 ・納得がいくまで調べる。繰り返し読む。


 コージーさんの辛口レビューで気になったのは、「面白くない」や「つまらない」という評価のレビューほど短い、淡白な印象があったことでした。

 たしかに、主観で「面白くない」「つまらない」と感じたら、それ以上書きたくなくなるんですよ。一見して、書けることも少なそうだし。
 ただでさえ、7万字なんて驚異的な量、読むだけでも超人的ですから……

 その大変さは、すごくよくわかるし、普通のレビュー記事だったら、そんなに気にならないのですが、なにせこれは「辛口レビュー」の記事です。

 コージーさんの心持ちが、どちらの「面白くない」マインドだったのかはわかりません。
 でも、もしかしたら、後者を選ばず、前者を選んだ可能性はないでしょうか。つまりそれを言われた人の反応に対する感情を捨てた側面がないでしょうか

 というのももし私だったら、捨てないと不可能だからです。

 いわれた人の反応に対する感情を捨てた文章はどうなるか。

 私は、その文章は、つまらなくなってしまうと思います。

 これは、私の主観です。コージーさんの文章は、もともと筆力が高いので全体的にレベルが高いです。

 なので、「面白くない」ほど淡白な印象は、私の勘違いの可能性も大いにありますが、私が指摘したいのは、この過酷な辛口レビューを書くという行為そのものが、コージーさんの文章が持っている本来の良さを低下させてしまったのではないかということです。

 これは、正直コージーさんが悪いとは、思えません。だって、絶対これめちゃくちゃたいへんだもん。

 ただ、そうして書かれた文章の側面があるのだとしたら、それは、言われた方にとっては、「良くないと思います」。
 だからこそ、構造に罠を感じてしまいます。


② 有料で販売することを至上命題としていること


 二つ目が、この企画自体が、有料で販売されて、目標の収益を上げることを至上命題としていることです。

 私も、このお金が絡む難しさと深さを最近すごく感じています。
 はっきり言ってしまうと儲けようと思って書くと、どうしても文章が鈍るんですよ。

 なぜなら、売れる書き方は、購入ボタンをクリックさせることを至上命題にするからです。目的が面白い文章ではなく、クリックさせることになってしまう。

 メンバーシップを始めた当初は、そういう書き方をしてみたこともあります。
 それによって、実際に買ってくれる人が出てというのもあったのですが、読み返してみると、どうしても気になるのは、「面白さ」

 全部無料だったらこの書き方はしないよなあって思います。

 つまり、本当に面白いこと、言いたいことを無料部分で書くのか、有料部分で書くのかの迷いが生じるのです。逆に言うと、これが有料記事の面白いところであり、難しいところなんじゃないかと思っています。

 そして、このときに稼ぎたいが前に出るか、伝えたいが前に出るかがあります。

 わたしは、この辛口レビュー記事を読んでいて、コージーさんには、本当に面白いこと、言いたいことを無料部分で書くのか、有料部分で書くのかの迷いが生じたんじゃないかと思いました。

 しかしながら、ここにも構造の罠があります。

 これはただのレビューじゃなくて、辛口だから「相当うまく」やるのは、非常に難しいんですよ。

 私が気になったのは、コージーさんが有料部分の最後に書いていたことでした。

 つまり、有料部分の最後には、「辛口レビューで不快にさせてしまった人がいたら申し訳ない」、「このレビューが極めて個人的な感想で、客観的に書くことはできたけど、丸々僕の主観で書いた」、「僕に何を言われようとも、あなたは自分の主観に自信をもってほしい。」といったことが書いてありました。

 この部分は、この辛口レビューを「相当うまく」書くうえで非常に大事な記載です。

 でも、無料部分には、このことが書いていないんですよ。

 特に、「丸々主観で書いた」のところは、「だがここでもう一度説明させていただく。このnoteは丸々僕の主観で書かれたものである。」と書いてあるのに、無料部分には、そういう説明がないんですね。
 「ここでもう一度」
がどこになるのか、明確に見当たらなかった(ちょっとブーメラン)。

 これは、たぶん、「稼ぎたい」が前に出てしまったんだと思います。正直甘口レビューだったら最後でもよかったかもしれない。
 でも、「相当うまく」やらないといけない辛口レビューでは、「やっぱりなんで伝えるのか」を前に出さないと、「稼ぐための辛口」の悪い✕悪い印象が前に出すぎてしまう。
 結構痛いミスだったような気がします。

 確かに、コージーさんは、Ⅹでは、この留意点は発信していた気がするのですが、noteのメンバーシップにはⅩをやっていない人もいるはずです。

 だとしたら、ここは、無料部分に書くべきことが書かれていなかったんじゃないかなと思います。

 ここも正直コージーさんが悪いというより、この企画自体の罠だと思います。

 この企画は「稼ぎたい」ではなく、「稼がなくてはならない」だったからです。そして、だからこそ、「伝えたい」よりも「稼ぐための権威性」に引っ張られてしまった。

 もし、この文章が、「伝えたい」よりも「稼ぎたい」が前に出た文章になってしまっていたのだとしたら、「良くないと思います」


 コージーさんほどの文才と信念をもってしても、「相当うまく」やるのはかなり難しいということです。


③ メンバーシップの選定の難しさ


 もう一つは、メンバーシップの選定の難しさです。

 この企画に対する賛否はいろいろ出ているのですが、一番大きいところは、すごくざっくりいうと

反対派
「人のメンバーシップに土足で入って、文句だけ言って帰るとは何事か」
賛成派
「メンバーシップとはいえ、公開でやっているんだから、何言われたっていいじゃないか」

 という対立だと思います(それぞれの理由は割愛します。)。

 反対派の意見としては、法律や規約の問題だったりですとか、クリエイターが安心して創作できる環境といった側面があると思います。

 賛成派の意見としては、例えば口コミレビューを入れるのは自由だし、称賛は許されるのに酷評は許されないのは逆に表現を規制しているのではないかといった感じかと思います。

 規約を隅から隅まで読んだわけではないのですが、おそらく、称賛と批判を厳密に区別するのは難しいと思うので、規約とか法律の問題ではないような気が個人的にはします。また、全てのnoteクリエイターは基本的に称賛も批判も表明をすることが可能である以上、そういうことを言うなというのは無理がある気がします。

 ただ、一方で、例えば、口コミレビューを入れるのは自由だから、批判をいくらでも入れたっていいじゃないか、というのもちょっと雑過ぎるかなと思います。言った方がいい人と、言わない方がいい人っているでしょう?
 あと、メリットがない。グーグルの口コミで、突然、低評価いれまくってる人が現われたら、法律的に問題なくでも、その動きの時点で悪手だし、あとで店から削除要請やクレームが来てもおかしくありません。

 なので、賛成✕反対だけの二元論では、本質にたどり着かないと思います。

 これは、構造上の罠というのが私の見立てです。

 っていうのも、メンバーシップって、みんながみんな伸ばしたいかっていうと決してそうではないと思うのですよ。
 大儲けするつもりもなく、無料で書きにくいことを有料で書いている人もいるだろうし、クローズドなコミュニティ形成を志向している人もいるはずです。

 つまり、今回の100件は、それが全部混在してしまっているということが構造上きわめて難しい問題をはらんでいると思います。

 この問題も、回避することが鬼ムズイです。
 何と言っても、そもそもメンバーシップが見つからないんですよ。

 これもコージーさんはそもそも見つけることに苦労されたと思います。

 そして、構造上コージーさんはとりあえず1カ月分払って入るしかないわけです。で、入ったら、レビューしないわけにはいかない。もう、お金払っちゃってるから。

 結果、辛口メンバーシップをする必要がそもそもなかったと思われるメンバーシップを辛口でレビューすることになってしまったのだと思います。


 そうだとすると、やっぱり許可は必要だったかなって思います。

 メンバーシップの中で、掲示板が使えるわけですし。本気だったら、そこは、行動に移しても良かったんじゃないかなあと。
 私は、ウェルカムでしたけど、そうじゃない人はいるはずし、そうじゃない人の意向は尊重されてしかるべきだと思うのです。

 私は、ライターじゃないんですけど、取材において、取材許可を取るのは基本なんじゃないかと思うし、取材先には敬意を払うんじゃないかなって思います(もしかしたら実際はそうじゃないのかもしれませんが……)。

 辛口のレビューによって読み手に揺さぶりをかけて、さらに、そのメンバーシップに興味を持たせることはとても有効で意義がある記事だと思います。
 ただ、それが「辛口」であり、「有料」であるがゆえに、取材対象への敬意ではなく、不意打ちで揺さぶりのインパクトをかけることを優先したのだとしたら、「良くない」と思います。


 実は、瀬戸内さんも件のポストで、無許可でやった方がいいとは言ってなかったのです。

 このポストは「相当うまく」の説明が不足していたとあえて批判しました。
 よく読むと、こうあります。

ただ相当うまくやらないと、メンバーシップの中の人たちに嫌悪されるのでその後の活動がやりにくいかもしれない。ただ、持たざる者としては取り組むに値する施策。 (実際は辛口レビューされた人も得するのでそこまで致命的なことにはならないと思われる)

 「メンバーシップの中の人たちに嫌悪される」というのは、メンバーシップの中でやりにくくなるかもという意味であって、オーナーに無許可でやって、物議をかもした方がいいという意味ではないのではないでしょうか。

 瀬戸内さんの「相当うまく」の説明が不足しているってこういうところです。

 ここもミスリーディングな気がして、「良くない」と思いました。 


どう考えても「鬼」企画


 ということで、私は、この企画自体があまりにも難易度が高いわりに、リスクの大きい「鬼」企画だと思いました。

 結論から言うと、コージーさんほどの文才があれば、「辛口レビュー」とかじゃなくても、全然よかったんじゃないかと思います。

 瀬戸内さんのポストは「良くない」と思いましたが、コージーさんがやることを選択された以上、私も応援をさせていただきました。

 懸念はあっても、「挑戦」であれば、止める権利が私なんぞにあるわけがないですし、私のメンバーシップをレビューしていただくのは歓迎でしたから。
 実際、コージーさんは「かなり上手く」やられたと思っています。


 でも、やっぱり私が一番懸念していることは、完全には回避できていないのではないかと思いました。

 ①②③の構造上の問題がもたらす最大の懸念は、レビュアーが炎上するリスクではありません。


この辛口レビューを見て、

必要以上に傷つき書くことをやめてしまう人が現われてしまうこと


です。


 私の指摘、全部細かかったかもしれないけれど、仮にこの企画がきっかけで、書くことをやめてしまう人が出てしまうのは、とても悲しいことだと思っています。

 だから、もし、この企画がきっかけで、必要以上に傷つき、書くことをやめてしまう人が出てしまったとしたら、それは、「良くないと思います」。


 だから、私が本当にあえて「批評」として言いたいことは、この一点です。


この辛口レビューをされたからといって、書くことをやめないでほしい


ということです。


 それは、コージーさんが悪いのではなく、企画の構造上、コージーさんの筆が濁らざるを得ないからです。

 だから、コージーさんも、メンバーシップのオーナーも、メンバーシップのメンバーの方も、必要以上に傷つく必要は全くないと思います(瀬戸内さんにはちょっとだけ反省してもらいたいです)。


 構造の問題といいましたが、note収益界隈も岐路に立ってきているのかなと思います。というのも、展開のペースが創作界隈よりも早いです。なので、次のサイクルというのも案外早いんじゃないかなって思っています。

 ただ、個人的には「noteを通して文章読み解く文化を浸透させること」は収益性があってもなくても何らかの形で続けられたらなあと思っています。


 そして、コージーさん、いろいろ辛口で言ってすいませんでした。
 でも、私は、コージーさんの文章素直にすげえと思いました。

 だからこそ、今度は正攻法で書いた「コンテンツ」が読んでみたいです。



ふぅ~、やっぱ辛口はしんどいわ(笑)



らいおん🦁の過剰考察はどうレビューされたか


最後に、コージーさん、こんだけ書いたからちょっとくらい宣伝してもいいよね(笑)


コージーさんの辛口レビューにあった私のメンバーシップに入らない方がいい理由はこれです。

・文章のカロリー過多。読むのに疲れる
・考えすぎてnoteが書けなくなる
・面白すぎて時間が溶ける


 正直、カロリー過多、読むの疲れるって書かれたの私だけだと思います(笑)

 知っているのよ。普段のみなさんがお忙しくて、そんなに長くて、考えないといけない文章なんて読みたくないことを(笑)。
 だから、無料にするとうざいだろうと思って、たまに有料にしています(笑)

 なので、無理せず無料の過剰考察の記事を読んでもらえるとうれしいです。

 普段は、いろんなnoterさんのいいところを辛口批評じゃなくて、過剰に考察しています。過剰考察ってどういうことか、この記事読んだら分かるのではないでしょうか(笑)



 有料のメンバーシップは、他の方のメンバーシップに先にいろいろ入っていただいて、なんか物足りないなあってなって、読み応えのあるの読んでみたくなった方は、よければどうぞって感じです。コージーさんですらカロリー過多なんだから、たぶん無料記事だけでもお腹いっぱいになるんだと思います(笑)



 そして、今度こそ過剰考察やるよ!
 もうここ最近いろんなものに惑わされたけど(笑)
 次の過剰考察する文章は本当にすごいのですから(笑)


 そんなわけで、やっとこさスッキリして「今日一日を最高の一日に」













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